私の仕事ってAIに奪われる!?
近年、AIによって仕事が奪われるって話題、よく耳にしますよね。
「事務はなくなる」
「営業はなくならない」とか…
結局なくならない仕事って何!?
という方のためにAIに奪われない仕事、逆になくなりそうな仕事について解説します!
結論:機械化、ルーティン化している仕事はなくなる可能性が高い。
AI時代に必要とされる力もあわせて整理しております。
どうぞ最後までご覧いただき、自分自身のキャリア形成にお役立て下さい。
AIに奪われない仕事ランキングTOP10

AIに奪われにくい仕事を10個解説します。
第1位:カウンセラー
悩みに寄り添って安心感を提供する仕事です。
・対人コミュニケーションが欠かせない
・相談者への共感が求められる
人の悩みを聞いてあげる仕事は、共感が求められるため人間にしかできません。
AIに代替されにくい職業の筆頭ともいえます。
第2位:営業職
お客様の課題に寄り添って解決策を提示する仕事です。
・顧客への理解、機微な事情を汲む必要がある
・場合によっては正解を外すことが求められる
顧客の悩みを理解するだけでなく、複雑な事情を理解することが必要です。臨機応変さが求められるので、AIが真似することは難しい仕事です。
第3位:理学療法士、作業療法士
患者さんの回復に寄り添う仕事なので、人間にしかできない分野です。
・患者さんへの共感が求められる
・対人であること自体が大事
治療に関わる分野は人間であることが重要な部分もあるので、AIによって奪われにくい仕事の代表です。
第4位:教師
子どもたちの成長に寄り添う仕事です。
・勉強だけでなく人間性も育てる職業
勉強を教えるだけでなく、人間性の教育にも携わるのでAIに真似のできない分野です。
第5位:看護師
看護師も、完全にAIに置き換えられてしまうことはありません。
・患者さんへの共感が求められる
・状況に応じた臨機応変な対応が必要
やはり、感情を読み取る能力と臨機応変な対応が必要だからです。
患者さんに寄り添うことが求められるので、AIにマネのできない分野です。
第6位:美容師
美容師も完全にAIに置き換えられる職種ではありません。
・お客様の希望を汲み取りながら似合う髪型をする必要がある
・コミュニケーションも仕事のうち
また、髪の状態を瞬時に観察し、手の動きや力加減を変えながら施術するという対応は、現状AIには再現できません。
第7位:社会福祉士
身体上などの理由により日常生活を営むのに支障がある人に対して、福祉サービスを提供する仕事です。
・生活状況や背景に寄り添いながら支援する
・対人支援なので「人」であることが重要
AIへの完全な代替は難しい職種です。
第8位:保育士
子どもたちの成長に寄り添う仕事であり、人間性が大きく影響する仕事です。
・幼児教育から「人」は排除できない
情操教育にも関わるので、AIには真似ができません。
第9位:弁護士
弁護士は相談者の不安に寄り添いながら法的判断を示します。
・法廷で検察官や裁判官と弁論しなければならない
意見を戦わせる必要があり、人間にしかできません。
第10位:AIエンジニア
AIのアルゴリズムを理解し、活用する仕事です。
・AIを使いこなす側の仕事である
データの検証と分析を繰り返し、より精度の高いAIを構築することがAIエンジニアの役目であり、AI自体を改善する仕事なので、代替される可能性が低い職業です。
AIに仕事が奪われると言われている理由や背景
AIの活用により、今まで人が担っていた仕事がなくなると言われる理由を解説します。
27%の仕事がAIに奪われる
OECDから、約27%の仕事がAIにより消えていくという調査結果が発表されました。
AIの影響を考慮すると、自動化リスクが最も高いと分類される職業は、雇用の約27%を占めています。(訳文)
出典:OECD job markets remain tight though inflation is hitting real wages OECD、2023年11月
つまり、現在雇用されている4人に1人の仕事が自動化される可能性が高いのです。
AIの発達は目覚ましいため、不安になる人も多いのではないでしょうか?
AIに負けないよう、自分自身の付加価値を上げる視野が求められます。
AI技術の進歩と労働市場の変化
AIの活用に伴って、世の中の仕事も大きく変化しています。
例えばバブル期の大型トラックドライバーは、全産業の平均年収を超える職業でした。中には年収1,000万円に届いたという話も聞きます。
ところが、現在では全産業の平均より年収が20万円低いにも関わらず、労働時間が約2割も多いのです。(参考「地域の経済2023」、内閣府)
つまり、今は安泰でも10年後も同じ状況が続くとは限らないということです。
日本企業のAI導入状況と課題
近年、日本企業においてもAIの導入が広がっています。
JIPDECとITRが実施した「企業IT利活用動向調査2024」によると、「生成AIを使用している」「会社が生成AIの導入を進めている」と回答した会社は69.5%に及びます。
つまり、約7割の企業が生成AIの使用に前向きなのです。
AIの使用が身近になる中では、生き残るためにはAIで奪われない仕事を探すことが求められます。
AIによって将来なくなる可能性の高い仕事の特徴

