【プロ推奨】AI画像合成サイト7選｜無料で使える最新ツール比較

「この写真を自然に合成できたら……」
「SNSで話題のアート風画像を作って活用できたら……」
そんな悩みを抱えていませんか？

実は今、AI画像合成サイトを使えば誰でも簡単に、プロ級の画像編集が無料でできる時代になっています。

AI画像合成とは、人工知能技術を活用して複数の画像を自動的に組み合わせ、新しい画像を生成する技術のことです。従来のPhotoshopなどの手動編集とは異なり、AIが画像の特徴を自動解析し、自然な仕上がりの合成画像を短時間で作成できます。

この記事では、2025年最新のおすすめAI画像合成サイト7選を徹底比較。無料で高品質な画像合成を実現したい方は、ぜひ最後までお読みください。

監修者プロフィール

森下浩志

日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

【厳選】おすすめAI画像合成サイト7選

まずは無料で使いやすい画像合成サイトを7つご紹介します。ご自身の目的に応じて興味のあるサイトをぜひチェックしてみてくださいね。

1.MyEdit

MyEditはブラウザ完結型で多くの人に活用されるAI画像合成サイトです。アプリのダウンロードが不要でスマホ・PC両方から利用できます。

「画像フュージョン」機能を使用し、ソース画像とスタイル画像を選択するだけで高品質な合成画像に。毎日無料で3クレジットを獲得でき、コストを抑えて継続利用できる点が魅力です。

日本語インターフェースで初心者から上級者まで幅広く対応しています。AI顔入れ替え、AI着せ替えなど豊富な機能も搭載されており、一つのサイトで多様な画像編集が完結します。

2.Vidnoz AI

一般的なサイトが2枚までの制限があるなか、Vidnoz AIでは複数枚同時に合成処理が可能です。

画像合成以外にも、動画の顔入れ替えや音声生成などマルチメディア編集機能が充実しています。登録不要で即座に利用開始でき、処理速度も高速なため効率的な作業が実現。

ただし、高度な細かい調整機能は限定的であるため、基本的な合成作業に特化したい方に適しています。

3.Canva

Canvaは豊富なテンプレートと高品質なAI機能を兼ね備えた総合デザインプラットフォーム。DALL-E by OpenAIやImagen by Google Cloudなど、複数の先進AI技術を統合して利用できます。

画像合成をしたらそのままポスター、プレゼンテーション、SNS投稿画像など幅広いデザイン制作に使用OK。無料版では月50回、プロ版では月500回まで対応します。

4.fusionAC

fusionACは顔入れ替え特化型で自然な仕上がりになると人気のサイトです。機械学習技術を活用し、2人の顔を違和感なく入れ替える高精度な処理を実現しています。

最大2000pxまでの高解像度に対応し、WEB利用においては十分なクオリティを提供します。

無料会員では1日5点まで、有料会員では制限なしで利用可能です。顔の一部分（目、鼻、口など）のみの入れ替えにも対応しており、細かな調整ができる点も評価されています。

5.Fotor

Fotorは上記の顔合成とは異なり、複数の写真を1つのフレームに合成できるサイトです。まずはレイアウトを選び、画像を選択するだけで自動的に適切な配置に。

画像合成以外にもおしゃれなフォントや背景、顔のシミ・シワ自動削除、体型補正など編集機能が充実しているのも大きな魅力です。基本機能は無料で利用可能ですが、高度なAI機能やプレミアム素材は有料プランでの提供となります。

6.SeaArt AI

SeaArt AIはアニメ・イラスト風合成が得意なAI画像生成サイトです。特に二次元キャラクターやアニメ調の画像生成において、他サイトを上回る品質を実現しています。

