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話題のChatGPTを使ってみたいけれど、ログインするには電話番号認証が必要なのか。個人情報だからあまり電話番号は入れたくないな、本当に安全なのか怖いし。
電話番号なしでログインする方法が知りたい!
この記事では、このように考えている方向けに、ChatGPTを電話番号を入れずに使う方法や代替手段を解説しています。
いくつか方法があるので、ぜひどれか好きな方法を試してみてください。
※2025年1月31日にChatGPTの新しいLLM『o3-mini』が登場しました!下記記事で詳しく解説していますので、合わせてチェックしてみてください。
ChatGPTに電話番号認証は不要になった!
新しくOpen AIのアカウントを作成する際にこれまでは電話番号認証が必要だったため、学校や職場のアカウントでログインができなかったですが、最新情報が更新されており、以下の画像の通り電話番号の認証は不要になりました。
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ですので、今まで電話番号認証ができずにChatGPTが利用できなかった方はこの機会にぜひ電話番号認証なしで登録しましょう。
Google/Apple/Microsoftこれらのいずれかのアカウントさえお持ちであれば、簡単にログインできます!
ただし生年月日の入力は必須
電話番号の登録は不要になりましたが、今まで通り「生年月日の入力は必ず行わなければならない」ので気を付けましょう。
なぜかと言いますと、ChatGPTでは13未満は利用できないという年齢制限があるからです。(※ChatGPT利用規約)
※詳しくは、以下の記事で解説しています。
【2024/04/04追記】ついにChatGPTがログインなしでも利用可能に!
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AIチャットサービス大手のOpenAIは、ユーザーの利便性向上を目的として、『ChatGPT』をログインなしで提供することを発表しました。
前日の通りこれまで、ChatGPTを利用するにはアカウント登録とログインが必須でしたが、今回の変更により、面倒な手続きを踏まずとも、誰でも気軽にChatGPTを体験できるようになりました。アカウントがなくても、通常のチャット機能は制限なく利用可能とのことです。
①ChatGPTにアクセスする。
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サイトを開くと、ログインや登録の画面ではなくこちらのチャット画面が表示されました。
②ChatGPTに質問をする
正確な情報を答えてくれるかを確かめるために「2020年の日本の重大ニュース」について質問を投げかけてみました。
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すべて合っていますね!ログインなしでも十分正確な情報が得られそうです。
しかし、GPT-3.5で学習された情報(~2021年9月)までしか回答はできないのでご注意ください。GPT-4を利用したい場合は、ChatGPTにログインして有料プランに加入することが必要です。
実際に電話番号なしでChatGPTに登録できるか試してみた
まずは、公式ページにアクセスします。
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「Sing up」をクリックします。
今回は、Googleアカウントで登録してみます。
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登録に使うGoogleアカウントを選択したら、ログインに入ります。メールアドレスを入力し、「次へ」をクリックしましょう。
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続いて、パスワードを入力し「次へ」をクリックします。
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【OpenAIにログイン】の画面に移るので、利用規約を確認したら「次へ」をクリックしましょう。
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続いては、ChatGPTのアカウント登録画面になります。生年月日を入力して「Agree」をクリックしましょう。
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ChatGPTの質問入力画面が表示されたら、アカウント登録・ログインは完了です!
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いかがでしょうか?
ちゃんと電話番号なしで登録できましたね!これなら、電話番号を入力するのは少し不安…という方でも安心してChatGPTに登録できますね。
ChatGPTを電話番号なしで使えるツール5選!
ここからは、ChatGPTを電話番号なしで利用できるツールを5つほどご紹介します!
①ChatGPT Demo
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公式ではないのですが、ChatGPTと同じUIでログインなしのサービスを提供しているところがあります。先程説明した「API」という仕組みを使い、ChatGPTと同じ画面で使えるようになっています。
本家と違う点は、広告があるということです。本家には広告がありませんが、こちらのサービスでは画像のように広告が多いです。
一度だけ使ってみたいという方はそれでも良いかもしれないですね!
