【プロンプト付】ChatGPTで顔面採点をする方法とは?注意点もご紹介

ChatGPT

「ChatGPTに顔面採点をしてもらいたいけど、どうやって始めればいいのかわからない…」
SNSでChatGPTの顔面採点に関する投稿を見て、このように思っている方もいるかもしれません。

ChatGPTの顔面採点は、写真から受ける印象を言語化してくれる便利なツールです。
ただし、点数の受け取り方を間違えると落ち込んだり、背景の写り込みから個人情報リスクが生まれたりする可能性があります。

今回は、ChatGPTの顔面採点でできること・やり方・プロンプト例・安全に試すための注意点と結果を改善に変える使い方・GPTsと通常チャットの使い分けまでをまとめて解説します。
本記事を読んで、まずは安全な形で、ChatGPTの顔面採点を試してみてください。

内容をまとめると…

  • ChatGPTの顔面採点では、採点結果・評価の理由・改善案の3点をまとめて確認できる

  • ChatGPTの顔面採点の結果を人と比べすぎるのではなく、メイクなどの改善材料として活用する

  • 写真の中に個人情報が含まれているので、結果の取り扱いには十分な注意が必要

  • GPTsと通常チャットは、目的に応じて使い分けると効果的

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監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

ChatGPTの顔面採点でできること

ChatGPTの顔面採点では、顔写真をもとに「見た目の印象」を言語化し、改善のヒントまで含めてフィードバックを受け取ることができます。
単に点数を出すだけでなく、なぜその評価になったのか、どこを変えると印象が良くなるのかまで聞ける点が特徴です。

具体的には、主に次の3点をまとめて確認できます。

採点結果:100点満点など指定したスケールでの総合評価
評価の理由:総合評価を出力した理由
改善案:メイク・髪型・服装など次に試せる具体的な提案

このように、ChatGPTの顔面採点は「美しさの正解」を決めるものではありません。
あくまで第三者視点での印象を整理し、自分では気が付きにくいポイントを知るツールとして使うのが適しています。

ChatGPTで顔面採点をする方法

ChatGPTの顔面採点は、手順さえ押さえれば数分で試すことができます。
ここでは、ChatGPTの顔面採点を3つのステップに分けて解説します。

ChatGPTで顔面採点をする方法
  • STEP1
    採点したい写真を用意する

    顔面採点の結果は、写真の条件に大きく左右されます。
    まずは、評価に使う写真を整えることが大切です。
    以下が、顔面採点に向いている写真のチェックポイントです。

  • STEP2
    ChatGPTにアクセスする

    次に、画像入力が使えるChatGPTにアクセスします。
    新規チャットを開き、用意した顔写真をそのまま添付しましょう。

  • STEP3
    プロンプトを入力して送信する

    最後に、チャット欄に適切なプロンプトを入力します。
    ここで評価の質がほぼ決まるため、点数の基準や出力形式をあらかじめ指定するのがポイントです。

この3ステップを押さえれば、ChatGPTでの顔面採点はすぐに実行できます。
次のセクションでは、実際に使えるコピペ用のプロンプト例を紹介します。

コピペで使える!顔面採点のプロンプト

本章では、実際にChatGPTの顔面採点で使用できるプロンプトを3つご紹介します。
気になる例がある方は以下の青字部分をクリックすると該当箇所に遷移します。

ポイントは、スケール(点数の基準)と出力形式を固定し、根拠と次にやることまで必ず出させることです。
以下で詳しくプロンプト例についてみていきましょう!

基本のプロンプト

まずは、顔面採点の基本のプロンプトです。
ChatGPTの顔面採点を初めて試す方や必要最低限の情報が欲しい方は、このプロンプトを使用してみてください。

【依頼】添付した写真を「顔面採点」として評価してください。
【採点】100点満点で採点してください。
【出力形式】次の順番・見出しで出してください。

【1】総合点(/100)
【2】良い点(3つ)※それぞれ理由も書く
【3】改善点(3つ)※それぞれ理由も書く
【4】次に試すべきこと(すぐできることを優先)
【5】根拠(どの特徴を見てそう判断したか)※箇条書きで

【条件】表現は丁寧にしてください。侮辱や人格否定、差別的表現は絶対にしないでください。

以下は、実際に筆者がChatGPTの顔面採点を基本プロンプトで試してみた結果です。

このように、与えた条件をもとにわかりやすく回答してくれました。
基本プロンプトでも十分自分の良い点や改善点が理解できました。

▷ChatGPTの顔面採点の結果の受け止め方について知りたい方はこちらをクリック!

