最近、YouTubeやInstagramなどのSNSで動画コンテンツが主流になってきていますよね。でも「動画制作って難しそう…」「編集の知識がなくて諦めている」という方も多いのではないでしょうか?
そんな悩みを解決してくれるのが、今回ご紹介する「invideo AI」です!このAI動画制作ツールを使えば、テキストを入力するだけで高品質な動画を自動生成できちゃいます。しかも日本語にも対応していて、初心者でも簡単に使えるんです。
この記事では、invideo AIの基本的な使い方から応用テクニックまで、実践的な情報をわかりやすく解説していきます。ぜひ最後まで読んで、あなたも手軽に動画クリエイターデビューしてみませんか?
- invideo AIとは?
- invideo AIの始め方
- invideo AIの基本的な使い方
- invideo AIの料金プラン
- invideo AIを使うメリット・デメリット
invideo AIとは?
invideo AIは、テキストプロンプトを入力するだけで高品質な動画を自動生成できるAI動画制作ツールです。2022年に設立されたインドのスタートアップ企業が開発し、現在では世界190カ国以上で800万人以上のユーザーに利用されています。
豊富なテンプレートやストック素材を活用し、直感的な操作で誰でも簡単にプロ級の動画を作成できるのが特徴です。特に最新の「invideo v3.0」では、AIによる動画生成機能が大幅に強化され、よりリッチな映像表現が可能になりました。
インターフェースはシンプルで使いやすく、専門的な知識がなくても短時間で魅力的な動画を作成できます。マーケティング動画や解説動画、SNS用ショート動画など、あらゆる用途に活用できるため、個人利用から企業利用まで幅広く支持されています!
invideo AIの始め方
invideo AIを使い始めるには、まずアカウント登録が必要です。具体的な手順を見ていきましょう。
①invideo AI公式サイトにアクセスします
②「Try invideo AI」または「Sign up – it’s free」ボタンをクリックします

③Googleアカウント、Appleアカウント、またはメールアドレスで登録できます(Googleアカウントが最も簡単です)

④アンケートに回答します(「How did you discover invideo AI?」で見つけ方、「How do you want to use invideo AI?」で使用目的)

ここで、ユーザー名とワークスペースの設定をします。
登録後、ユーザー名とワークスペース名を決めます。ユーザー名はあなたの名前、ワークスペース名は会社名や個人利用の場合は任意の名前で大丈夫です。特にこだわりがなければ自動入力された内容でそのまま「Continue」を押して進みましょう。
登録が完了すると、すぐにダッシュボード画面に移動し、動画作成を始められます!
⑤「Continue」をクリックすれば登録完了です
invideo AIの基本的な使い方
invideo AIはとても簡単に操作できます。基本的な使い方を見ていきましょう!
ダッシュボードにログインすると、大きなテキスト入力欄が表示されます。ここに作成したい動画の内容や指示を入力するだけで、AIが自動的に動画を生成してくれます。

画面左下には「Work flows」というボタンがあり、クリックするとさまざまな用途別テンプレートが表示されます。YouTube用の長尺動画、ショート動画、Instagram用など目的に合わせたテンプレートを選べるので、初めての方は活用すると便利です。

また、生成する動画のスタイルや対象視聴者を設定できるオプションも用意されています。例えば、「Audience(視聴者層)」や「Look and Feel(雰囲気)」、「Platform(配信先)」などを選択することで、より目的に合った動画を作成できます。

動画を編集する際には、テキストで指示するだけで簡単に修正が可能です。例えば「字幕を大きくして」「BGMを変更して」などの指示をテキストで入力するだけで、AIが理解して修正してくれます。
テキストから動画を生成する方法
実際にテキストから動画を生成する手順を詳しく見ていきましょう。
テキスト入力のコツ
ダッシュボードのテキスト入力欄に、作りたい動画の内容を詳細に入力します。最大3600文字(原稿用紙約9枚分)まで入力可能です。
具体的には次のような内容を含めるとよいでしょう。
- 動画のテーマや主題
- シーンの説明(例:「森の中を歩く二人の子ども」)
- ナレーションの内容
- 映像の雰囲気や色調
- BGMのイメージ
ChatGPTを活用すると、より具体的で詳細なプロンプトを作成できます。例えば「invideo AIで〇〇に関する30秒の動画を作るためのプロンプトを作成して」と指示すると、すぐに使えるプロンプトが生成されます。
動画生成の手順
①テキストを入力したら「Generate a video」をクリックします。
# 高級腕時計のプロモーション動画
## シーン構成
- オープニング:黒い背景に時計がクローズアップで登場し、ゆっくりと回転
- シーン1:時計の文字盤のディテールを強調したクローズアップ
- シーン2:時計の側面とベルトの質感を示すショット
- シーン3:男性モデルがビジネススーツを着て時計を身につけるシーン
- シーン4:カフェでの打ち合わせや会議など、日常使用シーン
- エンディング:ブランドロゴと「時を刻む、あなたの物語」というタグライン
## トーンと雰囲気
- 洗練された高級感
- モダンでシックな印象
- 落ち着いた照明と色調
## ナレーション内容
「完璧な職人技と現代のデザインが融合した[ブランド名]の新作腕時計。耐久性と優雅さを兼ね備え、あなたのスタイルを一段階上へと導きます。日々の瞬間を特別なものに変える、あなただけの時計です。」
## 音楽
落ち着いたピアノのバックグラウンドミュージック
## その他の要素
- 字幕は白色で、画面下部に配置
- 各シーンの切り替えはスムーズなトランジション
- 動画の長さは30〜45秒程度

