ChatGPTに大喜利のお題作成と回答をさせるプロンプトとは? | romptn Magazine

ChatGPTに大喜利のお題作成と回答をさせるプロンプトとは?

ChatGPT

人間らしい会話ができると話題を席巻しているChatGPTですが、大喜利についてはどの程度できるのでしょうか?

また、ChatGPTのようなAIに大喜利でうまい回答をさせるには、どのような命令(プロンプト)を入れたら良いのでしょうか?

今回は、GoogleのGemini(旧Bard)などとも比較しながら、ChatGPTの大喜利力を検証していきます。

この記事は、ChatGPTを始めとする生成AIの力を借りて執筆しています。

※2024年5月13日に、ChatGPTの新しいLLM「GPT-4o(オムニ)」が登場しました!以下の記事で詳しい概要や使い方について解説していますので、合わせてチェックしてみてください。

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ChatGPTなどのAIは大喜利もできる?

結論から言うと、「生成AI」(Generative AI)と言われるAI(ChatGPT、Gemini、Copilot等)は、全て大喜利ができます。

ただ、こちら側の入力によって面白い回答をしたり、トンチンカンな回答をしたりします。

ChatGPTの仕組みを知りたい方は以下の記事をご覧ください。

では、実際に大喜利をさせてみましょう!

どのAIが一番大喜利が得意?ChatGPT vs Gemini等

実際に「IPPON グランプリ」で使われた大喜利のお題を使って大喜利をさせてみましょう。

今回は、以下の5つのAIで大喜利力を検証してみます。

  1. ChatGPT-3.5
  2. ChatGPT-4
  3. GPT-4o
  4. Gemini(旧:Bard、Google)
  5. Copilot(旧:Bing AI、Microsoft)

さて、大喜利王に輝くAIはどれでしょうか?

ChatGPT-3.5とChatGPT-4は無料で使えるバージョンで、GPT-4oは2024年現在ChatGPT Plus(有料版)に課金しているユーザーのみ使用できます。

※ChatGPT Plusに加入する方法については、以下の記事で解説しています。

AI大喜利①

  • お題:「あれ、今日の機長チンパンジーかも?」なぜそう思った?

ChatGPT-3.5の回答

ChatGPT-3.5の大喜利回答

2つめの回答などはかなり上手いですね。

ChatGPT-4の回答

ChatGPT-4の大喜利回答

ボケてください、といったのでちょっとボケに引っ張られてしまい、大喜利らしくなくなってしまいましたね。

GPT-4oの回答

面白い回答が沢山返ってきましたね!さすが最新LLMというところでしょうか。

Gemini(旧Bard)の回答

Geminiの大喜利回答

着陸したら、となっていてお題の状況から少しズレてしまっていますね。

Copilot(旧Bing AI)の回答

Copilotの回答

なぜか大喜利の答えを検索してしまっています。

しかもWikipediaから引用しているので、おそらく事実ですね。

AI大喜利②

  • お題:NASAがひた隠しにしている宇宙人の新情報とは?

ChatGPT-3.5の回答

ChatGPT-3.5の大喜利回答2

ちょっと文が冗長ですね。文章を短文にさせるともっと面白くなる気がします。

ChatGPT-4の回答

ChatGPT-4の大喜利回答2

かなり冗長ですね。大喜利のフォーマットを知らない可能性があります。

Gemini(旧Bard)の回答

Geminiの大喜利回答2

全く面白くないですね。

GPT-4oの回答

やはりGPT-4oの回答が1番面白い気がします。

Copilot(旧Bing AI)の回答

Copilotの大喜利回答2

「~だって!」という言い方しかしていないのが気になりますね。

一応回答内容は大喜利になっています。

2つのお題をやらせてみましたが、いかがでしょうか?

ChatGPT-3.5の回答の質が最も高く、Bardが最も悪い気がしますね。

ChatGPTに大喜利のお題を考えてもらおう

大喜利のお題いついても考えてもらいましょう。

何も指定しないと範囲が広すぎるので、今回は「ChatGPT」にしてみます。

ChatGPT-3.5の大喜利のお題

ちょっと微妙ですね。

ChatGPT-4の大喜利のお題

「恋をしたら〜」とかは意外と面白い気がしました。

GPT-4oの回答

面白いのと面白くないのがありますね(笑)

やはり、自由度が高すぎると少し難しいみたいですね。

ChatGPTで大喜利ができるツール2選!

では最後に、ChatGPTで大喜利ができるプラグインを2つご紹介します。

今から紹介するものは、ChatGPT Plusに加入した人のみ利用できるツールとなっています。

①大喜利するよ!

このツールでは、大喜利の話題を振るとまるでバラエティ番組を見ているかのように、司会者と回答者の会話形式で大喜利をしてくれます。

例えば「こんなAIは嫌だ。どんなAI?」という話題を送信してみると、

このように返ってきます。

面白いものやダメなものまでピックアップして突っ込みを入れてくれるなんてすごいですね!

②サービスコンセプト大喜利

このツールは、架空のサービスのコンセプトを大喜利形式で回答してくれるものです。

例えば、「存在しない面白いコンセプトを考えて」と送信してみると、

このようにかなり詳細に回答してくれました。

大喜利のように簡単にコンセプトのアイデアを考えてくれるので、ビジネスにも使えそうですね!

ChatGPTに大喜利をさせてみた結果まとめ

いかがだったでしょうか?

この記事では、ChatGPTを始めとするAIに大喜利の回答とお題の作成をしてもらいました。

ChatGPTの精度はやはりかなり高いですね。

芸人さんの回答をたくさん学習させれば、かなり精度の高い回答ができるようになる気がします。

Romptnでは他にもChatGPTに関する記事を執筆していますので、参考にしてください。

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