東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は、横浜市と協力し、下水道管路施設の業務効率化を目的とした「マンホール蓋の異常検知AI開発」の実証実験プロジェクトを開始します。
このAIニュースのポイント:
- 横浜市の下水道管路施設には約54万箇所のマンホールが存在し、老朽化に伴う維持管理の必要性が増している。
- NTT東日本は、通信設備の維持・管理にデジタル技術を活用しており、マンホール点検業務のDX推進に貢献する目的で「YOKOHAMA Hack!」に応募した。
- 実証実験プログラムは、マンホール蓋の型式や異常判定、劣化度のAI予測を中心に行われる。
NTT東日本と横浜市は、下水道管路施設の業務効率化を目的として、デジタル技術の活用に関する協定を締結しました。
横浜市は「YOKOHAMA Hack!」というオープンなプラットフォームを運営し、行政の業務やサービスの課題とデジタル技術の提案をマッチングさせています。
横浜市のマンホールは約54万箇所存在し、老朽化や摩耗の進行による維持管理の重要性が増しています。NTT東日本は、通信設備の維持・管理においてデジタル技術を活用しており、マンホール点検業務のDX推進に貢献できると考えました。
この実証実験プログラムは、2023年8月17日から2023年12月28日まで行われ、マンホール蓋の型式や異常判定、劣化度のAI予測を中心に実施される予定です。
NTT東日本グループは、持続的な成長が可能な地域社会の実現を目指して、ICTを活用したサービス提供や非通信分野事業の拡大を進めています。
出典:PRtimes