「PixAI.Arを使ってイメージどおりの画像をつくりたい」
「プロンプトやLoRAなど専門用語が難しく、使い方がわからない」
PixAI.Artのような多機能な画像生成AIは、操作が複雑なため途中で使うのを諦めてしまった方もいるのではないでしょうか。
理想のイラストを生成するには、ツールの仕組みを理解し適切な設定を行なう必要があります。
そこで本記事ではPixAI.Artの使い方を網羅的に解説します。
📖この記事のポイント
- 美少女イラストのクオリティがすごい!無料で使えるAI画像生成「PixAI.Art」が話題!
- 「ワンピ風」「ヒロアカ風」など、特定キャラや画風を再現できる「LoRA」モデルが使えるのが最大の魅力!
- 商用利用は、使う「モデル」や「LoRA」の規約次第!使う前に必ず作者の許可を確認しよう!
- AIでイラストを生成する「趣味」を、一歩進んだ「スキル」に変えてみよう!
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PixAI.Artの使い方
PixAI.Artでの画像生成は8つのステップが必要です。基本的な流れを理解すれば、効率的に理想のイラスト作成を進められます。
ステップごとに解説します。
STEP1.プロンプトの入力
プロンプトとは、生成したい画像の内容を具体的に指示するテキストです。不要な接続詞を削り、重要な単語をカンマで区切って並べれば、より指示が伝わりやすくなります。
目的・被写体・スタイル・構図・背景など要素を具体的に指示するとクオリティをあげるのに有効です。
たとえば、「女の子」といった抽象的な表現ではなく、「銀髪、青い瞳の少女、微笑んでいる、白いドレス、森の中、木漏れ日」のように細かく指示を出しましょう。
また、プロンプトは日本語でも入力可能なものの、英語のほうがAIの解釈精度が高い傾向にあります。英語が苦手な方は、翻訳機能の利用がおすすめです。
タグの順序も出力に影響するため、重要な要素ほど前に配置しましょう。
STEP2.モデルを選択
モデルは、画像の画風やタッチを決定するベースの学習データです。
アニメ風のイラストや写真のようなリアルな人物描写、水彩画のようなやわらかなタッチなど多種多様なモデルが用意されています。

モデルを選ぶ際は、自身のつくりたい画像のイメージと合致するかどうかを基準に判断しましょう。
同じプロンプトを使用しても、選択するモデルが異なれば生成されるイラストの雰囲気は大きく変わります。
イメージにあうモデルを見つける作業は、画像生成において重要なプロセスです。
STEP3.LoRAを選択
LoRAは、ベースとなるモデルに対して特定のキャラクター・服装・画風などの要素を学習させるための追加ファイルです。

特定のキャラクターを再現したり独特なアートスタイルを適用したりできるため、表現の幅を大きく広げられます。他にも、自分でアップロードしたデータをAIに学習させることも可能です。
また、LoRAを使用する際は適用強度を調整しましょう。強度が高すぎると特徴が過剰に反映され、イラストが破綻する原因になるため注意が必要です。
STEP4.縦横比を設定
生成する画像の縦横比は、使用用途にあわせて選びましょう。
たとえば、スマートフォンの壁紙やSNSのストーリー投稿には縦長比率(9:16)、PCの壁紙やYouTubeのサムネイルには横長比率の(16:9)。正方形(1:1)は、SNSのプロフィール画像など汎用的に使いやすい比率です。
また、画像の出力サイズによっても必要なクレジットの消費量が変わります。
試行錯誤の段階では小さめのサイズで生成し、構図が固まってから希望のサイズで出力するなど使いわけをしてもよいでしょう。
STEP5.画像枚数を設定
一度に複数枚の画像を生成すれば、同じプロンプトからでも多様なバリエーションの画像を比較可能です。
PixAI.Artでは、「一括」と「単一」のどちらかを選択できます。

「一括」を選択した場合、一度に4枚の画像を生成します。AIの性質上同じ指示でも結果は微妙に異なるため、1度に複数枚生成し、もっともイメージに近い1枚を選ぶとよいでしょう。
ただし、生成枚数を増やすとその分クレジットの消費量と生成にかかる時間も増加します。
むやみに枚数を増やすのではなく、まずは「単一」で生成して方向性が正しいかを確認してから進めるのも効率的です。
STEP6.ControlNetを選択

ControlNetは、参照画像を用いて生成される画像の構図やポーズを精密に制御するための拡張機能です。
たとえば、参照となる画像から人物のポーズを棒人間で抽出したり、手描きのラフスケッチから線画を生成したりできます。

