『Felo AI』とは?2025年注目の国産AI検索エンジン!マインドマップや資料も自動生成

AIツール

Felo AIが凄いらしいけど、一体何ができるの?

って疑問に思う方も多いのではないでしょうか?

ひと言で言うと、超高性能なアシスタントです。

ただの画像生成だけでなく、テキストを画像化、多言語検索、SNS検索など「あったらいいな」が全て詰まっている新時代のAIです。

ここでは、Felo AIの機能や具体的に何ができるのかを解説します。

監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

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Felo AI とは?

Felo AIは、検索だけでは得られない深い洞察を実現します。資料作成や図式化をワンストップで行える点が特徴です。

日本発AI搭載検索エンジン

Felo AIは日本国内で開発されたAIです。

他のAIにはない特徴を兼ね備えており、今まで使うことができなかった機能が使用できます。

・多言語対応

・マインドマップ生成機能

・資料生成機能

運営会社はFelo (フェロー)株式会社

運営はFelo株式会社によって行われています。

同社は国内のベンチャーとして、2024年に東京で設立されました。

さらに、2025年5月からは国内パートナーとして株式会社アシストと代理店契約を締結し、500社への「Felo Enterprise」提供を目指してB2B展開に力を入れています。

検索・収集系の機能

多言語対応検索機能

異なる言語のウェブページを横断検索できます。

日本語で検索しても、英語やドイツ語で書かれたページの内容を日本語で確認できます。

実は、日本語はインターネット上のウェブサイト上で3%しか使われていません。

しかし、英語は50%以上と圧倒的に多いのです。

つまり、多言語検索を使うことであらゆる情報源を検索することができるのです。

SNS情報収集機能

TwitterやFacebook、Instagramの投稿を同時に取得することができます。

Felo AIは検索モードを切り替えることができ、SNS検索モードを活用すればSNS上の情報から市場動向やトレンドなどを確認できます。

WEBページは常に最新の情報が掲載されているとは限りませんが、SNS検索を使うことでタイムリーな情報を入手可能です。

フォーカス機能

WEBやSNS検索だけでなく、公開されている論文にフォーカスして検索する機能もあります。

たとえば、根拠に基づいた正確な情報を検索したいときに有用です。WEBページでは根拠のない情報も多いので、専門分野を調べたいときに便利な機能といえます。

トピックコレクション機能

トピックコレクション機能は、リサーチ結果を整理しトピックごとに保存しておくことが可能です。

検索結果をトピックにまとめて保存しておけば、次回同じテーマについて検索するときに再リサーチが不要になります。

保存されたトピックに新しい情報を追加することもできるので、一貫して作業を進めることが可能です。

生成系の機能

プレゼン自動生成

検索結果をまとめてスライドを生成することもできます。

テンプレートを選ぶことでレイアウトを自動で調整し、読みやすいスライドを作ってくれます。

微調整は必要ですが、会議資料の作成時間を大幅に短縮できるので、本業に集中できます。

マインドマップ出力

検索結果をマインドマップで出力することもできます。

情報を体系化された図で見ることができるので、構造を直感的に把握できます。

また、タイムラインを生成することもできるので、企画立案やブレインストーミングに最適なツールです。

一部の画像生成機能

ここから画像の生成が可能です。

ただ、ChatGPTの機能を間接的に利用しているだけなので、画像生成のみが目的であればChatGPTでも良いかもしれません。

