Picsartという画像編集ツールはご存知でしょうか?
なんとこちらのツールではAI画像、イラストの生成機能が無料で制限なく使うことができ、他のAIを使ったツールの一部も無料で試すことができます。
さらに日本語に対応しているので、英語が苦手な方でも使いやすいです。
しかし、無料で使おうとした場合、どこまでの機能が使えるのでしょうか?
今回は、Picsartの無料で使える機能の使い方をご紹介します!
Picsartはアプリ版とブラウザ版が存在します。
こちらの記事ではAI画像生成サイトをまとめて大量に紹介しています。合わせてチェックしてみてください!
PicsartのAIは無料だとどこまで使える?
2024年5月現在、AI画像ジェネレーター、AI背景、AIGIFジェネレーターは無料で制限なく使うことができます。AI置換は、無料版では1日に生成できる量に制限があります。
人やペットの画像からアバターを生成するAIアバター、画像を自動で補正するAI補正、自動で切り出しができるAI背景削除は、課金が必要なので注意して下さい。
また、どの機能も使うためにはアカウント登録が必要になります。Google、Facebook、Appleのアカウントを使うか、メールアドレスを使っての登録ができます。
Picsart AIの使い方①:AI画像ジェネレーター
こちらは無制限に使うことができるAI画像ジェネレーターです。
ブラウザ版では、トップページにアクセスしたらまずは「新規プロジェクト」を選択します。
編集画面に進んだら、左のツールバー内の「写真」を選択し、さらに「ライブラリー」の一番上段に「AI Imege Genrlator」があるので、選択します。
すると入力画面が出てくるので、ここにプロンプトを入力します。
日本語でもできないことはないですが、より良い出力結果のために翻訳ツールなどを使って英語で入力するのがオススメです。
特にプロンプトを用意していないという方は、マジックボタンを選択しましょう。ランダムにプロンプトを生成してくれます!
プロンプト入力欄の下には、簡単に詳細設定ができる機能が揃っています。
「スタイル」は61種類の中から画風を選ぶことができます。「クオリティ」では、選択するだけで簡単にプロンプトの画質補正ができます。複数選択できるので、高クオリティの画像が欲しい方は大量に選択するのがオススメです。
入力が終わったら、生成ボタンを押して待ちましょう。デフォルトでは、一度に4枚の画像を生成してくれます。
今回は、
Girl in school uniform, cherry blossoms, anime illustration, detailed beautiful eyes, detailed beautiful face, detailed beautiful hair
というプロンプトと、「アニメ」のスタイルを使用して、画像生成を行いました。
Picsart AIの使い方②:AI背景
こちらは背景にする画像に特化した画像の生成ができます。
画像ジェネレーターと同じように画像編集画面に移動したら、「背景」を選択し、さらに「ライブラリー」の一番上段にある「AI Background Creator」を選択しましょう。
AI画像ジェネレーターとは違った、40種類のアートスタイルが使用可能です。
また、メインカラーも選択できます。
今回は、
Fantastic lakeside
というプロンプトと、「Monet」のスタイルを使用して、画像生成を行いました。
Picsart AIの使い方③:AIGIFジェネレーター(アプリのみ)
アプリ版Picsartでは、AIツールがホームの中段にまとめられています。
AI画像ジェネレーターと同じように、61種類のアートスタイル選択と、プロンプト補強ができます。
A superhero bunny flying through sky
というプロンプトと「Digital Painting」というスタイルを使って生成されたGIFがこちらです!
Picsart AIの使い方④:AI置換(アプリのみ)
こちらもアプリのみで使うことのできる機能です。画像内のオブジェクトを、他のものに置き換えることができます。
無料版では1日に編集できる画像量は4枚です。
今回はこちらのサッカーボールのおもちゃをパイナップルに変えてみます。
置換したいオブジェクトを範囲指定し、プロンプトを入力します。
複雑なものには置換できないそうなので、単語1つのシンプルな入力がオススメです。
跡形もなくパイナップルに置換できました!
Picsart AIで作ったイラストや画像の著作権について
PicsartはAI画像の著作権や商用利用について、次のように述べています。
- QAI によって生成された画像は著作権による保護の対象になりますか?
- A
ユーザーがPicsart の生成AI ツールを使用して画像を生成した場合、ユーザーとPicsart との間では、AI によって生成されたその画像のすべての知的財産権はユーザーが保有し、ユーザーはこちらに掲載されている生成AI 追加利用規約(Generative AI Additional Terms of Use)に記載の制限付きライセンスをPicsart に付与します。なお、Picsart は、生成された画像の著作権を自ら有していることをユーザーが主張できることを保証することができませんので、ご注意ください。ユーザーの皆さまには、自己の権利に対する理解を深めるために、弁護士に相談することをお勧めします。
要約すると、「生成画像の知的財産権はユーザーにあるが、Picsartはそれを保証できない」という感じですね。
- QAI によって生成された画像は商用利用できますか?
- A
Picsart の生成AI ツールを使用して画像を生成した場合、AI によって生成されたその画像は商用目的で利用することができます。ただし、生成AI の使用には制限がありますので、ご注意ください。たとえば、Picsart は、生成された画像の著作権を自ら有していることをユーザーが主張できること、また、生成された画像が第三者の知的財産権を侵害しないことを保証することができません。こちらに掲載されている生成AI 追加利用規約(Generative AI Additional Terms of Use)をご確認ください。この件について質問や懸念事項がある場合は、AI によって生成されたコンテンツを商用目的で利用する際のリスクに対する理解をさらに深めるために弁護士に相談することをお勧めします。
こちらも同様に、「商用利用はOKだけど、Picsartはそれが第三者の知的財産を侵害していないとの保証はできない」という感じです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Picsartは元々大きな画像編集サイトであるため、綺麗で使いやすい、魅力的な機能が揃っていました。
今回の記事のポイントをまとめると、次の通りです。
- PicsartではAI画像ジェネレーター、AI背景、AIGIFジェネレーターを制限なく無料で使える
- AI置換は制限があるが無料で使える
- Picsart AIで作った作品の商用利用はOKだが、保証はされていない
ぜひ、無料の機能を生かしてAI画像の生成や加工にチャレンジしてみてください!
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