ComfyUIでOpenPose Editorを活用してポーズや構図を制御しよう!

ComfyUI

Stable Diffusionユーザーにとって「OpenPose」は画像生成において欠かすことのできない機能です。

実は、ComfyUIでも「OpenPose Editor」をインストールすることで「OpenPose」を使うことが可能です!

この記事では、この「OpenPose Editor」について、インストール方法から使い方にいたるまで詳しく解説しています。

最後まで読んでいただき、みなさんの画像生成のお役に立てれば幸いです!

「OpenPose」は、画像から人体、顔、手足のキーポイント(棒人間)を検出し、イラストを生成する機能です。「OpenPose」を利用することで、元画像のポーズを反映させたり、色々なポーズに変更したい時などに活用できます。

※Stable Diffusion の「OpenPose」機能については、以下の記事で解説しています。

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ComfyUIの立ち上げ方法

ComfyUIを立ち上げる手順は、以下の通りです。

  1. ComfyUIのインストール
  2. モデル(チェックポイント)・VAEのダウンロード
  3. SDXL用のComfyUIを立ち上げる

※詳しい手順は、以下の記事で解説しています!

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OpenPose Editorのインストール方法

それでは、「OpenPose Editor」をお使いのComfyUIにインストールしていきましょう。

「OpenPose Editor」のインストールは以下の2つのステップで行います。

①OpenPose Editorのインストール

②OpenPoseのモデルをダウンロード

①OpenPose Editorのインストール

OpenPose Editorのインストール手順は以下の通りです。

1. 「Manager」を開き「Install via Git URL」を選択します。

2. 「Install via Git URL」に「OpenPose Editor」のコードを入力し、インストールします。

※コードは以下のサイトから入手してください。

GitHub - space-nuko/ComfyUI-OpenPose-Editor
Contribute to space-nuko/ComfyUI-OpenPose-Editor development by creating an account on GitHub.

3. ComfyUIを再起動し、ComfyUIを格納しているフォルダの「ComfyUI」→「Custom_nodes」内に「ComfyUI-OpenPose-Editor」が保存されていれば、インストール完了です。

②OpenPoseのモデルをダウンロード

ControlNetのモデルをダウンロードします。今回は、OpenPoseのモデルを入手しましょう。

「OpenPose Editor」はStable Diffusion WebUIと互換性があります。

A port of the openpose-editor extension for stable-diffusion-webui, now compatible with ComfyUI

https://github.com/space-nuko/ComfyUI-OpenPose-Editor?tab=readme

そのため、拡張子「.safetensors」を使うことができるとされています。

今回の記事では「.png」モデルを利用しています。

OpenPoseモデルのダウンロード手順は以下の通りです。

1. お好きなモデルをダウンロードする。

2. ComfyUIを格納しているフォルダの「ComfyUI」→「models」→「controlnet」内にダウンロードしたモデルを保存すれば、完了です。

以上で「OpenPose Editor」の導入は完了です!

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ComfyUIでOpenPose Editorのワークフローを組み込む方法

ここからは、「OpenPose Editor」を使用するために、ノードを追加してワークフローを構築しましょう。

以下の2つのステップに分けて行います。

①3つのノードを追加する

②「OpenPose Editor」のワークフローを構築する

ComfyUIを立ち上げたときに表示されるワークフローに新たにノードを追加します。立ち上げたときのワークフローは消さないように注意しましょう!

①3つのノードを追加する

新たに以下の3つのノードを追加します。

  • Apply ControlNet
  • Load Control Model 
  • OpenPose Editor

●Apply ControlNetの追加方法

Apply ControlNetノードの追加は以下の順で行います。

「Add Node」→「conditioning」→「Apply ControlNet」

●Load Control Model の追加方法

Load Control Modelノードの追加は以下の順で行います。

「Add Node」→「loaders」→「Load ControlNet Model」

●OpenPose Editorの追加方法

OpenPose Editorノードの追加は以下の順で行います。

「Add Node」→「image」→「OpenPose Editor」

②「OpenPose Editor」のワークフローを構築する

それでは、既存のノードと追加したノードを接続し、ワークフローを完成させましょう。

画像の通りにノードを接続してください。

以上で、「OpenPose Editor」のワークフローの構築が完了です!

ComfyUIでのOpenPose Editorの使い方

最後に、「OpenPose Editor」を使用し、画像を生成してみましょう!

●OpenPose Editorの使い方

1. 「Load ControlNet Model」「OpenPose」のモデルを選択します。

2. 「OpenPose Editor」でポーズを指定します。

タブ「open editor」をクリックすると、棒人間が表示されるのでポーズを決めてください。

拡大された「open editor」画面が大きすぎて、ボタンが表示されないことがあります。そのときは、「open editor」画面でTabボタンを押すと画面下の”Add”にフォーカスされ、画面のWidth, Heightも設定できます。

3. 「Apply ControlNet」「Strength」を設定します。

「Strength」はポーズへの指示の強弱を指定します。

4. 各種設定を行います。

画像生成モデルやプロンプトなどのいつもの設定を行いましょう。詳しい説明は割愛します。

5. 準備ができたら「Queue」をクリックして画像を生成します。

ComfyUIでのOpenPose Editorの使い方は以上になります!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ComfyUIで「OpenPose Editor」の導入から使い方について解説してきました。

今回のポイントをまとめると、以下のようになります。

  • 「OpenPose」は、画像から人体、顔、手足のキーポイント(棒人間)を検出し、イラストを生成する機能です。
  • 「OpenPose Editor」を使用するには、「Manager」からコードを読み込ませる。
  • 「OpenPose Editor」のワークフローは3つのノードを追加して構築する。

「OpenPose Editor」は、画像をより複雑にし、質を高めるために非常に役立つ機能です。

この記事を通じて、「OpenPose Editor」について少しでも理解を深めることができ、皆様の画像生成活動の一助となれば幸いです。

また、ComfyUIに関しては別の記事でも詳しく取り上げていますので、ぜひそちらもご覧ください!

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