Midjourneyで画像を生成していて、「あともう少しだけここを変えたいな…」「背景だけ違う感じにできないかな?」と思ったことはありませんか?
そんなときに頼りになるのが、MidjourneyのEdit機能です!この機能を使えば、生成した画像はもちろん、自分で撮影した写真やアップロードした画像も思い通りに編集できちゃうんです。
でも実際に使ってみると、「操作方法がよく分からない…」「どんなことができるの?」と戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、MidjourneyのEdit機能について、基本的な操作方法から応用テクニック、実際の活用事例まで初心者の方にも分かりやすく詳しく解説していきます。この記事を読めば、あなたもEdit機能を使いこなして、理想の画像を作れるようになりますよ!
📖この記事のポイント
- MidjourneyのEdit機能を使えば、生成した画像やアップロード画像を自由に編集できる
- Smart Select機能で背景削除や部分修正が簡単にできるようになる
- レイヤー機能とRetexture機能を組み合わせることで本格的な画像合成が可能
- Edit Tabの高度な機能を活用すれば、プロレベルの画像編集ができる
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無料AIセミナーを見てみる※Midjourneyの基本的な使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
MidjourneyのEdit機能とは?

MidjourneyのEdit機能は、2024年10月に本格的にリリースされた画像編集機能で、これまでプロンプトだけに頼っていた画像生成の世界を大きく変えました。
簡単に言うと、「生成した画像やアップロードした画像を、AIの力で思い通りに編集できる機能」です。今までは画像生成で気に入らない部分があっても、プロンプトを変えて一からやり直すしかありませんでしたが、Edit機能があれば部分的な修正や調整が可能になりました!
Edit機能でできること
MidjourneyのEdit機能では、主に以下のような編集が行えます。
①画像の部分修正:特定の箇所だけを選択して、その部分のみを再生成できます。例えば、人物の髪型だけ変えたい、服の色だけ変更したい、といった細かい調整が可能です。
②背景の変更・削除:Smart Select機能を使えば、人物や物体を自動で選択して背景だけを削除したり、まったく違う背景に差し替えたりできます。
③画像の拡張:アスペクト比を変更して、画像を縦長や横長に拡張し、新たに追加された余白部分をAIが自動で埋めてくれます。
④スタイルの変更(Retexture):画像の構図はそのままに、描画スタイルやテクスチャを変更できます。写真をアニメ風にしたり、イラストをリアル系にしたりといった変換が可能です。
Edit機能を使うメリット

①時間と手間の大幅な節約:プロンプトを何度も調整して理想の画像を探す必要がなくなり、「8割完成した画像」から残り2割を仕上げていくアプローチが可能になりました。
②より精密なコントロール:全体を変えずに特定の部分だけを修正できるため、イメージに近い画像を確実に作り上げられます。
③外部画像との連携:自分で撮影した写真や既存の画像もアップロードして編集できるため、活用の幅が大きく広がりました。
MidjourneyのEdit機能の利用条件と始め方
MidjourneyのEdit機能を使い始める前に、まず利用条件を確認しておきましょう。実は、この機能は誰でも使えるというわけではないんです…!
Edit機能が使える条件
2025年現在、MidjourneyのEdit機能を利用するには以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
- 年払いでプランに契約している
- 月額プランを12ヶ月以上継続している
- これまでに10,000枚以上の画像を生成している
この制限は、新機能の安定性を確保し、コミュニティが段階的に慣れていけるよう配慮されたものです。条件を満たしていない場合は、正式リリース後に全ユーザーに開放される予定ですので、もう少しお待ちくださいね。
※Midjourneyの料金プランや支払い方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
Web版Midjourneyでの操作方法
Edit機能は、Web版Midjourneyでのみ利用できます。Discord版では使用できませんので注意してください!
①Web版Midjourneyにアクセス:ブラウザから公式サイト(midjourney.com)にログインします。
②画像を選択:既に生成済みの画像から編集したいものをクリックするか、新たに画像を生成します。
③Editボタンをクリック:画像の詳細画面で「Edit」ボタンが表示されるので、これをクリックします。もし表示されていない場合は「More options」から「More actions」にチェックを入れることで表示されます。

Edit画面の基本的な見方
Edit機能を開くと、専用の編集画面が表示されます。最初は少し複雑に見えるかもしれませんが、慣れてしまえば直感的に操作できるようになります。