辛口モードのプロンプト

次に、顔面採点の辛口モードのプロンプトです。
ChatGPTの顔面採点を辛口で試したい方や改善点を多めで知りたい方は、このプロンプトを使用してみてください。

【依頼】この写真を「顔面採点」として、忖度なしで厳しめに評価してください。
【採点】100点満点で採点してください
【出力形式】次の順番・見出しで出してください。

【1】総合点(/100)
【2】良い点(2つ)※それぞれ理由も書く
【3】改善点(5つ)※それぞれ具体的な理由も書く
【4】改善の優先度TOP3
【5】次に試すべきこと(すぐできることを優先)
【6】根拠(どの特徴を見てそう判断したか)※箇条書きで

【条件】表現は丁寧にしてください。侮辱や人格否定、差別的表現は絶対にしないでください。
    改善目的のフィードバックに限定してください。

以下は、実際に筆者がChatGPTの顔面採点を辛口モードのプロンプトで試してみた結果です。

先ほど試した基本のプロンプトと比較して、13点低い結果となりました。
そのため、指示通りかなり辛口で採点されていることがわかると思います。

しかし、プロンプト内で「侮辱や人格否定、差別的な表現は絶対にしないでください」と指定したため、攻撃的な口調で回答を行っている部分はありませんでした。
また、改善点や次に試すべきことについて詳しく書かれているのも辛口プロンプトの良い点です。

▷ChatGPTの顔面採点の結果の受け止め方について知りたい方はこちらをクリック!

パーツ別分析と改善提案を引き出すプロンプト

最後に、パーツ別分析と改善提案を引き出すプロンプトです。
ChatGPTの顔面採点で具体的な指摘を引き出したい方は、このプロンプトを使用してみてください。

【依頼】この写真をもとに、顔面採点とパーツ別分析を行ってください。
【採点】100点満点で採点してください。
【出力形式】次の順番・見出しで出してください。

【1】総合点(/100)
【2】パーツ別分析(各パーツごとに「良い点/気になる点/改善案」をセットで)
  ・目  
  ・眉 
  ・鼻 
  ・口 
  ・輪郭
  ・肌
  ・髪型 
  ・全体の印象
【3】改善提案の整理
  ・メイクで改善できる点
  ・髪型で改善できる点
  ・服装で改善できる点
  ・撮影で改善できる点(光・角度・背景)
【4】改善の優先度TOP3(すぐできる順)
【5】根拠(どの特徴を見てそう判断したか)

【条件】表現は丁寧にしてください。侮辱や人格否定、差別的な表現は絶対にしないでください。改善目的のフィードバックに限定してください。
【制約】各パーツの説明は2〜3行で簡潔にまとめてください。

以下は、筆者がChatGPTの顔面診断をパーツ別分析と改善提案を引き出すプロンプトで試してみた結果です。

パーツ別での分析や改善提案など最も詳しく回答してくれました。
今後に生かせる豊富なアドバイスを得ることができました。

ChatGPTの顔面採点の結果の受け止め方

ChatGPTの顔面採点は、点数が表示される分「評価が確定した」ように感じやすいのですが、基本的には参考指標です。
実際の魅力や価値そのものを断定するものではなく、あくまでその写真から読み取れる印象を言語化した結果だと捉えるのが安全です。

ここでは、結果に振り回されず、改善に活かすための受け止め方を整理します。

数値は目安だと割り切って考える

まず押さえておきたいのは、点数や偏差値のような数値は「目安」であり、絶対評価ではないということです。特に、偏差値は本来、比較対象となる母集団があって初めて意味を持つ指標です。

しかし、ChatGPTの顔面採点では、どの母集団を前提にしているかが不明なことが多く、数値だけが独り歩きしやすい性質があります。
そのため、点数の高低で一喜一憂するよりも、自分の目的に合う印象かという視点で見たほうが実用的です。

また、他人比較で考えると疲れやすく、改善ポイントも見えにくくなります。
点数は判定ではなく、改善材料と位置づけて、改善前後の変化を見るために使うのがコツです。

写真やプロンプト内容によって結果がブレることもある

ChatGPTの顔面採点は、同じ人物でも条件が少し変わるだけで結果がブレることがあります。
これは不具合というより、評価が入力情報に強く依存しているためです。
ブレの原因は大きく写真要因と指示(プロンプト)要因に分かれます。