ただし、こちらのサービスはあくまで非公式ですので、無料提供をいつかやめてしまう可能性もありますので注意が必要です。
★該当のサイトはこちら
※詳しい使い方は、以下の記事で解説しています。
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②AIチャットくん
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電話番号登録を回避してChatGPTを使う方法2つ目は、LINEでChatGPTが使えるサービスを利用することです。このようなサービスはいくつかありますが、株式会社Piconがリリースした「AIチャットくん」は、リリースから1ヶ月で100万人が友達登録したそうなので、一度使ってみても良いかもしれません。
画像を押すとAIChatくんのページに飛べるので、気になる方は友だち登録してみてください。
ただ、AIチャットくんをはじめ、ChatGPTを本家のように使えるサービスは、無料で使える回数が限られ、一定回数以上は有料となっていることが多いです。理由は、ChatGPTを開発元であるOpenAI社以外が利用する場合は「API使用料」というものを支払わなければいけないためです。
とはいえ、ちょっと試して見るだけなら十分かと思いますので、ぜひ使ってみてください!
※詳しい使い方は、以下の記事で解説しています。
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③Microsoft Copilot
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最後に、ChatGPTとは少し違う代替手段になりますが、ChatGPTと同じエンジンを積んでいる「Microsoft Copilot」を使うという方法もあります。Microsoft Copilotは、Microsoftが開発した生成AIで、ブラウザ上で使える他、アプリを入れることでも利用が可能です。
現在、無料版ChatGPTで提供されているGPT-4の場合、2023年5月より前の情報は表示できないのですが、Microsoft Copilotであればインターネット上の情報を参照して回答してくれます。
最新情報を加味した回答を得ることができるのが特徴です!
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さらに現在では、登録・ログイン不要で制限もなく、すぐに使うことができます。手軽なのでとりあえずAIとのチャットを初めてみたいという方にもおすすめです。
※詳しい使い方は、以下の記事で解説しています。
④Writesonic(Chatsonic)
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Writesonicの中のChatsonicという機能を利用すれば、ChatGPTのようなチャットツールを利用できます。Googleアカウントで簡単に登録できるので、電話番号は不要です。
主にマーケティング、ブログ投稿、広告コピー、Eメールマーケティング、ウェブサイトコンテンツ、そしてさらに多くの用途向けの高品質なテキストを生成することを目的としています。ChatGPT同様、Writesonicも自然言語処理(NLP)を用いて、ユーザーが入力したプロンプトに基づいてコンテンツを生成しますが、特にデジタルマーケティングとコンテンツ制作を得意としているので、ビジネスシーンでの利用がオススメです。
※詳しい使い方は、以下の記事で解説しています。
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⑤Jasper chat
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Jasper chatも、Googleアカウントで簡単に登録できるため電話番号が不要なAIチャットツールです。
Jasper Chatは、AI駆動のコンテンツ作成と会話型アシスタントツールです。ChatGPTに似ていますが、特にマーケティング、コピーライティング、コンテンツ制作の分野に特化しており、ブログ記事、ソーシャルメディアの投稿、広告コピー、Eメールキャンペーンなど、多岐にわたるコンテンツの生成が得意です。
※詳しい使い方は、以下の記事で解説しています。
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ChatGPTの電話番号認証でログインするのは危険?悪用リスクはあるか
先でも述べた通り、電話番号認証は必要ありませんが、もし登録するとしても、ほぼ安全で、むしろ電話番号認証を行うことで安全性・セキュリティを強化しています。
電話番号認証を行うことで、ユーザーのアカウントに誰かが不正にアクセスするのを防いでいます。
また、安心材料の一つとしては、ChatGPTの開発企業であるOpenAIは、あのマイクロソフトから大型の出資を受けている点も挙げられます。
Windowsのアカウントをお持ちの方は、その登録の際に電話番号認証をしたのではないでしょうか?それとほぼ同じ感覚だと思って良いと思います。
もちろん他のサイトと同様、流出リスクがゼロとは言えませんが、OpenAIは下記引用のようにプライバシーポリシーをきちんとHPで公開していますので、安心して良いでしょう。
OpenAI OpCo, LLC(以下、当社の関連会社とあわせて「OpenAI」又は「当社」といい ます。)は、お客様のプライバシーを尊重し、お客様から取得した、又はお客様に関する 情報を安全に保つことを強くお約束します。
引用:OpenAIのプライバシーポリシー
ChatGPTで電話番号を登録するメリットもある
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電話番号を登録するメリットってあるの?と考えている方も多いと思いますが、実は「APIキーを利用していろいろなサービスの開発や業務効率を上げることが可能になる」というメリットがあるんです!
