「Windows Copilotが勝手にパソコンに表示されたので消したい」「必要ないのでWindows Copilotを無効化したいけど安全にできる方法はある?」そう思う方もいるかもしれません。
実は、Windows Copilotを無効化することは、簡単に行えます。3つの方法をご紹介します。
この記事では、Windows Copilotを無効化するための具体的な手順を解説します。
Windows11「Windows Copilot」とは
Windows CopilotはMicrosoftが開発したWindows11に搭載された対話型AIです。Copilot in Windowsという新機能で2023年12月から提供開始となりました。
会話のように話かけることでパソコンの操作を支援してもらえます。
一部Windows10でも使えますが、Windows11並のスペックを要求するため、Windows11が動くパソコンを用意してWindows11で使用することをおすすめします。
自動でアップデートされる中で勝手にパソコンに入ってくるので無効化したいという方もいるでしょう。
そんな方のために無効化する方法をご紹介しています。それでは具体的な方法をみていきましょう。
Windows11「Windows Copilot」を無効化する方法3選!
Windows Copilotを無効化する方法を3つご紹介します。どの方法でも無効化が可能です。
①「Windows Copilot」を無効化する方法:タスクバーからのアイコン削除
まずは誰でもできて、もっとも簡単な方法です。
1.タスクバーの設定をひらく2つのやり方
タスクバーの設定を開きます。2つの方法をご紹介します。
Windowsのデスクトップの画面端(通常は下)にあるタスクバーの何もないところを右クリック
すると歯車のマークにタスクバーの設定という項目が表示されます。
こちらをクリックします。これでタスクバーの設定画面が開きます。
開けたら2.無効化設定にいきましょう。
別の方法として
デスクトップ上の何もないところで右クリック
個人用設定をクリックして開きます。
個人用設定の中のタスクバーという項目を選びます。
これでタスクバーの設定画面が開きます。
2.無効化設定
タスクバーの設定画面では、Copilotという項目があります。
こちらがオンになっているためオフにします。
オフにしました。
これで設定は完了です。タスクバーからもCopilotがなくなります。
このようにCopilotがなくなりました。
②「Windows Copilot」を無効化する方法:グループポリシーを使用した無効化
こちらはWindows11 PRO版限定の設定方法です。
グループポリシーの設定からレジストリを変更します。
まずはWindowsボタン+Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
gpedit.msc
と入力して「OK」をクリックします。
ローカルグループポリシーエディターが表示されるので「Windows Copilot」を選択します。
場所はこちらです。
ユーザーの構成
∟管理用テンプレート
∟Windows コンポーネント
∟Windows Copilot
「Windows Copilot」をオフにするという項目があるのでダブルクリックします。
ちょっとややこしいですが、「Windows Copilot」をオフにするということを「有効」にして
OKを押します。
これで「Windows Copilot」を無効化することができました。
③「Windows Copilot」を無効化する方法:レジストリを使用した無効化
3番目はレジストリを編集します。
レジストリエディタを開く
タスクバーのWindowsボタンを右クリックし「ファイル名を指定して実行」を選びます。
もしくはキーボードのWindowsボタンとRを同時に押します。
「ファイル名を指定して実行」が開きます。
regedit
こちらを入力しOKをクリックします。
ユーザーカウント制御からメッセージが出ますが「はい」をクリックして進めます。
レジストリを編集するのは危険が伴うので当然の警告です。
無効化するレジストリの場所を開く
場所はこちらです。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Windows
レジストリエディタで順番に展開していきます。
HKEY_CURRENT_USER
∟Software
∟Policies
∟Microsoft
∟Windows
レジストリキーの作成
Windowsフォルダを右クリックしてメニューを出し、「新規」にポインタを合わせ表示されたサブメニューの「キー」をクリックします。
「新しいキー #1」という名前で新しい値が作成されるので、名前を「WindowsCopilot」に変更します。
無効化するレジストリの値を作成
作成した WindowsCopilot キーを右クリックします。メニューの「新規」にポインタを合わせ、表示されたサブメニューの「Dword 32ビット」をクリックします。
「新しい値 #1」の名前で値が作成されるので、名前を「TurnOffWindowsCopilot」に変更します。
作成した値「TurnOffWindowsCopilot」をダブルクリックして、値を「1」に変更します。
OKを押して、パソコンを再起動するとCopilotが無効化されます。
Copilotを再度有効にするには作成した値を0に戻すか、TurnOffWindowsCopilotを消去すると元に戻せます。
「Windows Copilot」を無効化する方法のまとめ
いかがでしたか?
今回の記事をまとめると
- Windows Copilotを無効化する方法は3つある。
- タスクバーからのアイコン消去
- グループポリシーからの変更(PRO版のみ)
- レジストリの変更
- ただしレジストリの変更は必ずバックアップをとってから
でした。
CopilotはMicrosoftの意向で多くのユーザーに使ってもらおうと、積極的にインストールされていきます。
不要な場合は無効化して自分の使いたい目的にあわせてパソコンを使っていきましょう。
- ChatGPTで〇〇を効率化したい
- スライドを作るならどのAIツールがおすすめ?
- おすすめのGPTsが知りたい
同じ悩みを解決した人がいるかもしれません。ぜひ質問してみてください!