Stable Diffusionでランダム生成できる拡張機能『Umi AI』の使い方! | romptn Magazine

Stable Diffusionでランダム生成できる拡張機能『Umi AI』の使い方!

Stable Diffusion

Stable Diffusionで画像を生成する際に必ず必要になるプロンプトですが、どんなプロンプトにしたらいいか困ったことはありませんか?

今回は、特定のキーワードを入力するだけで、ランダムに画像を生成してくれる拡張機能『Umi AI』の導入方法から使用方法までわかりやすく解説いたします。

  • プロンプトに困ってるけどどうしたらいい?
  • Umi AIって何?
  • Umi AIの導入方法が知りたい

というお悩みにお答えします。

この記事を最後までよんでいただくと、プロンプトに困った際も簡単に画像が生成できるようになります。

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拡張機能「Umi AI」とは?

Umi AIとは、Stable Diffusionの拡張機能の一つで、あらかじめ用意されたキーワードを入力することで、ランダムにプロンプトを抽出して画像を生成するごとに異なるプロンプトを使用することが出来る便利な機能です。

Dynamic Promptsと似たような拡張機能になりますが、テキストファイルをダウンロードする必要がない為、手軽に使用することが出来ます。

Umi AIを導入すると、Enable Checkerという拡張機能が動かなくなるので注意してください。

※Dynamic Promptsについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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拡張機能「Umi AI」の導入方法

GitHub - Klokinator/Umi-AI-Embeds: Wildcards and Code for the Umi AI Engine
Wildcards and Code for the Umi AI Engine. Contribute to Klokinator/Umi-AI-Embeds development by creating an account on GitHub.

①Stable Diffusion Web UIを開きます。

②「Extensions」タブ→「Install from URL」タブを開きます。

※インストールに少し時間がかかります。

③URL for extension’s git repositoryに以下のURLを入力して、「Install」ボタンをクリックしてください。

https://github.com/Klokinator/Umi-AI

④「Installed」タブを開いて、「Apply and restart UI」ボタンをクリックしてください。

※Umi-AIが導入されているか確認してください。

以上でUmi AIの導入は完了です。

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拡張機能「Umi AI」の使い方

Umi AIのインストールが完了すると、「Umi AI」という項目が追加されます。

Umi AIの使い方は、「Enable UmiAI」にチェックを入れるだけで使用できます。

あとは、プロンプトに以下のような特定のキーワードを入力すると、Generateボタンをクリックするたびにランダムにプロンプトを選択し画像を生成してくれます。

上記のキーワードのプロンプトを入力すると以下のような画像が生成されました。

抽出されたポジティブプロンプト

(best quality, masterpiece), 1 woman, Calm, Slight smile, 1Girl, Mature female, Adult, Bamboo Forest

以下は、プリセットされたプロンプトの例です。

<[Preset]>=Umi AIのファイルからプリセットされたプロンプトをランダムに選択してくれます。

<[Emotions]>=ポジティブ、ネガティブ、自然な表情をランダムに選択してくれます。

<[Pose][–Location]>=キャラクターのポーズを選択してくれます。

<[Location][–Pose]>=背景のプロンプトを選択してくれます。

<[Torso][–Sexywear]>=服装のプロンプトを抽出してくれます。

<[EZHair]>=髪型、髪色、髪の長さのプロンプトを選択してくれます。 

詳しいUmi AIのプロンプトについては、以下の記事をご覧ください。

Umi AI's Tagging System
Wildcards and Code for the Umi AI Engine. Contribute to Klokinator/Umi-AI-Embeds development by creating an account on GitHub.

ワイルドカードを適用するのもアリ!

Umi AIでは、dynamic-promptという拡張機能と相性がいいため、ワイルドカードを使用することができます。

ワイルドカードを使用するためには、Civitaiなどからテキストファイルをダウンロードする必要があります。

ダウンロードしたファイルは、「stable-diffusion-webui」→「Extensions」→「sd-dynamic-prompto」→「wildcards」ファルダに保存します。

ワイルドカードとは、「dynamic-prompts」という拡張機能で、画像生成時に使用されるプロンプトをテキストファイル化してあるものです。

dynamic-promptの導入方法・ワイルドカードの使用方法については、下記の記事を参考にしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

プロンプトをランダムに抽出してくれる拡張機能『Umi AI』について解説してきました。

今回のポイントをまとめると、以下のようになります。

  • Umi AIとは、用意されたキーワードを入力すると、ランダムにプロンプトを選択し画像を生成してくれる拡張機能。
  • Umi AIのインストールには、5分ほど時間がかかる
  • ワイルドカードを使用することも出来ます。
  • Enable Checkerとの併用はできない。

プロンプトをどうしようか困った場合は、是非『Umi AI』使用してみてください。

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