AIによる画像生成が流行ってからかなり久しいですが、まだ作り方を知らないという方も多いかもしれません。
本記事では、そんな初心者の方のために、AIグラビアはどのように作られているのかを解説します。
ただし、基本的にですが芸能人の画像を使って作ったグラビアの画像などを、SNS上に上げたりするのは肖像権の観点から禁止されています。
作って個人で楽しむ範囲であれば合法なので、作成する方は個人で楽しむようにしてください。
【基本】AIグラビアを作る2つの方法

まず、AIグラビアを作る方法は大きく2つあります。
- フェイススワップ(ディープフェイク)を使う
- Loraモデル等、AI学習させたモデルで画像生成する
です。まずはそれぞれの特徴を簡単に理解しましょう。
フェイススワップ(ディープフェイク)

こちらは、いわゆる昔からあるアイコラの延長で、他の写真に対して顔を埋め込むAI技術のことです。
どちらかというと動画に使われることが多いですね。
こちらは、元の画像を自分で用意する必要があるので、みなさんが想像するAIグラビアとは違うかもしれません。
ただ、合成元の画像と体の画像を用意すればいいだけなので、比較的簡単に生成することが可能です。
具体的な流れは以下のとおりです。
- 顔検出
画像や動画から人物の顔領域を自動で検出し、輪郭・目・鼻・口などの位置(ランドマーク)を特定。 - ランドマークマッピング
入れ替え先の顔(ターゲット)にも同じランドマークを取得し、両者の対応点を計算。顔の大きさ・角度・表情を一致させるために変形(ワーピング)を行う。 - 合成・ブレンド
ワーピング後の顔を元画像に重ね、周囲の色調や照明を調整して境界線を滑らかに。最後にノイズ除去やカラーグレーディングを施して違和感を最小化。
ディープフェイクはスマホでも作ることが可能なので、気になる方は以下の記事もお読みください。
AI学習モデルによる画像生成(Lora)
おそらく、みなさんが想像するAIグラビアはこちらかもしれません。
こちらは、既存のAI画像生成モデルに加えて、生成したい女優やキャラクターの写真を追加学習させることで、そのスタイルに近いものを生成できるという仕組みです。
次の章で具体的な作り方をご紹介します。
AI画像生成によるAIグラビアの作り方
項目 | 自分で環境構築) | サービス利用 |
---|---|---|
初期費用 | 高(GPU必須) | 低(月額制が多い) |
難易度 | 高(技術知識必要) | 低(すぐ始められる) |
自由度 | 高(制限なし) | 中(サービス規約に依存) |
カスタマイズ性 | 高(モデル選択可能) | 中(限定的) |
継続コスト | 低(電気代のみ) | 高(月額料金) |
学習コスト | 高(時間がかかる) | 低(直感的操作) |
基本的な方法としては、大きく2つのやり方があります。
- 「Stable Diffusion」というAI画像生成ができる環境を整え、自身で作成する
- StableDiffusionを使うことができるサービスを利用する
前者も後者もお金がかかりますが、前者のほうが規制もないため自由度が高いというイメージです。(際どい画像なども自分のPCなら生成できます)
ただ、後者のほうが圧倒的に簡単で、今すぐにでも画像を生成することができます。
前者の方法を知りたい方は、記事を添付しておきますのでぜひお読みください。
本記事では、後者の方法を解説していきます。
CIVIT AIで画像生成してみよう

基本的には簡単で、CIVIT AI上で好きなモデルを選んで生成するだけです。
①Modelsを選ぶ

②あとは、好きなモデルを選んで「create」を押すだけです。

CIVIT AIはモデル配布サイトなので、非常に数多くのモデルが存在します。
それらのモデルをうまく使うことで、グラビア写真風の画像を生成することも可能です。
また、もし自分が使いたいモデルがない場合、自分でモデルを作成することも可能です。詳しくは以下の記事を参考にしてみてくださいね。(CIVIT AI上で簡単に作成することも可能)
まとめ
何度も記事中で述べていますが、基本的に芸能人やタレントの画像でAIグラビアを作成し、流布することは肖像権などの観点から犯罪行為です。
あくまで楽しむ場合は個人の使用範囲にとどめてください。
AI技術は楽しく使用すれば、非常に便利なものです。ぜひ注意しながら楽しんでみてくださいね。
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