SBテクノロジー株式会社は、日常業務での利用を目的とした生成AIサービス「DailyAI」を2023年11月1日から提供開始することを発表しました。
このAIニュースのポイント:
- 「DailyAI」は、日常業務での生成AIの活用を通じて生産性の向上を目指すサービスです。
- 新たに提供される「マイデータ活用プラン」では、ExcelやWordなどのファイルに対して分析や要約の指示が可能で、今後はクラウドストレージの大量ドキュメントに対する検索も提供予定です。
- DailyAIはAzure OpenAI Serviceを基盤としており、セキュリティ対策が強化されています。
SBテクノロジーは、お客様が日々の業務で生成AIを活用し、生産性向上を実現するためのサービス「DailyAI」の提供を発表しました。このサービスは、さまざまな質問に対して自然な対話で回答するだけでなく、特定のファイルに対しての分析や要約も行うことができます。また、社内の大量のドキュメントに対しても、自然言語解析技術を用いた検索を行い、社内データに基づく回答を提供する新しいプランも予定されています。
ChatGPTの登場以降、生成AIの利用が急速に拡大しており、その市場規模は2030年までに約14兆円に達すると予測されています。SBテクノロジーは、この動向を受けて、生成AIの回答精度向上のための独自技術を開発し、その技術を「DailyAI」に反映させる形でサービスを提供することとなりました。
「DailyAI」は、Azure OpenAI Serviceを使用して開発され、入力情報は学習に利用されず、強固なセキュリティ対策が施されています。また、長文の質問や回答も可能であり、膨大なデータの分析にも対応しています。サービスは企業単位での契約となり、従量課金制となっており、お客様自身でコスト管理が行えるようになっています。
今後の展開としては、「マイデータ活用プラン」のさらなる機能拡充や、新たな「社内データ検索プラン」の提供が予定されています。SBテクノロジーは、これらのサービスを通じて、業務効率化や生産性向上を支援するサービスを提供していく方針です。
出典: PRTimes