ControlNetを利用すれば指定したポーズを反映したイラストを簡単に生成できるため、イメージどおりの作品づくりに役立つでしょう。
STEP7.高級設定
高級設定を調整すれば、画像の品質や生成プロセスをより細かく制御できます。
主要な項目は、以下です。
- ネガティブプロンプト:画像に含めたくない要素を指定
- Sampling Steps:生成過程の反復回数を決める
- Sampling Method:ノイズ除去のアルゴリズムの種類を決める
- CFG Scale:プロンプトへの忠実度を調整する
たとえば、素早く結果を確認したい検証段階ではSampling Stepsを低めに設定。最終的に高品質な一枚を仕上げたい場合は高めに設定するなど、使いわけるとよいでしょう。
また、画像が破綻してしまった場合はネガティブプロンプトを見直したり、CFG Scaleの値をさげてプロンプトへの忠実度を弱めたりなど、調整を試みると改善される場合があります。
STEP8.生成
すべての設定が完了したら、生成ボタンをクリック。設定内容によるものの、数分~数時間で画像が生成されます。
▪️プロンプト
silver-haired, blue-eyed girl, smiling, white dress, in a forest, sunlight filtering through the trees

モデルは「Neverland」を指定し、他はデフォルトのままで出力した結果、以下の画像が生成されました。

画像が生成されたあとは、細部をチェックしましょう。特に、キャラクターの手指や瞳の形、全体のバランスが崩れていないかなどを確認します。
もし指の数が異なっていたりイメージと違ったりした場合は、再度プロンプトや設定を微調整しましょう。
過去に生成した画像の設定を確認し工夫や改善を積み重ねれば、理想に近いイラストを一発で仕上げる力につながります。
PixAI.ArtとはAIイラスト作成ツールの1つ
PixAI.Artは、簡単なテキスト入力や設定だけで高品質なアニメ風イラスト・リアルな画像を生成できるツールです。
- 料金プランは3つ
- ブラウザ版とスマホアプリ版で利用できる
- 『LoRA』で特定の画像が生成できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
料金プランは3つ
PixAI.Artには、無料プランと有料プランが3つ用意されています。

各プランの主な違いは、毎月付与されるクレジット数・LoRAの設定上限・生成処理の優先度などで、無料プランでも基本的な画像生成は十分に可能です。
しかし、頻繁に利用する場合や、より高機能・高速な生成を求める場合は有料プランへのアップグレードを検討するとよいでしょう。
ブラウザ版とスマホアプリ版で利用できる

PixAI.Artは、パソコンから利用できるブラウザ版と、スマートフォンから利用できるアプリ版の2つです。
アカウントは共通のため、同じIDでログインすれば生成した画像やクレジットの情報を同期できます。
外出先ではアプリで手軽に思いついたアイデアを生成。自宅に戻ってからブラウザ版でじっくり仕上げを行なうなど、柔軟な使いわけができます。
『LoRA』で特定の画像が生成できる
PixAI.Artでは、LoRAで特定の画風・キャラクター・衣装などの要素を生成画像に反映できます。

多種多様なLoRAを追加で学習させられるため、生成画像の幅が飛躍的に向上しました。
たとえば、「特定のアニメキャラの画風」を再現するLoRAや、「特定の髪型や服装」を忠実に描画させるLoRAなどがあります。
LoRAは適用強度を調整したり複数組みあわせたりすることで、独創的な表現が可能です。ただし、過剰な適用や相性の悪い組みあわせは画像の破綻を招く恐れがあります。
適切なチューニングを行ない、好みの画風やキャラクターを取り入れながら、自分だけのビジュアルをつくりあげましょう。
PixAI.Artで画像生成するプロンプト例
PixAI.Artで思いどおりの画像を生成するには、具体的なプロンプトの記述が鍵になります。効果的なプロンプト例と、精度をあげるためのポイントは以下です。
- アニメ風美少女
- リアルなAI美女
- プロンプト精度をあげるポイント
一つずつ見ていきましょう。
アニメ風美少女
アニメ風の美少女イラストを生成する場合、キャラクターの特徴を細かく指定することがクオリティ向上の鍵です。
▪️プロンプト
anime style, 1girl, solo, silver hair, long hair, blue eyes, smiling, white dress, standing in a forest, sunlight filtering through trees, masterpiece, best quality

モデル「Whimsical」を指定して生成した画像が以下です。

画風・被写体・髪や瞳の色・表情・服装・背景・構図、さらに品質を指定するタグを組みあわせています。
また、指の形が崩れたり輪郭線が乱れたりするのを防ぐには、ネガティブプロンプト欄に「bad hands, worst quality, low quality, extra fingers, deformed limbs」などを入力するのが効果的です。
リアルなAI美女
写真のようにリアルなAI美女を生成するには、写実的な表現に適したモデルを選んだうえで、撮影用語を取り入れたプロンプトが有効です。
▪️プロンプト
photorealistic, 1 beautiful woman, young woman, detailed skin texture, detailed eyes, soft lighting, sharp focus, dslr, (shot on Canon EOS 5D Mark IV)

