ChatGPT(DALL-E3)ではシンプルで直感的に、高いクオリティの画像が生成できます。
初心者の方に便利な一方で、「ネガティブプロンプトはないのか!?」と考えた方もいらっしゃるかと思います。
今回はChatGPT(DALL-E3)での画像生成におけるネガティブプロンプトと代替手段について解説していきます!
結論:現在のDALL-E3にネガティブプロンプトを入れる機能はない!
現在、ChatGPT上で使えるDALL-E3にネガティブプロンプトを入れる機能はありません。
DALLE-3の開発元はChatGPTと同じOpenAIのためChatGPTに直接尋ねてみましたが、以下のような返答が得られました。
今後追加される可能性もありますが、今の時点ではネガティブプロンプトを入れられないようです。
ネガティブプロンプトがいらないくらいには基本のクオリティが高い
しかし、ネガティブプロンプトがなくても、画像のクオリティ的にはあまり問題がないというのも事実です。
Stable Diffusionでは生成画像全体のクオリティを上げたり、指や体の崩壊を防ぐために「worst quality」「bad hands」などの品質に関するワードをネガティブプロンプトに入れます。
しかしDALL-E3は元々手や体の細部の生成に強く、ネガティブプロンプトで品質の指定をしなくても、高いクオリティの画像を得ることができます。
例えば、こちらの画像では手がとても自然に描写されているのが分かります。
拡大をしてもバッチリです。画像の質の観点では、ネガティブプロンプトがなくても問題なさそうですね。
ネガティブプロンプトの代替手段
クオリティは問題なくても、ネガティブプロンプトを指定できないことで表示してほしくないものが生成されてしまうことはあると思います。
例えば、「日本人の女の子」というプロンプトで画像を生成した場合、「日本」というワードに引っ張られて生成画像に意図せず桜が出現したり、着物を着た画像が生成されることがあります。
これには後から指示することで、対応することが可能です。
「〇〇は写さないでください」と指示すると、そのものが映っていないバージョンの画像をもう一度、似たような雰囲気で生成してくれます。
さらに、DALL-E3で使えるプロンプトのコツもたくさんありますので、以下の記事を参考にしてみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ChatGPT(DALL-E3)の画像生成における、ネガティブプロンプトについてご紹介してきました。
今回のポイントをまとめると次のようになります。
- ChatGPT(DALL-E3)の画像生成ではネガティブプロンプトを入れられない
- ネガティブプロンプトを入れられなくても、画像の質は問題ない
- 映ってほしくないものがあった場合にはその都度指示することで対応できる
DALL-E3にはネガティブプロンプトはありませんが、工夫しながら画像生成を楽しみましょう!
- ChatGPTで〇〇を効率化したい
- スライドを作るならどのAIツールがおすすめ?
- おすすめのGPTsが知りたい
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