要約生成

長文の記事やレポートを短く要点だけにまとめます。

WEBページの要約をして欲しい時は、URLを入れるだけで自動的に出力されます。

また、手持ちのデータを要約することも可能です。PDFをアップロードすることで自動的に要約してくれます。

核心を押さえた情報を効率的に取得できます。

対話・インターフェース系の機能

Felo Chat

ユーザーの入力に対しAIが対話形式で回答します。通常の検索と異なりWEB検索を介しません。

Felo Chatをうまく利用すれば、ChatGPTやClaudeのサイトにアクセスすることなく、Feloのみで生成AI活用が完結します。

操作はチャットUI上でシンプルに行えます。

「Felo」アプリ

Feloの機能はiOS、アンドロイド版のアプリでも利用可能です。以前は「Feloボイス」という名前でした。

アプリ版だと音声入力が可能なので、手を使わずに情報収集が行えます。

ただ、開発途上のアプリなので今後サービスが変わっていく可能性があります。

Felo AIと他のAI検索エンジンを比較

FeloとPerplexity AIとの比較

項目FeloPerplexity AI
提供元Felo株式会社(日本)Perplexity AI社(米国)
対応言語日本語特化(英語も可)英語中心(日本語も対応)
強み日本語での自然な回答、企業向け機能出典付きの最新情報検索、速報性
出典の表示◎(必ず明示)
検索精度固定モデルによる安定した回答リアルタイム検索で情報が豊富
生成機能スライド・議事録・マインドマップなどテキスト回答のみ
無料プランあり(制限あり)あり(制限あり)

日本語については、回答の深さや精度でFeloが強みを持ちます。

また、生成機能はFelo AIに分があります。Perplexityは日本語検索が可能ですがマインドマップやスライドの出力はできません。

多機能を求めるならFeloがお勧めです。

FeloとGensprakとの比較

項目Felo(フェロー)Genspark(ジェンスパーク)
提供元felo株式会社(日本)Genspark Inc.(米国)
対応言語日本語メイン(英語ほか対応)英語メイン(一部日本語対応)
強み日本語特化の自然対話+スライド/マインドマップなど可視化機能リアルタイムWeb検索+出典付き回答
出典の表示◎ 番号付き脚注でリンクを明示◎ 回答末尾の番号+サイドバーでソース一覧
検索精度モデル+ベクトル検索による安定した回答常時リアルタイム検索で最新情報を取得
生成機能◎ 議事録・提案資料・要約チャート・ビジュアル資料自動生成◎スライド生成も可能
カスタマイズ◎ 法人向けに社内データ連携・セキュリティ設定が可能△ API利用のみ
無料プランあり(使用量制限・機能制限あり)あり(使用量制限・Proプランで拡張可)

Felo AIとGensprakは機能が似ていますが、Feloの方が自然な日本語で出力されます。

英語検索するならGensprak、日本語で使用するならFeloがおすすめです。

料金体系

項目無料プラン有料プラン(Pro)
価格無料月額 ¥2,099/月(年間プラン \1,750/月)
プロフェッショナル検索回数1日あたり最大 5回1日あたり最大 300回
使用可能モデル標準モデルのみ標準モデルに加え、OpenAI O1 や Claude 3.5-Sonnet、GPT-4o などの 高度なモデル へのアクセス
回答の深さ・洞察標準的な回答より深い回答探索(フォローアップ質問に対応
資料作成機能制限あり制限なし

無料版

基本的な要約や翻訳機能は変わりありませんが、高度な検索機能の使用回数が1日5回までに設定されています。

また、パワーポイントのスライド生成の回数にも制限が掛かります。

1日数回の利用であれば、無料版でも十分なほどの機能があります。

有料版

有料プランは月額、年額の2種類です。

月額 ¥2,099/月(年間プラン \1,750/月)