モデル「AddictiveFuture_Realistic_SemiAsian」を指定して生成した画像が以下です。

画風・被写体の詳細・光加減、さらには具体的なカメラを指定することで、写真のようなリアルな質感を表現できます。
特に、肌の質感(skin texture)や瞳の輝き(detailed eyes)などを強調する指示は、リアリティを高めるのに役立ちます。
全身を生成する場合、手指の崩れはリアル系でも起こりやすいため、ネガティブプロンプトでの対策は必須です。
プロンプト精度をあげるポイント
プロンプトの精度を高めるために意識すべきポイントをまとめました。
- 具体性を高める
- シンプルに核心だけを「,」で区切って書く
- 重視する要素を先に書く
- 重みを付けたい内容は倍数を入れる
AIにもっとも重視してほしい要素、たとえば被写体の特徴などはプロンプトの前方に配置します。
くわえて(keyword:1.3)のように特定の単語を括弧と数値で囲んで重み付けをすれば、意図を強く伝えるために有効です。
また、「美しい」と抽象的な言葉よりも、「輝く瞳」「滑らかな肌」など具体的な描写を用いるとAIは解釈しやすくなります。
PixAI.Artで使うクレジットの仕組み
PixAI.Artでは、画像を生成する際に「クレジット」と呼ばれるポイントを消費します。クレジットの仕組みを理解し、賢く管理するためのポイントをまとめました。
- クレジットの消費量は生成する画像によって変わる
- クレジット消費を抑える方法
- クレジットは毎日もらえる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
クレジットの消費量は生成する画像によって変わる
生成する画像の設定によって、クレジットの消費量は変動します。基本的に、AIへの負荷が高い処理ほど多くのクレジットが必要です。
たとえば、低解像度で基本的な機能のみを使って1枚生成する場合は消費が低くなります。一方、LoRAを指定したり高解像度かつ高度な設定を併用して生成すると、消費量は大幅に増加します。
「生成」ボタンを押す前に、画面に表示されている消費クレジットを確認する習慣をつけるとよいでしょう。

意図せず大量のクレジットを消費する事態を防ぎ、計画的な利用につながります。
クレジット消費を抑える方法
クレジットを効率的に使うには、生成プロセスを段階的にわけるのがおすすめです。
プロンプトや構図を試行錯誤する「下書き」の段階では、画像サイズを小さく設定すると1回あたりの消費を抑え、多くのアイデアを試せます。
最終的な方向性がかたまり「仕上げ」の段階になってから高品質な機能を設定し解像度をあげて出力すれば、無駄なクレジットの消費を防げるでしょう。
クレジットは毎日もらえる
PixAI.Artでは、有料プランに加入していなくても毎日一定量のクレジットを無料で獲得できます。たとえば、ログインや作品のシェア・いいね!をされた数などです。

コツコツとクレジットを貯めれば無料でも多くの画像生成を楽しめるため、毎日のログインを習慣化するとよいでしょう。
商用利用と著作権について
PixAI.Artで生成した画像を商用目的で利用する際は、利用規約と著作権に関するルールを正しく理解し、遵守しましょう。
PixAI.Artの利用規約には、以下のように書かれています。
しかし、画像生成に使用したモデルやLoRAにも、それぞれ作者が設定した個別の利用規約が存在します。
商用利用の禁止やクレジット表記を義務付けている場合も多いため、配布元の「権限について」を必ず確認し、遵守しましょう。

くわえて実在する人物の写真や著作権で保護されているキャラクター、商標登録されたロゴに類似する画像は肖像権や著作権・商標権の侵害にあたる恐れがあります。
法的なリスクを避けるためにも権利関係がクリーンな素材のみを使用し、倫理的な利用を心がけましょう。
まとめ
PixAI.Artは多機能でありながら、基本的なステップと設定項目の役割を理解すれば誰でも高品質なイラストを生成できるツールです。
- 画像生成はプロンプト入力からはじまり、モデル・LoRA・各種設定を経て行なわれる
- プロンプトは具体的かつ重要な要素を先に記述するのが精度向上のコツ
- クレジットは生成設定の負荷に応じて消費量が変動するため、計画的な利用が重要
- 無料でも毎日クレジットを獲得でき、LoRAなどの応用機能も利用可能
- 商業利用の際はPixAI.Art本体の利用規約にくわえ、モデルやLoRAの利用規約も必ず確認する
はじめは難しく感じても、本記事で解説した手順に沿って試行錯誤を繰り返せば少しずつ思いどおりの画像がつくれるようになります。
プロンプトやLoRAの組みあわせは多種多様なため、自分だけのオリジナル作品を生み出す楽しさを実感できるでしょう。
本記事を参考に、ぜひPixAI.Artを使ったAIイラスト制作の世界であなたの創造性を形にしてください。
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