【写真要因】
・角度や距離
・照明や解像度
・表情
・加工

【指示要因】
・評価軸を指定していない
・点数のスケールを決めていない
・出力形式が自由すぎる

ブレを減らすには、「条件を固定する+複数回試す+根拠を提示する」ことが重要です。
同じ写真(できれば同じトリミング・同じ解像度)で、評価軸・点数のスケール・出力形式を指定し、2〜3回ほど試して共通点を確認します。

さらに「どの特徴を見てそう判断したか」という根拠を必ず出させると、点数よりも改善の方向性が安定して見えてきます。

ChatGPTの顔面採点は危険?安全に使用するためのポイント

ChatGPTの顔面採点は、写真の印象を言語化してくれる便利な方法です。
一方で、顔写真は個人識別につながる情報でもあるため、扱いを誤るとトラブルの火種になりかねません。危険かどうかはツールそのものより、何を写して送るか結果をどう使うかで決まります。

ここでは「危険と言われる理由」と「安全に使うコツ」を、実際にやるべきことが分かる形でまとめます。

ChatGPTの顔面採点が危険だといわれる理由

ChatGPTの顔面採点が危険といわれる理由として、主に以下の2つが考えられます。

  • 写真内に写っている顔や背景から個人情報が特定されてしまう
  • スクショ共有やクラウド同期などで、送信後に二次流出するリスクがある

顔写真は個人識別につながる情報なので、送る前に「写り込み」と「共有」を意識するだけで安全性が大きく上がります。
不安がある場合は、まずトリミングで顔以外の情報を減らし、結果のスクショ共有は控えるのが安心です。

特に注意したい背景の写り込みとしては、次のようなものが挙げられます。

  • 郵便物(宛名・住所)
  • 社員証・名札
  • 名刺
  • 学校名が分かるプリント・教材
  • PC画面(メール、チャット、資料タイトル、カレンダー)
  • 会社ロゴ入り資料、制服、社内掲示物

写真を送る前にこれらの映り込みがないかどうか必ず確認をしましょう。

ChatGPTの顔面採点を安全に行うためのポイント

ChatGPTの顔面採点を安全に行うためのポイントとして、以下の5つが挙げられます。

  • 撮影場所は壁の前など、文字情報が写らない場所を選ぶ
  • 郵便物・社員証・名刺・PC画面が背景に入っていないか確認する
  • 肩から上にトリミングして、顔以外の情報を最小化する
  • 結果のスクリーンショットをSNSやチャットで安易に共有しない
  • 他人の写真を使う場合は、必ず本人の同意を取る

送信前に背景の文字情報をチェックし、必要なら肩から上にトリミングして写り込みを最小化しましょう。
また、結果はスクショで拡散せず、自分の端末内で完結させるのが基本です。
これらの点に注意すると、より安心して顔面採点ができるので意識してみてください。


個人情報がChatGPTの学習データとして使われないようにするためには、オプトアウトの設定をすることが有効です。
以下の記事でオプトアウトに関して詳しく解説しているので、気になる方は読んでみてください。

GPTsと通常チャットの使い分けのコツ

ChatGPTの顔面採点は、通常チャットだけでなくGPTs(専用のカスタムGPT)でも行えます。
どちらが正解というより、目的に合わせて使い分けるのが一番効率的です。
ここでは「まず試したい人」と「比較して改善したい人」に分けて、使い分けのコツを整理します。

比較ポイントGPTs通常チャット
始めやすさクリックしてすぐ使える。プロンプト不要で手軽最初に指示文(評価軸・形式など)を作る必要がある
向いている目的まず試したい/サクッと感想が欲しい改善前後の比較/A/Bテスト/目的別の最適化
評価軸の自由度GPTの設計次第で見えにくい・変更しづらいことがある自分で完全に指定できる(信頼感、清潔感など)
出力形式の固定固定されている場合が多いが、ルールが不明なこともある項目数・順番・文字量まで固定できる
再現性(ブレにくさ)設計が良いGPTsであれば安定するテンプレ化すれば安定しやすい(条件固定が前提)

とにかく簡単に試したい方はGPTsがおすすめ

GPTsは、手間を省いてとにかく簡単に試したい方におすすめです。
顔面採点を「ちょっと試してみたい」「まず雰囲気を知りたい」という段階なら、通常チャットで文章を組み立てるより、GPTsのほうが速く結果にたどり着けます。

