あなたは現在の仕事や収入に満足していますか?もっと収入を増やしたいと思いませんか?
ChatGPTを使えば、時間やスキルに関係なく、空き時間を使ってさまざまな分野で稼ぐことができます。
ChatGPTを使った副業でどのように稼げるのか、実際に稼いでいる人の例や、おすすめの副業をみていきましょう。
※2024年5月13日に、ChatGPTの新しいLLM「GPT-4o(オムニ)」が登場しました!以下の記事で詳しい概要や使い方について解説していますので、合わせてチェックしてみてください。
実際にChatGPT×副業で稼いだ人の例
2022年11月にChatGPTが登場して約9か月、すでにたくさんの人がChatGPTを活用した副業で稼いでいるんです!ここでは代表的な例を紹介します。
実例①:ChatGPTで作成した書籍の出版
ChatGPTは書籍や電子書籍の作成にも使えます。
実際に、ホリエモンこと堀江貴文さんは2023年2月に電子書籍(Kindle) 『夢を叶える力』をChatGPTで作成して出版。
Kindleへの登録を含め実働時間はたったの2時間。堀江さんはあとがきだけを執筆し、残り99%の表紙や題名、48000文字の文章作成は全てChatGPTに任せました。
これまで「本を書きたいけれど時間がない」と思っていた、忙しい会社員のあなたも今こそChatGPTを使って自分の本を副業で出版するチャンスです。
実例②:Amazonで絵本販売
ChatGPTは、文章のみの本だけでなく、画像入りの絵本の作成にも使えます。2024年5月時点で、著者または共著者がChatGPTの書籍は200冊を超えています。
ChatGPTが著者または共著者の書籍をAmazonで検索してみると、書籍の価格も安いものが多く、口コミもまだまだ少ないので、実際に稼げている人は多くないようです。
しかし、AIによる画像生成の進化は目覚ましく、ChatGPTによるAmazonでの絵本販売の副業には大きな可能性が秘められています。
実例③:AIブログを量産してアフィリエイトで稼ぐ
ChatGPTはブログのコンテンツ作成にも使えます。ChatGPTを使えばテーマに基づいたキーワードの選定から、タイトル、見出し、記事の生成までを瞬時に行うことができます。
自分で時間をかけてキーワードを選定し、記事を書いていたことを思えば夢のようです。
時間をかけず簡単に記事やブログを量産できるので、例えばライバルが3日に1記事アップしている中、ChatGPTを使って記事を量産し、1日3記事アップしていけばアフィリエイトで収益が上がる可能性も格段にアップします。
本業をしながら副業ブログで稼ぐにはChatGPTは最高のツールといえます。
実例④:翻訳代行をする
翻訳代行はかつては専門スキルのある人しか行えない仕事でしたが、ChatGPTなら簡単に高品質な翻訳を行うことができます。
多言語に対応しているので、英語だけでなく中国語やフランス語なども翻訳OK!誰もが翻訳家として副業で稼ぐことができるなんて夢のようです。
ChatGPTの開発会社であるOpenAIの会社紹介文を実際にChatGPTで翻訳してみました。
やや違和感のある部分がありますが、全体的には合格でしょう。気になる部分は自分で修正すればOKです。
翻訳代行業務の仕事依頼は、後述するクラウドソーシングサイトに多数掲載されています。ぜひChatGPTを使って翻訳を副業にしてみましょう。
実例⑤:ChatGPTのノウハウをSNSで配信する
ChatGPTを使えば、副業として「ChatGPTの使用方法」や「ChatGPTで稼ぐ方法」といったノウハウをTwitter(2023年7月Xに名称変更)やインスタグラム、TikTokなどのSNSで配信することも簡単にできます。
ChatGPTのノウハウをSNSで配信して稼ぐには主に2つの方法があります。
まず考えられるのは、ChatGPTの使用方法や最新情報をSNSに投稿してアクセスを集め、広告収入やアフィリエイト収入を得る方法です。
もう一つは、ChatGPTを使ってオリジナルのコンテンツ(動画や記事、セミナー、スクール)を作成し、SNSで集客・販売する方法です。
例えば、「ChatGPTでのコンテンツ作成方法」といったコンテンツや「自分の得意分野のオリジナルコンテンツ」をChatGPTで作成し、SNSで集客し、販売します。
ChatGPT登場前と比べ、手軽にコンテンツ作成を行うことができるようになりました。
