【初心者向け】Google Bardの日本語での使い方を徹底解説! | romptn Magazine

【初心者向け】Google Bardの日本語での使い方を徹底解説!

AIツール

最近、ChatGPTなどの文章を生成して様々な場所で活用できるAIが注目されています。

ChatGPTはOpenAIの開発したAIですが、あのGoogleも独自にテキストベースのAIを開発していることはご存知でしょうか?

それが「Google Bard」という、無料で使えるAIチャットサービスです!

Google開発のため、Gmailやスプレッドシートなどにエクスポートして活用できるのが特徴です。

今回はそんなGoogle Bardの日本語での使い方を解説していきます!

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Google Bardとは

Google Bardは、Googleが開発・提供している会話型人工知能です。

文章の生成には2023年にGoogleが公開した大規模言語モデル「PaLM2」が活用されています。

Google Bardの大きな特徴は、インターネット上の情報を利用できることです。そのため、リアルタイムな情報をかなり正確に教えてくれます。

ChatGPTとの違い

ChatGPTも、最近GPT-4vにアップデートされ、リアルタイムなインターネット上の情報を利用できるようになりました。

しかし、2023年11月時点ではその最新の機能を使えるのは課金しているPro版、Enterprise版のユーザーのみです。

同様に、Google Bardでは無料で使える画像アップロード機能も現時点ではGPT-4vを使える課金ユーザーにのみ解放されています。無料で使用できるGPT-3.5では最新の機能はまだ使えません。

「無料で画像なども使いながら、最新の情報を入手したい…!」という方には、Google Bardがおすすめです!

日本語には2023年5月11日から対応

Google Bardは2023年5月11日に日本語に対応しました。日本語のウェブサイトの情報も参照してくれます。

試験運用中でありAPIはまだリリースされていない

Google Bardはまだ試験運用中のAIであるとされています。

そのため、全ての機能を利用することができず、APIもリリースされていません。

ただ前述したように、大規模言語モデル「PaLM2」が活用されているので、そのPaLMのAPIであれば利用することができます。

PaLMのAPIについて詳しくははこちらの公式ページからご確認いただけます。

Google Bardの利用方法

Google Bardは、Google アカウントを持っている方であれば誰でも無料で始められます。

まず、Chromeなどのブラウザで、こちらからGoogle Bardの公式ページにアクセスしましょう。

すると右上に「ログイン」と表示されているので、そこからログインします。アカウントを持っていない方は作成しましょう。

ログインすると次のようなチャット画面が開き、すぐに使うことができます!

スマホでも使える

PCと同様に、ブラウザ版をスマホから使うことが可能です。

Google Bardでできること

ここからは、実際のGoogle Bard活用例についてご紹介していきます!

Google Bardの使い方①画像から分析してもらう

現在の無料版、ChatGPT-3.5では使うことのできない機能です。

プロンプト入力バーの左にあるアイコンから画像をアップロードできます。

今回はノルウェーのお菓子について尋ねてみましたが、しっかり認識してくれました。

海外旅行先の買い物などに役立ちそうですね!

Google Bardの使い方②Google Colabのプログラミングコード作成

Google Bardの特徴の一つが、Google関連のソフトにそのままエキスポートできるということです。

Pythonのコードを生成してもらった後、下に表示されるアイコンを選択することで、Google ColabまたはReplitですぐに使用することができます。

Google Bardの使い方③Gmailの下書き作成

同様に、Gmailでそのまま使える下書きを作成してもらうことも可能です。

「Gmailで下書きを作成」を選択すると、そのままGmailに転送されます。

Google Bardの使い方④アイデア出し

テキストベースのAIは、アイデアの候補を出すのに適しています。

人が一度に思いつくアイデアの量には限界があります。しかし、AIにいくつものアイデアを提案してもらうことで、効率化が可能です。

特にGoogle Bardは、出されたアイデア案をGoogle スプレッドシートですぐに他の人とも共有できるので、グループワークへの活用に向いていると言えそうです。

【番外編】GoogleにはAIを活用した「SGE」もある

Bardとは少し違いますが、Googleの新しいAI活用についても少しご紹介します。

SGEとは、Search Generative Experienceの略称で、Google検索の生成AI機能です。

簡単に言えば検索エンジンにAIがくっついている状態で、検索をすると次のようにAIによる回答が表示されるというものです。

しかし現在は試験運用中のため、利用にはこちらのSearch Labから登録が必要です。

GoogleはこのSGEについて、AIが自然言語で書かれた文章を理解するため、ユーザーが必要とする情報を効率的に提供できるとしています。

今後もGoogleのAI活用が期待されますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はGoogle Birdの使い方・活用方法について詳しく解説してきました。

ポイントをまとめると、次のようになります。

  • Google Birdは無料・日本語で使えるマルチモーダルAIチャットサービス
  • まだ試験運用中でありAPIはリリースされていない
  • 画像認識、他のGoogleソフトとの連携ができる
  • Googleは「SGE」というAI活用も開発中

ぜひ、Googleユーザーの方はBirdを一度試してみてください!

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