Stable DiffusionでおすすめのUpscaler(アップスケーラー)を検証しつつ紹介! | romptn Magazine

Stable DiffusionでおすすめのUpscaler(アップスケーラー)を検証しつつ紹介!

Stable Diffusion

Stable Diffusionを使用する際、多くの方がこの悩みに直面するのではないでしょうか。

どのようにして画像を高解像度化すれば良いのか?

数あるアップスケーラーの中から、どれを選ぶべきか

この記事では、これらの悩みに対する解決すべく、Stable Diffusionでの高解像度化方法とおすすめのアップスケーラーを紹介します。

画像を高解像度化する方法と、最適なアップスケーラーの選択についての疑問を解消したい方は、ぜひともこの記事を最後までご覧ください!

それでは、一緒にStable Diffusionの最適なアップスケーラーを見つけていきましょう。

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Stable Diffusionで高解像度化する方法

Stable Diffusionを活用して画像を高解像度化する方法は、その効果と簡便さから多くの人々に注目されています。

ここでは、特に人気のある3つの方法をわかりやすく解説します。

  • Hires.fix(標準搭載)
  • Extras(標準搭載)
  • MultiDiffusion(拡張機能)

これらの方法は、それぞれ独自の特徴を持ち、画像の質を向上させるための強力なツールとなります。

導入方法や具体的な使い方については、別の記事で詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。

今回、実写画像とアニメ画像の2種類を用いて、それぞれのアップスケーラーの効果を検証しました。

アップスケーラーの設定は以下の通り統一しています。

Upscaler(アップスケーラー)

実写モデル:ESRGAN_4x  

アニメモデル:R-ESRGAN 4x+ Anime6B

解像度 

2倍(512×512→1024×1024)

Denoising strength

0.5

その他

デフォルト

この検証を通じて、Stable Diffusionがどのように画像の質を向上させるかを確認しましょう。

基準となる画像は以下の通りです。

実写画像 アニメ画像

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高解像度化する方法①:「Hires.fix」を使った場合

まずは、「Hires.fix」を使用した高解像度化の結果を見てみましょう。

実写画像では、全体的にクリアで美しい仕上がりが実現されています。ただし、マフラーの柄など細部にわずかなぼやけが見られます

アニメ画像の場合、元の構造を保ちながらも、顕著な変化が見られます。特に手の部分に若干の崩壊が見られます

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高解像度化する方法②:「Extras」を使った場合

次に、「Extras」を使用した結果を見てみましょう。

実写画像では、大きな変化は見られず、元の画像を忠実に保持しています。しかし、全体的に若干のぼやけが感じられるかもしれません。

アニメ画像においては、「Extras」が最適でしょう。元の画像よりも鮮明で、画像の破綻も見られません。

高解像度化する方法③:「MultiDiffusion」を使った場合

最後に、「MultiDiffusion」を使用した結果です。

実写画像では、顔のバランスが整い、全体的に明るい印象を受けます。ただし、マフラーの柄や素材の描写に若干の荒さが見られます

アニメ画像では、アップスケール時にいくつかの変更が生じてしまいました。この状態では、画像が若干破綻しているため、修正が必要となります。

【結果】おすすめのアップスケール方法は?

実写画像の高解像度化には、「Extras」の使用がおすすめです。

この方法は、大きな変化を加えることなく、元の画像を忠実に保ちつつ、全体的な見栄えを向上させることができます。

これにより、実写画像の自然な美しさを保ちながら、細部まで鮮明にすることが可能です。

アニメ画像に関しても、「Extras」が最適な選択となります。

この手法を用いることで、画像の鮮明さを高めることができ、画像の破綻が少ないため、アニメ画像のアップスケールには理想的です。

結果として、アニメ画像の魅力を最大限に引き出すことが可能になります。

また、「Hires.fix」や「MultiDiffusion」を使用する際には、画像の特性をしっかり分析し、適切なパラメータ設定を行うことで、より良い結果を得ることができます。

これにより、それぞれの手法の長所を活かし、さまざまなタイプの画像に対応することが可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Stable DiffusionでおすすめのUpscaler(アップスケーラー)について解説してきました。

今回のポイントをまとめると、以下のようになります。

  • Upscaler(アップスケーラー)は実写、アニメモデルで効果が変わることがある
  • 「Extras」が最も元の画像を維持したまま簡単にアップスケールできる
  • パラメーターを操作して、何度も画像生成を試みるのがコツ

この記事を通じて、Stable Diffusionを使用した高解像度化の方法と、最適なアップスケーラーの選択についての理解を深めることができたことを願っています。

さらに、Stable Diffusionや画像編集に関する知識を深めたい方は、他の関連記事もぜひご覧ください。

様々なテクニックやツールの紹介、専門家のアドバイスがあなたのスキルアップに役立つはずです。

常に新しい情報を更新していますので、最新のトレンドやヒントを見逃さないようにしましょう。

今回の記事があなたの画像編集の旅において、一助となれば幸いです。次回の記事でまたお会いしましょう!

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