京王電鉄とJR九州、落とし物クラウド「find」導入で返却率大幅向上 | romptn Magazine

京王電鉄とJR九州、落とし物クラウド「find」導入で返却率大幅向上

AIニュース

京王電鉄とJR九州が落とし物管理に「落とし物クラウドfind」を導入し、返却率が約3倍以上になったことが明らかになりました。

このAIニュースのポイント:

  1. 「落とし物クラウドfind」は、落とし物の返却率を大幅に向上させ、京王電鉄では約32%、JR九州では約30%の返却率を達成しています。
  2. 導入により、電話による問い合わせ件数が大幅に削減され、京王電鉄で約30%、JR九州で約80%減少しました。
  3. 問い合わせ対応時間も短縮され、京王電鉄で約75%、JR九州で約60%の時間短縮が実現しています。

株式会社findが提供する「落とし物クラウドfind」は、データプラットフォームを活用して落とし物に関する課題を解決するサービスです。2023年5月に京王電鉄に、8月にはJR九州に正式導入され、その後の調査で返却率の大幅な向上が確認されました。このシステムは、落とし物の検品やバックヤード業務の効率化にも貢献し、業務の効率化だけでなく、顧客満足度の向上にも繋がっています。

「落とし物クラウドfind」は、今後も全国の様々な場所や施設への導入を目指し、テクノロジーを活用して企業の落とし物対応と管理の効率化を支援することで、「落し物が必ず見つかる世界」の実現を目指しています。また、11月8日からは「第8回 鉄道技術展2023」に出展し、実機デモンストレーションや導入企業による講演も予定されています。

このサービスは、落とし主が簡単な情報入力をするだけで、落とし物が施設に届いているかどうかを確認でき、受け取りまでの連絡が可能になるというものです。鉄道や不動産などの法人や自治体とデータを連携し、セキュリティを保ちながらAIなどのテクノロジーで情報をマッチングさせることで、落とし物の管理と返却を効率化しています。

出典: PRTimes