ブログやSNSに使う画像素材を探すのに、思ったより時間がかかってしまうことはありませんか?
フリー素材では他のサイトとイメージが被ってしまったり、かといってChatGPTで画像を作ろうにも、英語のプロンプト(呪文)が分からず、結局時間を浪費してしまった…そんな切実な悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
もし、コピペするだけでプロ並みのオリジナル画像が、日本語の指示からわずか数分で生成できるとしたら、あなたのクリエイティブ業務はどれだけ効率化されるでしょうか?
本記事では、Webマーケターやデザイナーであるあなたのために、以下の内容を分かりやすく解説します。
写真からアニメ風イラストの画像生成をしたい方は、下記の記事でより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
📖この記事のポイント
- コピペで今すぐ使える、用途別のプロンプト例文集を紹介
- プロンプトの基本的な作り方を覚えれば簡単に応用できる
- 生成画像の品質はテクニック次第
- ChatGPTで思いのままに自由に画像を生成したいなら、SHIFT AIでスキルを取得するのがおすすめ
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無料AIセミナーを見てみる【コピペOK】用途別|ChatGPT画像生成プロンプト実践例
ChatGPTの画像生成機能を活用すれば、アイデアを瞬時にビジュアル化できます。ブログのアイキャッチやプレゼン資料、Webサイトの素材など、様々なシーンで活躍するプロンプトを具体的な例文とともに紹介します。
プロンプトはコピー&ペーストして、必要に応じて単語を入れ替えるだけですぐに利用可能です。
【人物】ブログや資料で使いやすいリアルな人物写真のプロンプト例
ビジネス資料やWebサイトで汎用性が高いリアルな人物写真は、プロンプトの具体性が品質を左右します。
ポイントは「誰が」「どこで」「何をしているか」を明確に描写することです。例えば「モダンなオフィスで議論する多様な人種のチーム」のように、状況設定を詳しくするだけで、意図した通りの画像が手に入ります。
クオリティを上げるポイント
- 年齢や性別を指定する
- 「オフィスカジュアル」「フォーマルなスーツ」といった服装の指定も有効
- 「微笑んでいる」「真剣な表情でうなずく」のように表情やポーズを加える
- 「カメラに目線を向けて」など視線の指示を入れる
以下の描写の通り、画像を生成してください。
図書館の明るい閲覧室で、数冊の本を積み重ねて勉強している20代の女子学生。集中している横顔、窓からの自然光が差し込んでいる。写真のようにリアルなスタイル、背景を少しぼかす。

以下のような画像を生成してください。
クライアントにオンラインでプレゼンテーションをしている、自宅の書斎にいる30代の日本人男性。セミフォーマルな服装で、ヘッドセットを装着し、自信を持って話している。プロフェッショナルな雰囲気、背景は整理されている。

【風景】アイキャッチに最適な美しい自然・街並みのプロンプト例
Webサイトのトップページやブログのアイキャッチ画像には、訪問者の目を引く美しい風景が欠かせません。
クオリティを上げるポイント
- 「場所」「時間帯」「季節」を組み合わせる
- 具体的な情景を描く
- ムードや雰囲気についても描写する
「春、満開の桜と富士山」「夏の終わり、夕暮れの湘南海岸」「雪に覆われた白川郷の合掌造り集落」のように、具体的な情景を描写します。
「近未来的な高層ビルが立ち並ぶ東京の夜景」や「イタリアの古い港町」など、特定の都市や国の雰囲気も再現可能です。さらに「穏やかでノスタルジックな雰囲気」「壮大で神秘的な空気感」といったムードを言葉で加えることで、単なる風景写真ではない、感情に訴えかける一枚を創り出すことができます。
以下の描写の通り、画像を生成してください。
雨上がりの静かな森、木々の間から太陽の光が差し込んでいる。地面は濡れており、光が反射して輝いている。神秘的で清々しい雰囲気。高解像度、リアルな写真。

以下の描写の通り、画像を生成してください。
ギリシャ、サントリーニ島風の風景。白い壁の建物と青いドームの屋根が崖に立ち並び、眼下にはエーゲ海が広がっている。晴天の昼下がり、鮮やかなコントラスト。夏の景色。

【イラスト】様々なテイスト(アニメ・水彩・フラット)のプロンプト例
ChatGPTはリアルな写真だけでなく、多彩な画風のイラスト生成も得意です。
アニメ風のキャラクターを創りたいなら「90年代の日本のアニメスタイル、茶色の髪をポニーテールにした快活な少女、探偵風の衣装」のように、時代設定や髪型、服装まで細かく指定します。
アナログ感のある優しい雰囲気を出したい場合は「水彩画風、焼きたてのパンとコーヒーが置かれたテーブル」といったプロンプトが有効です。
Webデザインで重宝するフラットデザインなら「フラットデザイン、野菜のアイコンセット(トマト、ナス、ニンジン)、シンプルでクリーンな線、鮮やかな配色、白背景」のように、用途とスタイルを明確に伝えましょう。「背景透過」や「transparent background」と加えれば、デザインパーツとしてさらに使いやすくなります。
クオリティを上げるポイント
- 髪色、表情、衣装まで細かく設定する
- 水彩画風、フラットなデザイン、クリーンな線などテキスタイルも設定する
以下の描写の通り、画像を生成してください。
ジューシーなハンバーガーのイラスト、厚塗りの油絵スタイル。レタスやトマトの質感がリアルに描かれている。大胆な筆致で、食欲をそそる。

