LoRAの派生形『LoCon』とは?導入方法や学習方法についてご紹介!

LoRA

「Stable DiffusionのLoConを使ってみたいけど、どうやって導入するかわからない」といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

こういった疑問にお答えするため、この記事ではStable DiffusionのLoConについて解説していきます。

この記事を最後まで読むと、実際にLoConで画像を生成する方法が分かります!

※Stable Diffusionの立ち上げ方については、以下の記事で詳しく解説しています。

「LoCon」とは?

「LoCon」とは、Stable Diffusionに追加学習させるファイルで、LoRAの進化版です。LoRAよりも多くの階層で学習できるため、LoRaよりも表現が細かくなります。

※「LoRA」については、以下の記事で詳しく解説しています。

「LoCon」の導入方法

以下の手順で、LoConをStable Diffusionに導入します。

  1. Stable Diffusionを起動する
  2. 「Extensions」→「Install from URL」のタブを開く
  3. 「URL for extension’s git repository」にhttps://github.com/KohakuBlueleaf/a1111-sd-webui-loconを入力
  4. 「Install」ボタンをクリック
  5. 「Installed」のタブを開いて、追加されていることを確認したらStable Diffusionを再起動

基本的には、他の拡張機能をインストールする手順と同じです。

上の画像のように、「install from URL」に、以下のURLをコピペしてください。

https://github.com/KohakuBlueleaf/a1111-sd-webui-locon

コピペしたら「Install」のボタンをクリックします。クリックしたらインストールされるので、「Installed」のタブで、インストールされているか確認しましょう。

確認できたら「Apply and quit」をクリックして、再起動されば導入完了です。

「LoCon」の使い方

以下の手順で、LoConを使います。

  1. LoConをダウンロード、インストール
  2. Stable DiffusionでLoConを使って画像を生成

LoConの使い方は、LoRAと同じです。

LoConをダウンロード、インストール

まずCivitaiから、LoConをダウンロードします。Civitaiを開いたら、右上のアイコンでタブを開いて、「LyCORIS」をクリックしましょう。

LyCORISのカテゴリーですが、大半がLoConです。確実にLoConを表示させたい場合は、上の検索窓に「LoCon」と入力してみてください。

好きなLoConをダウンロードしたら、ファイルを格納します。格納場所は、LoRAと同じフォルダでOKです。

ここまでで、LoConの導入は完了です

Stable DiffusionでLoConを使って画像を生成

続いて、実際にStableDiffuisonでLoConを使います。まずStableDiffuisonを立ち上げる際に、Lora同じ手順でLoConをインストールしましょう。

StableDiffuisonを立ち上げたら、LoRAと同じ要領で画像を生成します。LoRAの使い方は、下の記事で紹介しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Stable DiffusionのLoConについて解説してきました。

今回のポイントをまとめると、以下のようになります。

  • LoConはLoRAの進化版
  • LoConの使い方はLoRAと同じ

LoConの基本的な使い方はLoRAと同じです。

LoRAの使い方は、下の記事で解説しているので、参考にしてください。