Gemini(旧Bard)をChrome拡張機能で使う方法を解説!今後公開予定の拡張機能も紹介 | romptn Magazine

Gemini(旧Bard)をChrome拡張機能で使う方法を解説!今後公開予定の拡張機能も紹介

Gemini

ChatGPTは、すでに多くのChrome拡張機能が利用可能であり、その数も豊富です。一方で、Gemini(旧Bard)はまだ多くのChrome拡張機能がありません。

そこで本記事では、「Geminiで使用可能な3つのChrome拡張機能とその活用法」と「今後公開予定の拡張機能」についてご紹介します。これらのChrome拡張機能は無償で提供されており、数回のクリックで簡単にインストール可能です。

Gemini(旧Bard)のChrome拡張機能を用いて、最新AIを快適に使いこなしましょう。

こちらの記事に掲載されている情報は、2024年5月時点のものになります。

※Geminiの新しいモデル「Gemini 1.5 Flash」が発表されました。以下の記事で解説していますので、合わせてチェックしてみてください!

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Gemini(旧Bard)で使えるChrome拡張機能3選

「Gemini(旧Bard)の可能性を最大限に引き出すChrome拡張機能」を3つご紹介します。

Chrome拡張機能①:PromptStorm

「PromptStorm」は、プロンプトテキストを選択していくだけで、高品質なテキストを生成することができる拡張機能です。
テキスト生成を簡単に行いたい人に向いています。

PromptStormのインストール方法

Chrome ウェブストアからPromptStormのインストールを行います。

1.ここからChrome ウェブストアを開きます。

2.「Chromeに追加」をクリックします。

3.「拡張機能の追加」をクリックして、インストールを完了します。

4. Gemini(旧Bard)を起動します。
画面右側にある⚡マークをクリックします。

5. アカウント登録(無料)
必須事項を記入して「サインアップ」をクリックし、サインインします。

PromptStormの使い方

1. Gemini(旧Bard)を起動します。

2. ⚡マークをクリックし、「カテゴリー」から適切な項目を選択してプロンプトを生成します。

例として、Gemini(旧Bard)に絵を作成してもらう手順をご紹介します。
「カテゴリー」→「美術」→「グラフィックデザインとデジタルアート」→「絵文字ジェネレーター」を選択し、最後に「猫」と入力します。

「猫」と入力するだけで、テキストボックスには「猫のアスキーアートを作成できますか?」と自動で入力され、Gemini(旧Bard)が絵を作成してくれます。

実際には英語で「CAT」と入力しています。
生成後に、Googleの翻訳機能で日本語に変換しています。

PromptStormは「ChatGPT」でも使用可能です。
ChatGPTを起動し、先ほどと同じ手順で同様の猫を生成することができます。

「PromptStorm」は、興味のあるカテゴリーを選んでいくだけ、自動でプロンプトが作成されます。
プロンプトを入力する手間を省きたいという方には、PromptStormは最適の拡張機能といえます。

Chrome拡張機能②:MaxAI.me

MaxAI.meは、Webサイト上でどこからでも簡単に利用できる便利な拡張機能です。
ショートカットキー(Cmd/Alt + J)を押すだけで、Gemini(旧Bard)やChatGPT、Copilot(旧Bing)、ClaudeといったさまざまなAIツールを利用することができます。

メールやSNSを開きながらでも、テキスト生成や要約、翻訳などが可能です。

MaxAI.meのインストール方法

ChromeウェブストアからMaxAI.meのインストールを行います。

1.ここからChrome ウェブストアを開きます。

2.「Chromeに追加」をクリックします。

3.「拡張機能の追加」をクリックして、インストールを完了します。

4.自動でMaxAI.meが起動します。
 「Google」または「メール」を選択し、アカウント登録(無料)を行います。

MaxAI.meの使い方

MaxAI.meは、どのWebサイトからでも使用することができます。

例として、イーロン・マスクのX(旧Twitter)を開き、ショートカットキー(Cmd/Alt + J)を押してみます。

すると、画面右側にMaxAI.meが表示されます。

Gemini(旧Bard)やCopilot(旧Bing)、ChatGPTなど、自分好みのAIツールを選択して利用してください。

Gemini(旧Bard)を選択し、イーロン・マスクが投稿した内容について尋ねてみた例は以下の通りです。

MaxAI.meは、ショートカットキー(Cmd/Alt + J)を押すだけで、どのWebサイトでも使え、自分好みのAIツールが使えます。
常にAIツールを活用したいという方には、MaxAI.meは最適の拡張機能といえます。

Chrome拡張機能③:Gemini for Google

Geminiからの回答を検索エンジンの結果と併せて表示してくれるChrome拡張機能です!

Gemini for Googleのインストール方法

ChromeウェブストアからGemini for Googleのインストールを行います。

1.こちらのページにアクセスします。

2.「Chromeに追加」をクリックしましょう。

たったこれだけでOKです!

Gemini for Googleの使い方

Gemini for Googleの使い方は、以下の動画で詳しく見ることができますので参考にしてください!

Gemini(旧Bard)で今後公開予定の拡張機能は?

Google I/Oでの拡張機能の公開が予定されていますが、具体的なリリース日はまだ未定です。

Googleのアプリやサービスとの統合が進められ、さまざまな拡張機能を通じてGemini(旧Bard)をさらに活用できるようになります。また、Adobe Fireflyの統合も予定されており、Gemini(旧Bard)を使用して高品質な画像を生成し、Adobe Expressで編集やデザインに利用することが可能になります。

【2024/05/18追記】Google I/OでGeminiの拡張機能に関する新しい発表が⁉

2024年5月に、GeminiをアップデートすることをGoogleが発表しました。その際、Googleのアプリ群(Gmail、Googleマップ、YouTube Musicなど)との連携が深まり、移動時間を考慮した旅行計画やおすすめのレストラン、美術館を提案できるようになることも同時に発表されました。

また、ChatGPTのGPTsのように「Gem」と呼ばれるカスタマイズ版を作成でき、パーソナライズされたトレーニングコーチや数学の家庭教師を設定することも可能になります

これによって、Geminiで新たなGoogle拡張機能が利用できるようになるのでは?と予想されています!

まとめ

いかがだったでしょうか?

この記事をまとめると

  • BardのChrome拡張機能は、作業効率を大幅にアップさせることができる
  • 「Bard for Google™ Pro」は、Googleの検索結果にBardとChatGPTの情報を同画面で表示可能
  • 「PromptStorm」は、プロンプトテキスト選択で高品質なテキストが生成可能
  • 「MaxAI.me」は、ショートカットキーを押すだけで、どのWebサイト上でもAIツールが利用可能
  • Bardは今後、Google I/Oでの拡張機能を公開する予定→【2024/05/18追記】Geminiのアップデートが発表され、Geminiで新たなGoogle拡張機能が利用できるようになるのでは?と予想が広がる

でした。

ぜひ、今回ご紹介したGemini(旧Bard)の拡張機能をフル活用してみてください!

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