SNSの投稿文でさえもChatGPTで瞬時に作成できますから、SNSでの発信のハードルも格段に下がりましたね。
ChatGPTを活用したおすすめの副業
ChatGPTは、さまざまな副業に活用できますが、中でもおすすめの副業をいくつか紹介します。
これらはChatGPTの特徴や強みを生かして簡単に始められ、副業としておすすめしたいものばかりです。ぜひ自分にあうものを見つけてくださいね。
おすすめの副業①:クラウドソージングサイトで仕事を受注する
クラウドソージングサイトとは、インターネット上で仕事を発注したり受注したりするサービスです。例えば、「ランサーズ」や「クラウドワークス」「ココナラ」などが有名です。
クラウドソージングサイトにはさまざまなジャンルの仕事がありますが、中でも文章作成や翻訳などはChatGPTと非常に相性のいい仕事です。
ライティング未経験でもChatGPTを駆使すれば取り組めますので、まずはこの分野から挑戦してみるのがおすすめです。
他にも以下で紹介するほとんどの副業は営業力がなくてもクラウドソーシングサイトで受注することが可能なものばかりですから、クラウドソーシングサイトを使って賢くChatGPTで稼ぎましょう。
おすすめの副業②:NFTなどでAI画像を作成、販売する
NFTとは、インターネット上で唯一無二の価値を持つデジタル資産のこと、日本語では「非代替性トークン」と訳されます。
例えば、絵画やイラスト、動画、音楽、ゲームなどのデジタル作品をChatGPTで作成し、NFTとして発行、オークションサイトなどで販売し、副業収入を得ることができます。
NFT技術を活用することでこれまでのデジタルコンテンツでは保証されなかった「唯一性」を担保できることがこの副業の大きなメリットです。
NFT作品の価格は、需要と供給によって決まり、一般的には数十ドルから数千ドル程度ですが、2021年3月にはAIが作成した人物の顔の画像がNFTとして約7000万ドル(約100億円)で落札されたというニュースもありました。
「絵を描くのが好き」「クリエイティブな副業で稼きたい」という人に特におすすめの副業です。
おすすめの副業③:アプリ開発をする
これまでアプリの開発にはプログラミング言語や開発環境などの知識やスキルが必須でしたが、ChatGPTを使えば専門知識がなくても、ChatGPTと相談しながらアプリ開発をすることが可能です。
自分の開発したアプリをストアやマーケットなどで公開し、ダウンロードされるたびに報酬を得ることができます。
また、自分で作ったオリジナルアプリに広告や課金などを設定すれば、そこから副業で収入を得ることもできます。
おすすめ副業④:Youtubeの動画作成に活用する
ChatGPTを使うことでYoutube動画も効率的に作成できるようになりました。Youtube動画作成にChatGPTを活用する例を3つ具体的に紹介していきましょう。
- 魅力的なストーリを作るためのアイデアを出してもらう
- youtube動画のタイトル案を考えてもらう
- 台本やトークスクリプトを作成してもらう
動画のテーマやジャンルを決めたら、ストーリーのアイディア出しやタイトルの提案をChatGPTに任せてみましょう。
ChatGPTが提案する複数のタイトルとストーリーの候補から選んで動画を作成することで、動画の魅力やインプレッションをこれまでより高めることができます。
ここでは、Youtube動画のタイトル案をChatGPTに考えさせてみましょう。
料理上手になりたい20代の男性をターゲットに、20分でできる簡単な料理動画というテーマで依頼してみました。
しっかりとターゲットやテーマに沿ったタイトル案が作成されていて、なかなかいいのではないでしょうか。
ストーリーとタイトルを決めたら、次にChatGPTに台本やトークスクリプトを作成させてみましょう。
ChatGPTにYoutube動画のタイトル、テーマ、内容、視聴ターゲット、視聴者へのベネフィット(恩恵)などを入力すれば、ChatGPTがタイトル、テーマに沿った台本やトークスクリプトを生成してくれます。
その台本やトークスクリプトを元に動画を撮影すれば、動画作成の時間や労力を大幅に短縮することができます。
ChatGPTの登場でYoutubeでの副業で稼げる可能性は大幅にアップしました。
普段の仕事の効率化にもChatGPTは活用できる
