トレンドを取得できるChatGPTプラグイン「Now」を使ってみた!

ChatGPT

日本で使えるChatGPTのプラグインを探していると、「Now」というプラグインを見つけました。説明文には、「Get Google Trends. In Japan, you can also get Twitter trends and search Twitter keywords.」と記載されており、いい感じに使えそうかもと思ったので実際に使ってみました!

トレンドを簡単に取得できるならマーケターなどにはおすすめできるツールかもしれません。

今回はプラグイン「Now」について解説していきます!

こちらの記事は2023年6月現在の情報です。

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ChatGPTのプラグイン「Now」はどんなプラグインか

Nowは、Google Trendsでのトレンドを取得したり、あるキーワードに関するTwitterのトレンドを検索できるツールです。

Google TrendsとはGoogleの公式のWebページで、リアルタイムで検索されているキーワードや、キーワードの検索量の変化を調べることができるツールです。

このプラグイン「Now」についてChatGPTに使い方を聞いてみました。

編集部
編集部

ChatGPTのプラグイン「Now」の使い方を教えて!

ChatGPT
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もちろんです。Nowは、検索エンジンマーケティングを管理するためのプラグインです。以下に、それぞれの機能とその使用方法を説明します。

Google Trendsの取得: これは、特定の地域や言語での最新のトレンドを取得する機能です。以下のように使用します。

Now.getGTrends({ geo: "JP", hl: "ja" })

上記の例では、日本(JP)でのトレンドを日本語(ja)で取得します。geohlのパラメータはオプションで、指定しない場合はデフォルトでアメリカ(US)の英語(en)のトレンドが取得されます。

Twitterのトレンド検索: これは、特定のキーワードに関連するツイートを検索する機能です。以下のように使用します。

Now.searchTweets({ query: "オリンピック" })

上記の例では、”オリンピック”というキーワードに関連するツイートを検索します。

これらの機能を使用することで、特定のトピックについての最新の情報や議論を迅速に取得することができます。

とのことです。

これは期待できるかもしれません。実際に使ってみましょう!

Nowの使い方

以下の説明は、全てChatGPT Plus(有料版)に加入している方向けのものです。2023年現在、無料版ではプラグインを使うことはできませんのでご注意ください。

まずは、ChatGPTのプラグインストアからダウンロードする必要があります。

ダウンロードがまだの人は以下のボタンを開いてみてください。

まずは設定(Settings)で、「Plugin」をオンにしましょう。現在は、Beta featuresからオンにすることができます。

すると、Chatの「GPT-4」のところに「Plugins」というものが現れます。こちらを押してください。

するとPlugin storeが出てきます。こちらを押してください。

その中で「Sembot」というものがあるので、インストールしましょう。これで準備は完了です。

この画像では「AskYourPDF」をダウンロードしています。

Nowの使い方① Google Trendsの取得

まずは、Google Trendsの取得機能を使ってみます。

指示どおりの形式で入れてみました。今回はちょうどサッカーの日本代表 vs エルサルバドル代表の試合のキックオフ時間に調査したため、1位はサッカーに関するトレンドでした。

画像を見ていただくと分かる通り8個目までのトレンドは正常に出力してくれますが、9個目以降に関しては永遠にループしてしまうようになりました。

ただ、以下の画像を確認していただくとわかるとおり、Now自体のリクエストに対するレスポンスは19個までトレンドを取得できていそうです。上記のループしてしまう問題はChatGPT自体の問題だと考えられます。

実際のGoogle Trendsが正常に反映されているかも確認してみました。

リアルタイムの検索トレンドが反映されていそうですね。

このGoogle Trendsの取得に関しては、Google Trendsのページで見た方が視覚的にもわかりやすそうでした。この機能はあまり使えなさそうです。

キーワードでもGoogle Trendsを検索できる?

この機能をキーワードで検索できないのかなと思い調べてみると、Googleトレンドのキーワード検索結果のurlパラメーターが “q=サッカー” となっていたので、ChatGPTのプラグインでもリクエストを出したらキーワードのトレンドを取得できるのではないかと思い、実際にやってみました!

今回は「サッカー」というキーワードで以下のコマンドを入力してみます。

Now.getGTrends({ geo: "JP", hl: "ja", q:"サッカー" })

すると思った通り、サッカーに関連するトレンドに絞ってChatGPTが出力してくれました。

ただ、プラグインからのレスポンスはキーワードを入れなくても変わっていませんでした。つまり、Google Trendsから取得できる内容は同じで、ChatGPTがサッカーに関連する情報に絞ってくれたという認識が正しそうです。

Nowの使い方② Twitterのトレンド検索

次にTwitterのトレンド検索を使ってみました。

今回はサッカー日本代表の試合中だったので、「サッカー日本代表」というキーワードでTwitterのトレンド検索をしてみました。

ちょうどサッカー日本代表が2点をとった時点での検索になり、10個のツイートを取得してくれました。

驚いたのが、最後にChatGPTがツイートを要約して教えてくれます。この機能はかなり便利かなと感じました。キーワードをいれるだけで、そのキーワードの背景を知ることができます。

ChatGPTプラグイン「Now」の使い方まとめ

こちらの記事では、ChatGPTのプラグインである、Nowについて解説してきました。

この記事をまとめると

  • NowはGoogle Trendsのリアルタイムの検索トレンドを取得したり、Twitterのトレンドについてキーワードで検索できるプラグイン
  • Google Trendsの取得はGoogle Trendsのページで見た方がわかりやすい
  • Twitterのトレンド検索はキーワードの背景を要約してくれるので役に立ちそう

でした。

有用な使い方やプロンプトをご存知の方はぜひ教えていただけると幸いです。

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