1日300回のプロフェッショナル検索

PowerPoint作成が無制限

無制限のファイル分析

ファイルは永久に保存され、最大200万文字の解析をサポート

Felo公式

有料プランに入ると、GPT-4o、Claude 3.7 Sonnet など高度なモデルを利用することが可能です。

Felo AIの使い方

市場分析

たとえば、業界動向のデータやレポートの収集でも役立ちます。

Feloのフォーカス機能を使って対象を論文に絞れば、ポイントを短時間で把握可能です。

マインドマップで分析結果を出力すれば社内共有もできます。調査レポート作成の工数を大幅に削減可能です。

スライド資料作り

見出しと要点を入力するだけでスライドを生成可能です。

『Canva』と連携しており、生成したスライドをもとにCanva上で再編集することも可能です。

パワーポイントでの出力も可能なので、資料作りの手間を大幅に短縮できます。

議事録の作成

会議音声をアップロードすることで、自動文字起こしによる議事録作成も可能です。

録音⇒AI文字起こし⇒要約⇒PDF出力

もう議事録を取る人は必要ありません。

会話の内容すべて記録した上で、要点をまとめて出力してくれます。

コンテンツ作成

ブログ記事や文書の下書きを自動生成できます。

・見出しから本文生成

・スライド生成を応用してアイキャッチ作成

・最後の校閲

生成だけではなく、文法や表現の誤りも検出することができます。

Felo AIの3つの活用事例

活用事例① 市場調査レポート作成

Felo AIで業界トレンドを横断検索し、レポートを作成することが可能です。

論文や調査データが記載されたPDFも検索できるので、市場調査がより身近なものになりました。

・目標設定

・業界動向調査

・競合他社の調査

すべてがFelo AI上でできます。

もちろん、ファクトチェックは必要です。しかし、レポートの骨子がわずか数分で完成するのです。

調査時間を大幅に削減し、戦略検討に集中できるようになりました。

活用事例② 部署の行動計画策定

FeloのChat機能を利用した行動計画の策定の例です。

ある会社の製造部が来年の行動計画を立てようとしていました。社内でアイデアを出し合って、Felo AIで要約するといくつかの計画案が出てきます。

得られたアイデアを元に、プレゼン自動生成機能で計画案スライドを作成。

スライドのレイアウトや図表が整っており、そのまま共有資料として活用可能です。

修正点があっても骨子ができているため、すぐに修正することができます。結果として、計画策定の時間を削減することができました。

活用事例③ 営業活動のシミュレーション

営業活動にも応用ができるという例です。

過去の商談内容をアップロードし、議事録作成機能で会話の要点を抽出。抽出結果をもとに販売トークの改善案をFelo Chatで生成しました。

社内のメンバーからは出てこない案もたくさん出ます。

PDCAサイクルを繰り返すことで、成績の向上も見込むことができます。

実際にFelo AIを使ってみた

マインドマップ出力で企画会議

「自動車の販売方針」というタイトルを入力し、マインドマップをを生成しました。

情報を入れるほど具体的な案になります。

いちから考える必要がないため、最終的にアウトラインをそのまま資料に落とし込む手間も省けました。

レポート読み込みで要約生成

長い業界レポートも、要約生成にかけると数百字に短縮可能

見出しを出すように指示すれば、自動抽出されます。要点だけをピックアップするため不要な部分を読む必要がありません。

社員への共有も迅速化するので、情報展開のスピードが上がります。

プレゼン自動生成で資料準備

見出しと要点を入力するだけで、スライド10枚が即完成します。

修正点があるときはCanva上で簡単に編集できるので、資料作成にかかる時間を短縮できます。

SNS情報収集で顧客声分析

SNS検索機能を使うことで、関連投稿をまとめて取得することができます。

SNSは顧客の声がダイレクトに反映されるので即時性が高いです。マーケティング施策の立案にも役立つデータを迅速に得ることが可能です。

Felo AIを使用する際の2つの注意点

注意点① 機密情報の取り扱い

社外秘データのアップロードはオススメしません。

AIの特性上、ユーザーの検索行動が記憶されてしまうので、機密情報の漏洩リスクを回避できないからです。

機密情報がある場合は、別の数字や文字に置き換えて検索するという手があります。

注意点② 出力結果の検証

AIが生成する要約や提案は必ず人の目で確認しましょう。

生成AIはまだ完全ではないため、事実と真逆の回答が出力されることがあるからです。

特に専門性の高い内容では、誤訳や誤解が発生する場合があります。

まとめ:Felo AIは日本発の高性能検索エンジンだった!

Felo AIは人工知能による横断検索と生成機能を一体化し、作業効率を劇的に改善するツールです。

普段の調べ物から、仕事での市場調査や資料作成まで幅広い分野で役立ちます。

現在もアップデートを重ねているため、さらなる機能拡張が期待できるプラットフォームです。

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