右中央部ツールバー:画像編集に必要な各種ツール(Erase、Restore、Smart Selectなど)が配置されています。
左~中央エリア:編集対象の画像が表示され、実際に編集作業を行うメインの作業スペースです。
上部パネル:プロンプト入力欄や設定項目が表示されています。元のプロンプトも確認できるので、編集時の参考になります。
その他右部:アスペクト比の変更ボタンやSubmitボタンなど、編集を実行するためのコントロールが配置されています。
また、Edit機能には通常のEdit画面と、より高度な機能が使える「Edit Tab」の2種類があります。Edit Tabは「Open in Edit Tab」ボタンから開くことができ、レイヤー機能やSuggest Prompt機能などの追加機能が利用できます。
※Web版Midjourneyの詳細な機能については、こちらの記事をご覧ください!
MidjourneyのEdit機能の基本操作方法
Edit機能を使いこなすためには、まず基本的な操作の流れを覚えることが大切です。ここでは、画像のアップロードから編集完了まで、分かりやすく解説していきます!
画像のアップロード方法
Edit機能では、2つの方法で画像を読み込むことができます。
①Midjourneyで生成した画像を編集する場合:ギャラリーから編集したい画像を選択し、画像詳細画面で「Edit」ボタンをクリックするだけです。元のプロンプトも自動で引き継がれるので、追加の設定は不要です。

②外部画像をアップロードする場合:Edit画面で「Edit Uploaded Image」を選択し、PCに保存されている画像ファイルをアップロードします。JPEGやPNG形式の画像に対応しており、URLから画像を読み込むことも可能です。

Edit画面の各ツールの説明
Edit画面には複数のツールが用意されていて、それぞれ違った編集機能を持っています。
Erase(消去ツール):編集したい部分をブラシで塗りつぶして削除するツールです。厳密には削除というより「再生成エリア」を指定する機能で、塗った部分+プロンプト指定でAIによって新しく生成し直されます。

Restore(復元ツール):Eraseで削除した部分を元に戻すことができます。間違って消しすぎた時に便利です。

Scale(スケール調整):画像全体のサイズを調整できます。スライダーを左に動かすと画像が小さくなり、余白部分が生まれます。この余白もAIが自動で埋めてくれるので、画像の拡張に使えます。

Undo/Redo/Reset:作業の取り消し、やり直し、初期状態への完全リセットが可能です。編集に失敗した時の保険として重要な機能です。

プロンプト入力のコツ
Edit機能では、編集内容をプロンプトで指示することが重要になります。
①具体的で簡潔な指示を心がける:「red dress」「sunny day」のように、変更したい内容を明確に書くことで、AIがより正確に理解してくれます。
②元のプロンプトとの整合性を保つ:全体的な画風やスタイルを維持したい場合は、元のプロンプトを大きく変更しすぎないようにしましょう。
③段階的な編集がおすすめ:一度にたくさんの変更を加えるより、小さな修正を重ねていく方が思い通りの結果が得られやすいです。
編集が完了したら「Submit Edit」ボタンをクリックして生成を開始します。

通常の画像生成と同様に、4つのバリエーションが表示されるので、気に入ったものを選んでさらに編集を続けることもできます。

MidjourneyのSmart Select機能の使い方
Smart Select機能は、MidjourneyのEdit機能の中でも特に画期的な機能なんです!
Smart Selectとは

Smart Selectは、画像内の特定のオブジェクト(人物、動物、建物など)をAIが自動で判別し、境界線を正確に認識して選択する機能です。
従来の画像編集ソフトでは、選択範囲を手動で細かく指定する必要がありましたが、Smart Selectを使えば「この人物を選択したい」と思った部分をクリックするだけで、AIが自動的に人物全体を認識して選択してくれます。
画面右側の「Smart Select」ボタンをクリックすると、この機能が有効になります。

Include・Excludeモードの使い分け
Smart Selectには2つの基本モードがあります。
①Includeモード(含める):選択範囲に含めたいオブジェクトを指定するモードです。例えば人物・被写体だけを残して背景を変更したい場合、人物・被写体の部分をクリックすることで、AIが人物全体を自動選択してくれます。

Excludeモード(除外する):選択範囲から除外したい部分を指定するモードです。大まかに選択した後、「ここは選択したくない」という部分をクリックすることで、その部分を選択範囲から除外できます。

これらのモードを組み合わせることで、複雑な形状のオブジェクトも正確に選択できるようになります。
背景削除・オブジェクト選択のコツ
Smart Select機能には、よく使われる便利なボタンが用意されています。