次に、AIによってなくなる可能性の高い仕事の特徴を解説します。
これらに共通するのは、いずれもルーティン化していて正解が決まっている仕事であることです。
機械化、ルーティン化している仕事
まず、機械化&ルーティン化している仕事はもっとも奪われやすいです。
例)
・一般事務職
・コールセンター、問い合わせチャット
今後も、パターンに徹してこなし続けるという仕事は、AIに代替される可能性が高いです。
大量のデータ処理が必要
次に、大量のデータを処理する仕事です。
例)
・銀行員
・経理
データ集計はAIがもっとも得意とする分野だからです。数千万件という情報でも、高速に整理してくれます。
また、AIの活用によって人的ミスも少なくなるという点でも、減っていくと考えられます。
明確にルール化された仕事
明確にルール化された仕事もAIに奪われる可能性が高いです。
例)
・データ入力
・警備員
正解が決まっている仕事はAIの得意分野だからです。
たとえば、データ入力や銀行の窓口業務です。すでにAIによって代替されつつありますよね?
このように、ルールに従う部分が多い仕事ほど、将来なくなるリスクが高いです。
AIによって将来なくならない仕事を選ぶためにできる3つのこと
大量のデータ処理が必要
次に、大量のデータを処理する仕事です。
データ集計はAIがもっとも得意とする分野だからです。数千万件という情報でも、高速に整理してくれます。
また、AIの活用によって人的ミスも少なくなるという点もあります。
明確にルール化された仕事
明確にルール化された仕事もAIに奪われる可能性が高いです。
正解が決まっている仕事はAIが大得意だからです。
たとえば、データ入力や銀行の窓口業務です。すでにAIによって代替されつつありますよね?
このように、ルールに従う部分が多い仕事ほど、将来なくなるリスクが高いです。
AIに奪われない仕事に共通する3つの特徴

では、AIに奪われない仕事に共通する特徴とは何なのでしょうか?
それは、人間にしかできない分野です。
感情を読み取る力や共感力が求められる
感情を読み取る力や共感力が求められる仕事です。
・カウンセラー
・保育士
・営業職 など
AIはルールの理解は得意ですが、人間の複雑な感情を理解するには限界があります。
また、このような仕事では相手に寄り添うことが求められるので、AIには当分取って代わられることはないでしょう。
創造力や柔軟な発想が求められる
想像力や柔軟な発想が求められる職業です。
たとえば、クリエイターやアプリ開発者といった仕事が挙げられます。
創造的にアイデアを生み出すことが求められるので、AIの苦手とする分野です。
複雑な状況下での判断力
複雑な情報を処理する必要がある職業です。
たとえば、介護士や理学療法士といった分野です。患者さんの体の状態に寄り添ってケアをする必要があり、臨機応変に対処しなければなりません。
AIに難しく、人間にこそ求められる能力です。

将来なくならない仕事を選ぶためにはどうすればいいでしょうか?
常に学び続ける(リスキリングとキャリアチェンジ)
AI時代にもっとも求められるのは、常に学び続ける姿勢です。
今の仕事の10年後は、予想はできても100%とは言い切れません。だからこそ、いつ何が起きてもいいように勉強し続けることが大切です。
AIを使いこなす側に立つ
AIを活用する側に立てば、仕事を失う可能性は低くなります。
・AIエンジニア
・AIを利用して動画編集やライティング
完全にAIを利用できる分野でなくても、部分的に使える箇所はあるはずです。
さまざまな分野のスキルと人間的なスキルをかけあわせる
複数の分野で強みを作ると、自分の市場価値が上がります。
営業×エンジニア⇒技術に強い営業 など
複数の強みを持つほど、AIに真似のできない能力を持つことができます。
人的ネットワークを広げる
いくら技術が発展しても、人間関係の重要さはどの時代も変わりません。
機械の方が効率的とわかっていても、仕事は信頼できる人に頼みたいという人も多いです。
将来性のある業界に就職
将来性のある業界に身を置くという選択肢もあります。
成長している業界は、身を置いているだけで人並以上の成果を出すことができます。たとえば、AI事業は最近になって急成長している分野で、その道のベテランが多くありません。
成長業界にいち早く身を置くことで、自分がベテランになることができるのです。
AIに奪われない仕事を見極めて将来に備えたキャリア設計を
AIの進歩は目覚ましく、「絶対に大丈夫」という職業はありません。
だからこそ、AIによって仕事を奪われないように立ち回る必要があります。
転職、勉強、AIの活用などいろいろな方法がありますので、あなたにやりやすい方法を見つけてみましょう!