最近、X(旧Twitter)やTikTokでよく見かける「AIで作った遊戯王風カード」や「オリジナルポケモンカード」。 実はChatGPTや画像生成AIを使えば、誰でも簡単にこうした“カードゲーム風イラスト”を作ることができるんです。
この記事では、初心者でもスマホだけでできる方法から、SNS映えするプロンプトのコツまでをわかりやすく解説します!
- ChatGPTでカードゲーム風イラストを作る方法・コツ
- ChatGPTでカードゲーム風イラストを作る際の注意点と著作権
今話題のジブリ風画像生成やビックリマンシール風画像生成については下記記事を参考にしてみてください。
カードゲーム風のAI画像生成が流行っている理由とは?
AIで遊戯王カード風やポケモンカード風を作ってみたという投稿がバズりやすいのは、自分や推しをキャラ化したり、ネタとしての面白さがあるからです!誰でも親しみのあるカードゲームの形式で、意外性のある人物や要素をイラストにすると、“バズる種”になります。
SNSでは自分またはChatGPTでプロンプト作って、DALL·E 3や4o Image Generationで描かせるという工程が定番になりつつあるようです。
ChatGPTの最新の画像生成機能である「4o Image Generation」の使い方については、下記記事を参考にしてみてください!
ChatGPTでカードゲーム風イラストを作る方法
それでは早速、ChatGPTや画像生成AIでカードゲーム風イラストを生成する方法を紹介していきます!
スマートフォンでも簡単にできますので初心者の方もご安心ください。
①ChatGPTを開き、カードゲーム風イラストにしたい写真をアップロードします。


②プロンプトを入力する
今回は、以下のようなプロンプトを投げてみます。
遊戯王風の黒魔術師キャラで、背景はダーク、紫のオーラをまとい、攻撃力と守備力が下に書いてあるカード風イラスト
画像を生成する際に、添付した画像をイラスト化してください。

③送信ボタンを押して画像生成を開始する

④生成された画像を確認・保存する

プロンプトの指示に沿った遊戯王カード風のイラストが出来ました!とっても簡単ですよね。
ChatGPTでカードゲーム風イラストを生成する際のプロンプト例
ここからは、ChatGPTでカードゲーム風イラストを生成する際に使えるプロンプト例をいくつか紹介していきます!
①遊戯王カード風
写真の人物を、黒と紫を基調にした魔法使い風キャラクターに変換。背景は闇の神殿を思わせるゴシックな演出。カード下部に「攻撃力・守備力」のステータスを配置。全体は光沢のあるトレーディングカード風。

②ポケモンカード風
写真の動物をかわいらしいモンスター風にデフォルメし、背景は明るい野原。カードには「HP・わざ」の項目がある。全体は明るくポップな色使いで、エネルギーアイコンも表示されているカードスタイル。

③MTG風
写真の人物をリアルタッチな戦士・魔導士に変換。背景は荒野や雷の空。カードには「マナコスト・タイプ・効果文」が表示されており、重厚でダークな色合い。フレームは装飾的で、威厳のある印象。

④女児向けカードゲーム風
写真の人物をファッションショー風のかわいいキャラに変換。背景はキラキラしたステージで、ドレスアップカードのように衣装アイテム名やスタイルポイントが書かれている。全体は明るくポップなパステルカラー調。

ChatGPTで生成したオリジナルカードの活用方法
イラストを作ったあと、どんな風に楽しむかも考えてみたので紹介していきます!

①SNSで使う
- Xで「#AIカード職人」「#オリジナルカード」などのタグで発信
- 「ChatGPTが考えたカード」と紹介すると注目されやすい
- スライド動画やカルーセル投稿で複数枚を紹介しても◎
②プレゼントに使う(金銭が発生するものはNG)
- 自作カードを印刷してラミネート加工→友人へプレゼント
- 「推しキャラ×カード」や「家族でポケモンカード風」など
ChatGPTで生成したカードゲーム風イラストの注意点と著作権
AIを用いて生成された画像は、著作権に関する問題が潜んでいます。特に、既存の著作物に似たイラストを生成する場合は注意が必要です。
遊戯王・ポケモンは著作権の対象
遊戯王やポケモンなどの人気カードゲームは、著作権で保護されています。これらのゲームに関連するキャラクター名やロゴ、フレームデザインを模倣することは、著作権侵害となる可能性があります。ですので、これらの要素を取り入れたイラストを商用利用することは避けるべきです。
著作権を回避するためには、あくまで「それっぽいカード風イラスト」にとどめることが無難です。個人で楽しむ分には問題ないので、個人利用で留めておきましょう!
AI生成画像の商用利用について
DALL·Eや4o Image GenerationなどのChatGPT系画像生成ツールは、条件付きで商用利用が可能です。しかし、二次利用に関しては特に注意が必要です。これらのサービスの利用規約をよく読み、遵守することが求められます。
商用展開を考えている場合は、各サービスの規約ページを事前に確認することが不可欠です。著作権や商用利用に関するルールを理解し、リスクを最小限に抑えるための準備を怠らないようにしましょう!
※著作権やポリシー違反などについては必ずチェックが必要ですので、下記記事も合わせて読んでみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ChatGPTを活用することで、遊戯王風・ポケモン風・オリジナルカードなどのイラストを楽しく作る方法を解説してきました!
この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。
- ChatGPTではスマホ・無料で簡単にカードゲーム風画像は作れる
- 「らしさ」を出すには元画像の質・プロンプト・構図がカギ
- 著作権リスクや商用利用のルールにも気を付けよう
オリジナルカードづくりをきっかけに、AIイラストの面白さをぜひ体感してみてくださいね!