「スーパーコンビネーション」機能により複数画像の合成が可能で、アイアンマンとライオン、猫とパイナップルなどユニークなアイデアもサポート。

無料版でも十分な機能を利用できるため、イラスト制作やキャラクターデザインに関心がある方には特におすすめです。

7.Ostagram

OstagramはAI画像合成の先駆けサイトとして長年運営されているサービスです。シンプルな操作で2枚の画像を合成でき、アート作品のような仕上がりが特徴的です。

処理時間は他サイトより長めですが、独特の芸術的な仕上がりが魅力。クラシックな画風やペイント調の合成に強みがあります。

インターフェースはやや古いデザインですが、機能は安定しており、多くのユーザーに長年愛用されています。アート制作やクリエイティブな表現を重視する方に適しています。

MyEditで実演解説！AI画像合成のやり方

画像合成ツールの使い方はとても簡単です。代表としてMyEditを使用して、AI画像合成にチャレンジしてみましょう！

1.3分で完了！アカウント作成

公式サイトにアクセス後、メールアドレスとパスワードを入力するだけで登録完了します。

アカウント作成後、ページ右上の自分のアイコンをクリックし、「無料クレジットを獲得」を選択します。「3クレジットをもらう」をクリックすることで、毎日無料でクレジットを獲得できます。このクレジットが画像合成機能の利用に必要となります。

2.基本の2枚合成：ソース画像とスタイル選択の手順

「画像編集ツール」から「AI画像フュージョン」にアクセスします。右側の「ソース」エリアに、合成のベースとなる画像をドラッグ&ドロップまたはファイル選択でアップロードします。

次に「スタイル」エリアで、用意されたプリセットから好みの画風を選択するか、自分で用意したスタイル画像を選択してください。あとは「生成」ボタンをクリックするだけで、高品質な合成画像が完成します。

3.応用テクニック：オリジナル画像でのカスタム合成

より個性的な合成を行う場合は、スタイル画像に自分で撮影した写真や好みの画像を使用します。絵画、イラスト、テクスチャ画像など、様々な素材がスタイルとして活用可能です。

例えば風景写真をスタイルに選べば自然な質感を、抽象画を選べばアート作品のような仕上がりを実現できます。複数パターンを試すことで、理想的な組み合わせを見つけられます。

仕上がりを劇的に改善する3つのコツ

1つ目は画像選択の最適化です。ソース画像は人物が中央に配置され、背景がシンプルなものを選択すると良好な結果が得られます。解像度は1000px以上を推奨します。

2つ目はスタイル画像の特性理解です。色彩豊かな画像は鮮やかな仕上がりに、モノトーンは落ち着いた印象になります。コントラストの強い画像ほど、劇的な変化が期待できます。

3つ目は複数回の生成と比較です。同じ組み合わせでも生成のたびに微妙に異なる結果となるため、数回試行して最適な結果を選択することが重要です。

AI画像合成サイトを使用するときの注意点

AI画像合成サイトの利用時には、法的トラブルや思わぬ制限に遭遇するリスクがあります。安全かつ効果的に活用するため、以下の3つの重要なポイントを事前に確認しましょう。

商用利用できるかどうかをチェックしておく

各サイトによって商用利用の可否やライセンス条件が大きく異なります。作成した画像を販売、広告、マーケティング素材として使用する予定がある場合は、事前確認が必須です。

無料版では商用利用不可でも有料版では許可されるケースも多いため、用途に応じてプランの見直しも検討しましょう。

他人の写真を勝手に使わない

他人が撮影した写真や人物が写った画像を無断使用すると、著作権侵害や肖像権侵害のリスクがあります。特に芸能人、有名人、一般の方の顔写真を合成に使用する際は細心の注意が必要です。

インターネット上で見つけた画像も、多くの場合は著作権者が存在します。安全に利用できるのは、自分で撮影した写真、フリー素材サイトの画像、各サイトが提供する素材のみです。

無料版には利用制限がある

ほとんどのAI画像合成サイトでは、無料版に回数制限、画質制限、機能制限が設けられています。

無料版の制限を理解せずに利用すると、重要な作業の途中でクレジットが不足したり、期待した画質が得られなかったりする可能性があります。継続的に利用する場合は、制限内容を把握した上で有料プランの検討も必要です。

また、無料版では透かし（ウォーターマーク）が入るサイトもあります。プレゼンテーションや公開用途で使用する場合は事前に出力サンプルを確認し、必要に応じて有料版を選択しましょう。

AI画像合成サイトに関するよくある質問

最後に、AI画像合成サイトについてよくある質問についてお答えします。

まとめ

今回はおすすめのAI画像合成サイトについて解説しました。ポイントは下記の通りです。

AI技術の進歩により、今後さらに高品質で使いやすいサイトが登場することが予想されます。創作活動の新たな可能性を広げるAI画像合成を、ぜひ積極的に活用してみてくださいね！