一方で注意点も。
GPTsは設計者が決めたルールで動くため、評価軸や出力形式が見えにくい場合があります。
「何を重視して点数が決まったのか」が分かりにくいと、結果に納得できないことも起きやすいです。
その場合は、ご自身で追加質問をすることで納得できる根拠を導き出す必要があります。

前半でご紹介した通常チャットの診断と同じ写真で判定をしてもらいます。
今回は、顔面採点という写真を添付するだけで、診断できるGPTsを用いて検証しました。

▽以下、まず写真のみを送信した時のGPTsの回答です。

点数自体は、通常チャットの基本プロンプトとほぼ同じ点数になりました。
確かに自身の顔の特徴について述べてくれていますが、通常チャットのように項目を指定していないため、場合によっては自身が知りたいこととずれていると感じる可能性もありそうです。

▽以下、出力結果を踏まえて具体的な改善点について追い質問してみました。

指示通り、パーツごとに詳しく改善点を教えてくれました。
このように追い質問をすることで、自身の知りたい情報を引き出すことができます。

評価軸を固定して比較したい方は通常チャットがおすすめ

通常チャットは、評価軸を固定して比較したい方におすすめです。
たとえば「プロフィール写真を改善したい」など目的が明確な場合、評価軸と出力形式を固定した方が、的確なアドバイスを得られることが多いです。

一方で、通常チャットは初期段階で自分でプロンプトを入力する必要があるので、ハードルが高く感じる場合もあります。
本記事の前半でご紹介したプロンプト例を用いて、顔面採点をすることで通常チャットでも簡単に試すことができます。

▷再度通常チャットでの顔面採点を振り返りたい方はこちらをクリック!

ChatGPTの顔面採点に関するよくある質問

本章では、ChatGPTの顔面採点に関するよくある質問についてご紹介します。

Q
ChatGPTの顔面採点の平均はどれくらい?
A

平均は決まっていません。
顔面採点は、偏差値のように母集団(比較対象)が定義された評価ではないため、「世の中の平均点」は存在しないと考えるのが安全です。

ただし、採点を「比較・改善」に使いたい場合は、自分で基準を置くと安定します。たとえばプロンプトに「10点満点で、平均は5点くらいのイメージで採点してください」と明記すると、点数が極端に寄りにくくなります。

また、平均点よりも重要なのは目的に合う印象かです。プロフィール用なら信頼感・清潔感、SNSなら親しみやすさ・雰囲気など、狙う印象に合わせて評価軸を指定したほうが納得感が出ます。

点数の見方としては、他人と比較するより、同じ条件で撮った写真の改善前後(A/B比較)で変化を見るほうが実用的です。

Q
 ChatGPTの顔面採点ができないときはどうすればいい?
A

主に2つの可能性が考えられます。

1つ目は、ChatGPTが添付した写真を読み込めていないことです。
まずは、画像が送信できているか(プレビューが表示されているか)を確認しましょう。
また、それでも読み込めない場合は画像サイズを小さくする・時間をおいて再度実施してみましょう。

2つ目は、写真の内容が原因で解析しづらいことです。
暗すぎる、逆光、顔が小さい、強い加工、ブレが強いなどは判定が難しくなります。顔が正面に近く、自然光で明るい写真にすると成功率が上がります。

それでも難しい場合は、顔写真を送る代わりに、「撮影条件の改善チェック」を進めるのが現実的です。
角度・照明・背景・表情・距離だけでも整えると、次回の採点が通りやすくなります。

Q
写真がChatGPTの学習に使われることはある?
A

利用環境や設定によって扱いが異なるため、「必ず学習に使われない」と断言はできません。
そのため、不安がある場合は学習に使われる可能性を前提に、安全な使い方をするのが現実的です。

具体的には、背景の写り込みを避ける、トリミングで顔以外の情報を減らす、結果を安易に共有しないといった対策が有効です。また、必要に応じて学習に関する設定(オプトアウト)を確認すると安心です。

まとめ

この記事では、ChatGPTの顔面採点について詳しくご紹介しました。
以下で本記事のポイントを再度確認しておきましょう。

・ChatGPTの顔面採点では、採点結果/評価の理由/改善案の3点をまとめて確認できる
・ChatGPTの顔面採点は他人と比べるためではなく、写真の改善材料として活用する
・写真の中に個人情報が含まれているので、結果の取り扱いには十分な注意が必要
・GPTsと通常チャットは、目的に応じて使い分けると効果的

今回ご紹介したプロンプト例を用いて、ぜひ実際にChatGPTの顔面採点を楽しんでみてくださいね!

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