②動画生成の準備が始まり、AIがスクリプトを解析します。
③動画の基本設定画面が表示されるので、以下の項目を選択します。
- Audience(視聴者層):子ども、若者、ビジネスパーソンなど
- Look and Feel(雰囲気):Inspirational(感動的)、Clean(クリーン)、Dramatic(ドラマチック)など
- Platform(配信先):YouTube、Instagram Reelsなど

④「Continue」をクリックすると動画生成が始まります
⑤数分待つと動画が完成します(生成中の進捗も画面で確認できます)

出来た動画がこちらです!
2分以上生成出来たり、ナレーションを入れられるのが大きな魅力ですね!
完成した動画はその場でプレビューできます。ただし、ブラウザによっては再生が重くなることがあるので、ダウンロードしてから確認するのがおすすめです。
生成した動画のカスタマイズ方法
生成された動画は、そのままでも十分使えますが、さらに細かくカスタマイズすることも可能です。
動画の編集
生成された動画は、シーンごとに編集できます。「Edit」ボタンをクリックすると、以下のような編集が可能です。

- テキスト/字幕の変更:フォントやサイズ、位置を調整できます
- 画像/映像の変更:別の素材に置き換えることができます
- BGMの変更:雰囲気に合った音楽に変更できます
- ナレーションの変更:AI音声の種類を変更したり、自分の声を録音することもできます

すべての編集はテキスト指示で行えるので、複雑な操作は必要ありません。例えば「字幕を画面下に移動して」と入力するだけで、AIが自動で対応してくれます。
動画のダウンロード方法
編集が完了したら、動画をダウンロードしましょう。
①画面右上の「Download」ボタンをクリックします
②ダウンロード設定画面が表示されるので、以下を選択します。
- 無料プランの場合は「Stock watermarks」(ウォーターマークあり)のみ選択できます
- 画質は「Normal」(標準)
- 解像度は「1080p」(フルHD)

③「Continue」をクリックしてダウンロードを開始します
④数分待つとダウンロードが完了し、動画ファイルがパソコンのダウンロードフォルダに保存されます
ダウンロードした動画は、YouTubeやInstagramなど各種プラットフォームにそのままアップロードできます。
invideo AIの料金プラン
invideo AIには無料プランから有料プランまで、用途に合わせて選べるプランが用意されています。
無料プラン

料金 | 無料 |
内容 | ・週あたり10分のAI生成 ・10GBのストレージ ・週4回までの動画エクスポート(ウォーターマーク付き) ・商用利用不可 ・250万以上の標準メディア素材が使用可能 |
無料プランでも十分に機能を試すことができるので、まずは無料で使ってみるのがおすすめです。
有料プラン

Plusプラン | Maxプラン | Generativeプラン | |
---|---|---|---|
料金 | 28ドル(年間) | 48ドル(年間) | 96ドル(年間) |
内容 | ・月あたり50分のAI生成 ・100GBのストレージ ・無制限エクスポート(ウォーターマークなし) ・商用利用可能 ・2つのボイスクローン作成可能 | ・月あたり200分のAI生成 ・400GBのストレージ ・無制限エクスポート(ウォーターマークなし) ・商用利用可能 ・5つのボイスクローン作成可能 | ・AI生成が無制限(または月15分の動画生成、追加は1分あたり8~10ドル) ・高度なAI機能が使用可能 ・プロフェッショナル向け |
invideo AIを使うメリット・デメリット
では最後に、invideo AIを使う際のメリットとデメリットを整理してみましょう。
メリット | 時間の節約:従来の動画制作に比べて圧倒的に時間を節約できます。平均1本あたり2〜3分で高品質な動画が作成できます。 専門知識不要:動画編集の知識や経験がなくても、プロ級の動画を簡単に作成できます。 多様なテンプレート:5,000以上のテンプレートと1,600万以上のストックメディアにより、あらゆるニーズに対応できます。 リアルタイム編集:テキスト指示だけで簡単に編集できるため、細かな修正も容易です。 多言語対応:50以上の言語に対応しているため、グローバル展開も簡単です。 AIボイスクローン:自分の声を登録して、AIに自分の声で喋らせることができます。 |
デメリット | 日本語ナレーションが使えないことも:現時点では日本語でプロンプトを入力しても、ナレーションが英語になることがあります。 無料版の制限:ウォーターマークが入るほか、週に10分のAI生成と週4回のエクスポート制限があります。 画像品質の制限:無料プランでは画質に制限があり、高解像度で出力するには有料プランが必要です。 生成品質のムラ:動画の中間部分でスタイルや品質が変化することがあります。 商用利用には有料プラン必須:ビジネスで使用する場合は、有料プランへの登録が必要です。 |
このように、いくつか制限はありますが、動画制作の効率化という点では非常に優れているツールと言えそうです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
invideo AIを使った動画作成の方法や、テキストプロンプトの作成方法、料金プラン、メリット・デメリットについて詳しくご紹介しました。
この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。
- テキストを入力するだけで、簡単にプロ級の動画を作成できる
- 詳細なプロンプトを作成することで、より質の高い動画が生成される
- 無料プランでも基本機能を試せるが、商用利用は有料プランが必要
- 日本語にも対応しているが、現時点では英語の方が精度が高い場合も
- 初心者でも直感的な操作で動画制作ができるため、時間とコストの節約になる
動画制作の知識がなくて諦めていた方や、短時間で効率よく動画を作りたい方に、かなり助けになる情報だったのではないでしょうか?
ぜひ、皆さんも実際にinvideo AIを使って、自分のアイデアを形にしてみてください。YouTubeやSNSでの発信がもっと楽しく、もっと簡単になりますよ!