Stable Diffusionで漫画を描く方法!おすすめモデルや呪文(プロンプト)も | romptn Magazine

Stable Diffusionで漫画を描く方法!おすすめモデルや呪文(プロンプト)も

Stable Diffusion

Stable Diffusionを使えば、全く絵が描けない人でも以下の画像のような漫画を作成できます。

『Stable Diffusionでどうやって漫画を描くの?』と悩む人は多いはずです。

本記事では、Stable Diffusionを使って漫画を作成する方法や、必要なツールを紹介します。

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【準備】Stable Diffusionで漫画を描くために必要なもの

Stable Diffusionで漫画を作成する場合、以下3つのツールが必要です。

  • Stable Diffuion
  • CLIP STUDIO PAINT
  • PC

①AI画像生成ツール:Stable Diffusion

Stable Diffuionに絵を描いてもらいます。漫画を描くというよりは、漫画のコマにはめ込むイラストを生成します。

※Stable Diffusionの詳しい導入方法や立ち上げ方については、以下の記事を参考にしてください。

②ペイントソフト:CLIP STUDIO PAINT

ペイントソフトのCLIP STUDIO PAINT(通称クリスタ)を使って、Stable Diffuionで生成した画像を漫画化してきます。

クリスタではコマや吹き出しはもちろん、漫画に欠かせないトーンやエフェクトが使用できる有料ツールです。

クリスタには『PRO版』と『EX版』があります。どちらでも漫画は描けますが、本格的な漫画作成を行いたいなら、上位互換のEX版がおすすめです。

③ご自身のPC

Stable Doffusionを利用するなら、PCを用意しましょう。一応スマホでもStable Doffusionを利用できますが、画面が小さく操作がやりにくいのでおすすめしません。

もし本格的にStable Doffusionで漫画を制作したいなら、安くても良いのでPCを購入しましょう。

Stable DiffusionにはハイスペックのPCが必要ですが、Google Colabを利用すれば低スペックPCでも利用できます。

Google Colabとは、ブラウザ上で環境を構築しなくてもPythonを記述、実行できるサービスです。Stable Doffusionを利用する場合、1,172円の月額料金が必要です。

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Stable Diffusionに漫画を描かせる方法

Stable Doffusionで漫画を作成する手順は、以下の通りです。

  1. プロットを作る
  2. ネームを作成する
  3. Stable Doffusionでイラストを生成する
  4. コマにイラストをはめていく
  5. 清書する

①プロットを作る

まずはプロット(話の流れ)を作ります。プロット作りの段階では、話の流れや登場人物を考えておきましょう。

プロットは『なんとなくこんな感じ』ぐらいの完成度でOKです。

最初は『起承転結』に当てはめて、4コマ漫画を作るイメージで話を考えていきましょう。

②ネームを作成する

作成したプロットをもとに、クリスタでネームを作成します。ネームの段階で、コマ割りや台詞を入れておきましょう。

ネームの段階では、まだ下書きです。後から変更や修正はできるので、あまり深くは考えずネームを作成しましょう。

③Stable Diffusionでイラストを生成する

プロットとネームを作成したら、Stable Doffusionで漫画の使う画像を生成していきます。プロンプトで服装やポーズ、表情などを指定して画像を生成しましょう。

漫画風の白黒の画像にしたい場合、プロンプトに『monochrome』と入力してください。

monochrome

100点満点の画像が生成されることはまずないので、とにかく何度も生成してください。

以下の画像のような、手はおかしいけど、イメージに近い画像が生成されたら、とりあえず保存しておきましょう。

上の画像では、手を吹き出しで隠せば、十分利用できます。一部がおかしくても全体のクオリティが高いなら、とりあえず保存しておきましょう。

どうしても上手く画像が生成できないなら、Loraで追加学習させてみましょう。

※Loraについては、以下の記事で詳しく解説しています。

④コマにイラストをはめていく

Stable Doffusionで生成した画像を、ネームにはめ込みます。以下の手順で、画像をコマに挿入します。

  1. 画像を挿入したいコマをクリック
  2. [ファイル]→[読み込み]→[画像…]と進む
  3. 挿入したい画像を選択

コマに合わせて、画像の位置やサイズを調整してください。

⑤清書する

最後に清書です。清書では、エフェクトを入れたり、ネームの段階で書き込んだ吹き出しを修正していきましょう。

ネームの修正は右下のウィンドウ、エフェクトなどの加工は左のウィンドウから行います。ウィンドウは移動できるので、使いやすいところに配置しましょう。

清書が終われば、漫画を保存しましょう。[ファイル]→[保存]と進めば、保存できます。ファイル名を決めたい場合は、[ファイル]→[別名で保存]と進んでください。

画像を保存するなら、クリスタを購入する必要があります。無料版では保存できません。

プロンプトジェネレーターで画像生成プロンプトの参考に!
  • Stable Diffusionのプロンプトの見本が知りたい
  • 画像生成が思ったようにできない
  • 色々なプロンプトを探したい
など、画像生成AIのプロンプトに関する疑問が解決するかもしれません。

Stable Diffusionで漫画を描く際におすすめの呪文(プロンプト)

漫画を描く際には、細かくプロンプトで指示を出すことが重要です。本記事では書き切れないので、以下の記事を参考にして、プロンプトを書いてみてください。

Stable Diffusionで漫画を描く際におすすめのモデル

漫画なので、モデルはアニメ系がいいでしょう。アニメ系のモデルなら、とくに以下3つがおすすめです。

  • Counterfeit-V3.0
  • MeinaMix
  • Yuzu

※他のおすすめモデルや、モデルの導入方法を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Stable Doffusionを使った漫画の作成方法について解説してきました。

今回のポイントをまとめると、以下のようになります。

  • Stable DoffusionとCLIP STUDIO PAINTを組み合わせて漫画を作成する
  • 『プロットを作る』→『ネームを作成する』→『Stable Diffusion』でイラストを生成』→『コマにイラストをはめていく』→『清書する』の手順で漫画を作成する
  • 生成した画像は、一部おかしくても全体の完成度が高いならとりあえず保存しておく

まずは簡単な漫画から作成していき、慣れてきたらプロンプトを工夫して、漫画の完成度を高めていきましょう。

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