Erase Background(背景削除):人物や特定のオブジェクトを選択した状態でこのボタンを押すと、背景部分だけを自動で削除してくれます。被写体を残して背景だけを変更したい時に非常に便利です。
Erase Selection(選択部分削除):選択した部分そのものを削除します。不要なオブジェクトを取り除きたい時に使用します。
- 人物写真で背景だけを変更する
- 複数人の写真から特定の人物だけを残す
- 商品写真から余計なオブジェクトを除去する
- 風景写真に写り込んだ不要な要素を削除する
Smart Selectの精度をさらに上げるためには、オブジェクトの中心部分をクリックすることが重要です。境界線近くをクリックすると、AIが正しく認識できない場合があります。
また、複雑な背景がある画像では、一度に全てを選択しようとせず、Include/Excludeモードを使い分けながら段階的に選択範囲を調整していくのがおすすめです!
Midjourneyのレイヤー機能の活用方法
MidjourneyのEdit機能の中でも特に強力なのが、レイヤー機能です。この機能を使えば、複数の画像を重ね合わせて、まるでPhotoshopのような本格的な合成作業が行えるようになります!
レイヤーとは何か
レイヤー機能は、複数の画像を透明なフィルムのように重ね合わせて編集する仕組みです。例えば、人物写真と背景画像を別々のレイヤーに配置することで、それぞれを独立して編集しながら合成できます。

この機能は、Edit Tabでのみ利用可能です。通常のEdit画面では使用できないので注意してください。
画面左下の「Layers」という項目から、レイヤーの追加や管理を行います。
複数画像の合成方法
レイヤー機能を使った基本的な合成手順は以下の通りです。
①ベースとなる画像を準備:まず、レイヤー1に背景となる画像を配置します。これは風景写真でも、Midjourneyで生成した画像でも構いません。


②追加レイヤーの作成:「Add」ボタンをクリックして、レイヤー2を作成します。ここに合成したい画像(人物写真など)をアップロードします。

③不要な部分の削除:Smart Select機能を使って、合成したい被写体以外の部分(背景など)を削除します。これにより、被写体だけを残した状態になります。

④位置とサイズの調整:各レイヤーは独立して移動や拡大縮小ができます。被写体のサイズを調整したり、配置位置を変更したりして、自然な合成になるよう調整します。

これでダウンロードボタンをクリックすれば、合成した画像を確認できます!

レイヤーの重ね順と調整
レイヤーには上下の順序があり、上にあるレイヤーが前面に表示されます。
重ね順の変更:レイヤーパネルでドラッグ&ドロップすることで、レイヤーの順序を入れ替えることができます。人物を前景に、背景を後景にしたい場合は、人物のレイヤーを上に配置します。

各レイヤーは独立して編集できるため、「背景だけを明るくしたい」「人物だけをもう少し大きくしたい」といった調整も簡単に行えます!
レイヤー機能を使いこなせるようになると、本格的なビジュアル制作もできるようになりますね。最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、慣れてしまえばとっても便利な機能なので、ぜひチャレンジしてみてください!
MidjourneyのRetexture機能で画像のスタイルを変更する方法
Retexture機能は、画像の構図や配置はそのままに、描画スタイルやテクスチャ(質感)だけを変更できる魔法のような機能です。
Retexture機能の概要

この機能の最大の特徴は、画像に描かれているもの(人物、建物、動物など)の位置や形を保持しながら、描き方のスタイルだけを変更できることです。
例えば、写真をアニメ風に変換したり、リアルなイラストを水彩画風にしたり、モノクロの鉛筆画に変更したりできます。まるで同じ構図で違うアーティストが描き直したような結果が得られるんです!
Retexture機能は、Edit Tab画面の左上にある「Re-texture」ボタンから利用できます。

スタイル参照の使い方
Retexture機能では、以下の方法でスタイルを指定できます。
プロンプトでスタイル指定:「realistic」「anime style」「watercolor painting」「black and white pencil drawing」など、希望するスタイルをプロンプトに入力する方法です。簡単で直感的な指定方法として人気があります。


