日本におけるモバイルアプリ利用の独自傾向 – data.aiが分析結果を発表 | romptn Magazine

日本におけるモバイルアプリ利用の独自傾向 – data.aiが分析結果を発表

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data.ai(旧App Annie)が発表した2024年版モバイル市場年鑑によると、日本におけるモバイルアプリの利用傾向が世界と異なる特徴を見せています。

このAIニュースのポイント

  • 日本のモバイルアプリ利用時間は2023年に18%増加し、1日あたり平均3時間42分に達しています。
  • 世界的にはTikTokの消費者支出が世界的に顕著な成長を遂げ、非ゲームアプリ収益の新記録を樹立しました。
  • しかし日本ではテキストベースのSNSが依然として強い人気を保っており、世界的な動画ファーストの傾向とは異なる様子が見受けられます。

data.aiの最新レポートによると、世界的にモバイルアプリの利用時間が増加しており、特にTikTokのようなアプリの消費者支出が目立っています。

data.aiは、ChatGPTをはじめとした生成AIアプリや、ショート動画アプリが、世界的なアプリ使用時間の伸びに関与したのではないかと予測しています。日本を含む、レポートの調査対象であるほぼ全ての国の「SNSアプリ消費支出ランキング」では、TikTokが1位にランクインしたということです。

一方で、日本独自の傾向として、テキストベースのSNSが依然として人気を博しており、これは世界的な動向とは異なります。

世界におけるXの平均月間アクティブユーザーは、2023年に減少傾向に転じたにも関わらず、日本では2020年から右肩上がりの状況が続いているということです。このレポート結果は、モバイルアプリ市場の地域別の特性を浮き彫りにしています。

出典: PRTimes

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