最近の技術進歩により、多種多様なAPIサービスが提供されるようになりました。
OpenAIによって開発されたGPT-4-Turboは、128kという広範なコンテキストを理解し、コーディングの解釈と情報検索に特化した最新のAssistants APIを特徴としています。
さらに、GPT-4 Turbo Vision APIでは、画像を認識する能力も備えています。画像を創造するためのDALL·E 3 APIも利用可能です。そして、6つの異なる声から選べる革新的なText to Speech APIも登場しました。
これらすべてのサービスを活用するためには、電話番号による認証が必要不可欠となっています。
ChatGPTの電話番号認証でエラーが出た場合
また電話番号認証を進めていくにあたって「電話番号認証して本家ChatGPTを使いたいのにエラーが出てしまった…!」という方もいらっしゃるかと思います。
ChatGPTの電話番号認証に失敗してしまう場合は、以下のことが原因として考えられます。
- ChatGPT規制国(中国など)の電話番号を使っている
- IP電話の電話番号を使っている
- 電話番号認証のSMSがスパムフォルダに入っている
- 海外からのSMSを受信できない設定になっている
ChatGPT登録・ログイン時のエラーについてはこちらの記事でも解説しているので、チェックしてみてください!
ChatGPTのアカウント作成時の電話番号認証に関するFAQ
電話番号認証に関して、よく質問される内容をFAQ形式でまとめました。参考にしてみてください。
- Q登録するのは適当な電話番号でも大丈夫?
- A
残念ながら、適当な電話番号だとSMSを使った二段階認証ができないため、登録ができないです。
- Q固定電話の番号でも登録できる?
- A
SMS認証ができないため、固定電話の電話番号だと登録ができないです。
- Qなんで電話番号が必要なの?
- A
SMS認証を導入してセキュリティを強化するためです。詳しくは一個上のチャプターで説明したので参考にしてください。
- Q同じ電話番号で重複して登録できる?(複数アカウント作れるか)
- A
試してみたところ、問題なく使えました。数の制限はあるかもしれないですが、同じ電話番号で複数のアカウントを作ることは可能です!
まとめ
この記事をまとめると
- ChatGPTをログインなし、電話番号認証なしで使う方法はある
- 最も簡単にChatGPTを使ってみる方法は、①ChatGPTデモを利用する②LINEで使える「AIチャットくん」を使う③BingAIを使うのいずれか
- ChatGPTを運営するOpenAIはプライバシーポリシーも公開しており、Microsoftも出資をしているため信用できる企業なので、電話番号認証のリスクは限りなく低い
- 【2024/04/04追記】ChatGPTでログインなし・電話番号を登録なしで利用可能になった!
でした。
ぜひみなさんもChatGPTを使いこなして行きましょう〜!
Romptnでは他にもAIに関する記事を執筆していますので、ぜひご覧ください。
- ChatGPTで〇〇を効率化したい
- スライドを作るならどのAIツールがおすすめ?
- おすすめのGPTsが知りたい
同じ悩みを解決した人がいるかもしれません。ぜひ質問してみてください!
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