ChatGPTを英語や数学の勉強、勉強計画で使う方法を解説! | romptn Magazine

ChatGPTを英語や数学の勉強、勉強計画で使う方法を解説!

ChatGPT

一般公開されてから話題になり続けているChatGPTですが、勉強にはどの程度使えるのでしょうか?

この記事では、英語や数学、暗記科目など、色々な勉強においてどのようにChatGPTを使うとよいかを解説していきます。

具体的な入力方法(プロンプト)についてもセットで解説しますので、ぜひ最後までご覧ください!

※2024年5月13日に、ChatGPTの新しいLLM「GPT-4o(オムニ)」が登場しました!以下の記事で詳しい概要や使い方について解説していますので、合わせてチェックしてみてください。

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ChatGPTを勉強で活用することはできる?

ChatGPTを勉強で活用するにはどうすればよいのでしょうか?

ChatGPTは「文章をそれらしく続ける」のが上手なAI※なので、

  • (法則に沿った)文章を作ってもらう
  • ライティング練習・添削をしてもらう
  • 解説をしてもらう
  • 新しく問題を作ってもらう

などの活用方法が考えられます。

※ このようなAIを生成AI(Generative AI)と呼びます。詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

では、早速活用方法を見ていきましょう!

ChatGPTを使った勉強法①勉強計画を立ててもらう

まずは、ChatGPTに勉強計画を立ててもらいましょう。

ChatGPTはできるだけ、多くの情報を与えたほうがアウトプットの質が高くなるので、細かく指定してみます。

今回は以下のようなプロンプト(命令)をしてみました。

あなたは優秀な教師です。
以下の出力条件と要望を参考に、生徒である私の1ヶ月の自習計画を立ててほしいです。

#出力条件
・1時間ごとに区切れ
・縦軸を時間、横軸を曜日とした1週間の表形式にせよ
・12時以降のみ表示せよ

#要望
・私は高校2年生
・平日(月、火、水、木、金)は19時~23時まで、土曜日の13時-20時は勉強可能。
・日曜日は部活があるので勉強できない
・ただし、水曜日は塾があるので自習できない
・1ヶ月後には国語、英語、物理、化学、地理、数学のテストがあり、まんべんなく高得点を狙う時間配分にせよ
・前回のテストの点数は、それぞれ100点満点で【国語:43点、英語:25点、物理:80点、化学:78点、地理:69点、数学:90点】
・飽きてしまうため、連続して同じ科目を勉強することはできない
・物理と数学は好きな科目なので、途中に挟むことで気分転換になる。

ChatGPTの回答

どうでしょうか?なかなかいい感じでスケジューリングしてくれました。割と良い時間配分なのではないでしょうか?

こちらの結果は、ChatGPT-4oで得られたアウトプットです。ChatGPT-4では出力ができますが、無料のChatGPT-3.5だと同様のアウトプットが得られないことがあるため注意してください。

ChatGPTを使った勉強法②英語のライティング練習

次は、英語の勉強を手伝ってもらいましょう。

書いた文章を正しい英語に直しつつ、会話をしてくれるプロンプトを作りました。

I want you to act as a spoken English teacher and help me improve. I will speak to you in English, and you will reply in English to help me practice my spoken English. Please keep your replies concise, limiting them to 100 words. Your role is to correct any grammar mistakes, typos, and factual errors. And Please tell me where I went wrong.Could you ask me a question in your reply?

以下のリンクから、会話の続きができるので気になる方は是非試してみてください。

ChatGPT
A conversational AI system that listens, learns, and challenges

ChatGPTを使った勉強法③数学の問題のヒントを出してもらう

次に、数学の問題のヒントを出してもらいましょう。

ChatGPTはよく答えを間違うと言われますが、手順を踏まえてもらうときちんと正確な回答をしてくれます。

今回は、正弦定理の問題とそのヒントを出すプロンプトを入れてみました。

あなたは優秀な家庭教師です。
数学で、正弦定理に関する問題が苦手なので、苦手を克服するために問題を出してほしいです。

条件
・正弦定理を利用する問題
・難易度:共通テスト程度
・「ヒント」と言ったらヒントを出してください。
・「解答」と言ったら解答を出してください。
・最初は問題文以外は絶対に出力しないでください。

かなりいい教師ですね。

今回は簡単な問題で試していますが、もちろん難しい問題でも対応できます。

こちらの結果は、GPT-4oで得られたアウトプットです。

ChatGPTを使った勉強法④暗記科目の勉強

次に、暗記科目の勉強を手伝ってもらいましょう。

暗記科目を覚えるとき、語呂合わせなどを使うと楽しく覚えられますよね。

今回は冠位十二階と本能寺の変の語呂合わせを、ハリーポッターに絡めてもらいました。

これは結構微妙でしたね。

ただ、いくつも作ってもらうことができるので、しっくり来る語呂合わせができるまで何度もやってもらっても良いかもしれません。

ChatGPTを使った勉強法⑤小論文の添削

最後に、小論文の添削をしてもらいましょう。

添削をしてもらう際は、どのような添削をしてほしいかをしっかりと定義する必要があります。

今回はまず小論文の採点項目を考えてもらい、その項目に沿って小論文を採点してもらいました。

小論文の添削項目

すごく良いですね。特にブラッシュアップする必要もなさそうなので、こちらの項目で採点してもらいましょう。

小論文の添削

ネット上の小論文を一部拝借し、先程の6つの添削項目で添削してもらいました。

それなりに採点をしてくれていますが、実際はきちんと小学生のスマートフォン利用に反対の理由も述べていたりと、評価が適切にできていない項目も存在しますね。

ただ、たしかに「具体的な事例がない」などはそのとおりかもしれません。(実際にこの文字量の中に事例を入れるべきかどうかはさておき)

なかなか使えるのではないでしょうか?

ChatGPTを使った勉強法のまとめ

いかがだったでしょうか。

この記事をまとめると、

  • ChatGPTを勉強に用いると、勉強計画の立案や数学問題の解説、小論文の添削などをしてもらえる
  • 語呂合わせなどはまだ精度が低いが、何度も試せばそれなりの語呂になりそう。

でした。

英語のほうが圧倒的に学習量が多く、賢いため、特に英語の勉強にはかなり使えると感じました。

みなさんもぜひChatGPTを利用して、効率的に勉強していきましょう!

Romptnでは他にもChatGPTに関する記事を執筆していますので、ぜひご覧ください。

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