ChatGPTは、副業だけでなく、ふだんの仕事の効率化にもとても役立ちます。
以下が代表的な活用例です。
活用例①:Excelの関数作成
例えば「売上データから利益率を求める関数を作りたい」という場合、ChatGPTに「売上データから利益率を求めるExel関数を教えてください」と入力すれば、関数が瞬時に生成されます。
関数は複雑で苦手と思っていた人もChatGPTに関数の作成をまかせることで、Excelを使いこなし、仕事の生産性を飛躍的にアップすることができるようになりました。
活用例②:メール作成
ChatGPTはメール作成もお手のものです。メール作成に使う場合は、メールを送る理由や送り先の人の役職、会社の特徴を指示しておくことが重要です。
例えば、以下のような点を整理しておきましょう。
- メールの目的:何を伝えたいか、何をしてほしいか
- メールの相手:どんな関係性か、どんな知識や興味があるか
- メールの文体:フォーマルかカジュアルか、敬称や敬語の使い方
これでメール作成の時間や労力を節約することができます。
活用例③:アイデアの発案
ChatGPTをアイデア発案に使う場合は、以下の手順に従ってください。
アイデアの目的やテーマを明確にするには、以下の点を整理しておきましょう。
- アイデアの目的:何を達成したいか、何を解決したいか
- アイデアのテーマ:どのような分野やジャンルか、ターゲットはだれか
- アイデアの制約:どのような条件や要件があるか、どのような制限があるか
では実際にアイデア発案を依頼してみましょう。
今回はスナック菓子の商品企画を例に、以下のようなプロンプトにしてみました。
あなたはお菓子メーカーの商品開発担当です。
以下の情報を元に20代のOLが仕事の合間に手軽に食べられる新しいスナック菓子のアイデアを考えてください。
#目的:20代のOLのニーズに応えるスナック菓子の開発
#テーマ:ヘルシーで美味しい、かつ持ち運びやすいスナック菓子
#制約:原材料費は1個あたり50円以下、製造工程は簡単でコストがかからない、保存期間は3ヶ月以上、包装はエコでおしゃれなデザイン
#数と形式:3つの新しいアイデアの商品名と特徴(各50文字以内)
20代のOLさんをターゲットに、商品アイデアを3つ簡潔に生成してもらいました。
プロンプトでくわしく説明するほどChatGPTは素晴らしいアイデアを発案してくれますので、コストや保存期間なども指定してみました。
以下がChatGPTが作ってくれた商品アイデアの出力です。
20代のOLというターゲットにあったヘルシーなスナック菓子のアイデアで、パッケージにまでこだわりがみられていてなかなか良さそうです。
活用例④:文章の形式変更
ChatGPTは仕事で使う文章の形式変更にも使えます。例えば、以下のようなことができます。
- 長文や難解な文章を要約する
- 文章を箇条書きにまとめる
- 女性向けに柔らかい文体にするなど、ターゲットにあわせて文章のトーンを変更する
ただし、ChatGPTは完全ではなく、間違った情報を出力したり、著作権に抵触している可能性があるのでそのまま利用せず、必ず人間がチェックして修正したり加筆したりする必要があります。
ChatGPTを活用して副業する方法のまとめ
ChatGPTを活用して副業する主な方法を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
この記事をまとめると、
- ChatGPTを活用すれば、さまざまな副業で収入を得ることができる
- 書籍出版、絵本販売、ブログアフィリエイト、翻訳代行にChatGPTを利用して実際に稼ぐ人が登場しはじめている
- ChatGPTを利用した副業で特におすすめしたいのは、NFTを活用したAI画像販売、アプリ開発、Youtube動画作成。クラウドソーシングサイトに登録すれば営業スキルがなくても受注可能
- 副業だけでなく、Excel関数作成、メール作成、アイデア発案、文章形式変更といった、仕事の効率化にもChatGPTは非常に有効
- ChatGPTを利用する際は、必ず内容を確認して真偽や著作物侵害に注意して活用する
でした。
ChatGPTの登場で会社で勤めるかたわら副業で稼ぐということがより身近になりました。
このチャンスを活かしてChatGPT副業で未来を切り開いていきましょう。
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