プロンプトでのスタイル指定方法
効果的なRetextureを行うためのプロンプト例をいくつかご紹介します。
アート系スタイル | ・「oil painting style」(油絵風) ・「watercolor illustration」(水彩画風) ・「vintage poster style」(ヴィンテージポスター風) |
写実系スタイル | ・「realistic photography」(写実的な写真風) ・「professional portrait」(プロ撮影風) ・「cinematic lighting」(映画的なライティング) |
イラスト系スタイル | ・「anime character」(アニメキャラクター風) ・「cartoon illustration」(カートゥーン風) ・「minimalist line art」(ミニマルな線画風) |
Retexture機能の実用的な活用例としては、このような使い方があります。
①アイコン作成:自分の写真をアニメ風やイラスト風に変換して、SNSのプロフィール画像として活用できます。
②ブランド素材:商品写真を統一されたアートスタイルに変換することで、ブランドイメージに合った素材を作成できます。
③コンテンツ制作:YouTubeのサムネイル画像や記事のアイキャッチ画像を、特定のテイストに統一して作成する際に便利です。
④テキストデザイン:Canvaなどで作成したテキスト画像をRetexture機能にかけることで、光る文字や炎の文字など、インパクトのあるタイトル画像を作成できます。
Retexture機能を使う際のポイントは、元画像の構図がはっきりしていることです。背景がごちゃごちゃしていたり、被写体が不明確だったりすると、思った通りの結果が得られない場合があります。
この機能を活用すれば、一つの構図から複数のバリエーションを作成できるので、効率的に素材を量産することができますよ!
【FAQ】MidjourneyのEdit機能でよくあるエラーと対処法
MidjourneyのEdit機能を使っていると、時々うまくいかないことがありますよね。ここでは、よく遭遇するトラブルと解決方法をまとめました。
- QEdit機能のボタンが表示されない
- A
まず、Edit機能の利用条件を満たしているか確認してください(年払い契約、12ヶ月以上の継続利用、または10,000枚以上の生成実績)。
条件を満たしている場合は、画像詳細画面で「More options」→「More actions」にチェックを入れることでEditボタンが表示されます。Discord版では利用できないため、Web版Midjourneyを使用してください!
- Q編集したい部分がうまく選択できない
- A
Smart Selectを使う場合は、オブジェクトの中心部分をクリックし、境界線付近は避けてください。複雑な画像では、Include/Excludeモードを使い分けながら段階的に調整しましょう。
手動選択の場合は、ブラシサイズを正しく調整し、一度に広範囲を選択せず小刻みに作業することをおすすめします!
- Qプロンプトを入力しても思った通りに編集されない
- A
プロンプトはより具体的で簡潔な表現を心がけてください。「red dress」「sunny background」のようにはっきりとした指示が効果的です。
また、元のプロンプトとの整合性も重要で、全体のスタイルを大きく変更すると予期しない結果になる場合があります。一度に多くの変更を求めず、段階的な編集を行うことも大切です。
- Q編集結果の画質が元画像より劣化する
- A
大きな変更や広範囲の編集は画質劣化の原因となります。可能な限り小さな範囲での部分編集を心がけ、必要に応じて複数回に分けて編集してください。
また、Edit機能は生成AIを使用しているため、完全に元の品質を保つことは難しい場合があります。重要な細部がある画像では、編集前にバックアップを取っておくことをおすすめします。
- Qレイヤー機能で合成がうまくいかない
- A
まず、各レイヤーの重ね順が正しく設定されているか確認してください。Smart Selectを使って不要な背景を正確に除去し、各レイヤーのサイズと位置を細かく調整することが重要です。
光の方向や色調が異なる画像同士を合成する場合は、Retexture機能を併用して統一感を出すと自然な仕上がりになります。Edit Tabでの作業がおすすめです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
MidjourneyのEdit機能について、基本的な使い方から高度なレイヤー機能、トラブルシューティングまで詳しく解説してきました!
この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。
- Edit機能を使えば生成画像もアップロード画像も自由に編集できる
- Smart Select機能で背景削除やオブジェクト選択が簡単になる
- レイヤー機能を活用すれば本格的な画像合成が可能
- Retexture機能で画像のスタイルを自在に変更できる
- よくあるエラーは適切な対処法で解決できる
MidjourneyのEdit機能をうまく使いこなせずに悩んでいる方や、もっと効率的に画像編集を行いたいという方に、かなり助けになる情報だったのではないでしょうか?
Edit機能を覚えれば、「プロンプトで一発生成」から「生成後に細かく調整」というワークフローに変わり、理想の画像により近づけることができるようになります。
ぜひ、この記事で紹介した方法を参考に、MidjourneyのEdit機能を使いこなして、あなただけのオリジナル画像を作成してみてください!
※Midjourneyをさらに効果的に使いこなすコツについては、こちらの記事も併せてお読みください。
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