Stable Diffusionの拡張機能『LLuL』の使い方!画像にディテールを追加しよう!

Stable Diffusion

Stable Diffusionで生成した画像の指定の部分だけにディテールを追加したいと思うことありませんか?

今回はそんな時に便利な拡張機能「LLuL」について、ご紹介します。

※Stable Diffusionの立ち上げ方・使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。

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拡張機能「LLuL」とは?

「LLuL」とは、指定した部分のみだけにディテールを追加することができる拡張機能です。

画像全体ではなく、服装だけ・アイテムだけなど限定して詳細な描写を追加することができます!

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拡張機能「LLuL」の導入方法

LLuL」はGitHubの公式サイトからインストールできます。

他の拡張機能と同じく、URLを使用してインストールするか、拡張機能一覧からインストールしましょう。

※導入方法については、以下の記事を参考にしてください。

「LLuL」をインストールすると、設定項目の中に新しく「LLuL」という項目が追加されます。

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拡張機能「LLuL」の使い方

「LLuL」の使い方についてご紹介します。

「LLuL」はtxt2imgまたはimg2imgで使用できます。

高解像度化したい画像を生成または読み込む

まずは、ディテールを追加したい画像を生成、または読み込みましょう。

今回は前もって生成していた画像を、txt2imgに読み込みました。

プロンプトなどの各設定項目は、画像を生成した際と同じ設定にしておいてください。

seed値は固定した状態にしておいてください。

「LLuL」の設定

画像を読み込んだら、「LLuL」を設定します。

設定項目の中に追加された「LLuL」の◀バーをクリックすると、以下のような画面が表示されるので、まずは基本的な設定をしましょう。

設定項目設定内容
Enabled「LLuL」を有効にするためにチェックを入れる。
Weightディテールを追加する強さ。
強すぎると画像が崩れるため、0.4以下がおすすめ。
Multiplication (2^N)ディテールを追加する範囲(グレーの四角)の大きさを設定。
値が大きいほど範囲が小さくなる。
Load BG「Load BG」をクリックしてディテールを追加する画像を読み込む。
グレーの四角ディテールを追加するエリアにグレーの四角を置く。
(「x」「y」の値でもエリアの指定が可能。)

Weightの値を大きくしすぎると、画質が悪くなったり画像の質が落ちるので、0.4以下がおすすめです。

グレーの四角は、ドラッグで配置を移動することができます。

※グレーの四角が出ない方はこちら

画像生成

実際にいくつかディテールの追加を試してみたので、見ていきましょう。

赤枠が指定した部分です。)

【冠のアップスケール】

【服装のアップスケール】

【顔のアップスケール】

いかがでしょうか。

このように、指定した部分にディテールを追加することができます。

「LLuL」ではエリアをグレーの四角で指定しますが、指定したエリア以外の場所も影響されることが多いです。

なるべく周りに影響が出ないよう、画像生成しながら、Multiplication (2^N)の値やグレーの四角の位置を微調整していくとよいでしょう。

グレーの四角が出ない場合の対処法

「LLuL」を使用する際、表示されるはずのグレーの四角が出ないといった報告が複数あるようです。

この、グレーの四角が出ない現象をなくしたバージョンを「Nuullll」という方が掲示してくれています。

LLuL(Nuullll)バージョンhttps://github.com/Nuullll/sd-webui-llul

私も今回グレーの四角が出なかったため、このバージョンを利用しました。

このバージョンで問題なく利用できているので、もし同じようにグレーの四角が出ない場合は、「LLuLNuullll」の利用を検討してみるとよいかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Stable Diffusionの拡張機能「LLuL」について解説してきました。

今回のポイントをまとめると、以下のようになります。

  • 「LLuL」とは、指定した部分のみだけにディテールを追加することができる拡張機能。
  • 「LLuL」はデイテールを追加するエリアを指定することができるが、指定したエリア以外にも影響が起きやすい。
  • Multiplication (2^N)の値やグレーの四角の位置を微調整しながらディテールを追加していくのがコツ。
  • グレーの四角が出ない場合は、「LLuL(Nuullll)」のインストールを検討するとよい。

「LLuL」利用すると、気軽にディテールを追加することができるため、画像生成がより一層はかどりそうです。

ぜひこの記事を参考に、拡張機能「LLuL」を利用してみてください!

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