以下の描写の通り、画像を生成してください。
サイバーパンク風のキャラクター。ネオンが輝く未来都市を背景に立つ、銀髪の女性アンドロイド。クールな表情で、体に機械的なラインが入っている。

【アイコン・ロゴ】Webサイトで使えるシンプルなプロンプト例
WebサイトやアプリのUI/UXデザインに必須のアイコンやロゴも、プロンプト一つで素早く作成できます。重要なのは「シンプルさ」と「視認性」を意識した指示です。
「歯車をモチーフにした設定アイコン、フラットデザイン、グレースケール」のように、形状、モチーフ、スタイル、色を簡潔に指定します。
抽象的なロゴを求める場合は、「成長と繋がりをテーマにした抽象的なロゴ、緑と青の有機的な曲線が絡み合うデザイン、ミニマリスト」といったプロンプトが効果的です。
配色は「モノクローム」や「パステル調」など、サイトのトーン&マナーに合わせて指定しましょう。デザインに組み込みやすいよう、「背景透過」や「高解像度」のキーワードを付け加えることを推奨します。
以下の描写の通り、画像を生成してください。
グラフのアイコン、右肩上がりの棒グラフ。ミニマリストな線画スタイル、色はティールグリーン。ビジネスや成長を象徴するデザイン。

以下の描写の通り、画像を生成してください。
鳥(ハチドリ)をモチーフにした幾何学的なロゴマーク。シャープなラインで構成されている。先進的でスピード感のあるデザイン、単色。

もう迷わない!応用自在な画像生成プロンプトの基本構造
質の高い画像を安定して生成するには、複雑な知識は不要です。実は、たった4つの基本要素を組み合わせるだけで、誰でもプロンプトを自由自在に組み立てられます。このセクションでは、その普遍的な「プロンプトの基本構造」を分かりやすく解説します。
結論:日本語でOK!4つの要素を組み合わせるだけ
ChatGPTでの画像生成は、難しく考える必要はありません。プロンプトは自然な日本語で成立し、基本的には「何を」「どんな風に」「どう見せて」「どんな品質で」描くかを伝えるだけです。この4つの要素を意識して組み合わせることが、質の高い画像を生み出す秘訣です。英語の表現を使いたい場合も、ChatGPTに「このプロンプトを、より効果的な英語にしてください」と頼めば解決します。
重要なのは、これから説明する以下の4つの情報を整理することです。
- 主題
- スタイル
- 構図・アングル
- 品質・詳細
それぞれの要素について詳しく解説します。
要素①:主題(何を描くか)
「主題」はプロンプトの心臓部であり、「何を描いてほしいか」という最も中心的な指示です。この主題が曖昧だと、生成される画像もぼやけたものになります。
具体的であればあるほど、AIはあなたの意図を正確に汲み取ります。
例えば、単に「猫」と入力するのではなく、「窓辺で日向ぼっこをしている三毛猫、あくびをしている瞬間」と記述することで、情景が目に浮かぶような具体的な画像が生成されます。
NG | OK |
車 | 雨に濡れた夜の道を走る赤いスポーツカー、ヘッドライトが光っている |
建物 | 蔦に覆われた古いレンガ造りの図書館 |
このように、対象物の種類、状態、行動、特徴を詳しく描写することが、思い通りの画像への第一歩です。
要素②:スタイル(どんな画風か)
「スタイル」は、生成される画像の芸術的な方向性や雰囲気を決定づける要素です。同じ主題であっても、スタイルの指定一つで全く異なる印象の作品が生まれます。
例えば、
- ビジネスブログに掲載:「プロフェッショナルな写真(professional photography)」
- ファンタジー小説の挿絵:「デジタルペインティング(digital painting)」
- Webサイトのアイコン:「フラットデザイン(flat design)」
などの画風が適しています。
その他にも「印象派の油絵」「浮世絵」「ピクセルアート」「3Dレンダリング」「アニメスケッチ風」など、選択肢は多岐にわたります。
その画像を誰に届けたいのか、どのような文脈で使いたいのかを考え、目的に合ったスタイルを選ぶことが重要です。
要素③:構図・アングル(どう見せるか)
「構図・アングル」は、主題を画面内でどのように配置し、どの視点から見せるかを決める要素です。これにより、画像の持つ物語性やインパクトが大きく変わります。
被写体との距離感を示す「クローズアップ(表情のアップ)」や「ロングショット(風景全体)」、カメラの位置を示す「ローアングル(見上げる構図)」や「ドローンビュー(真上からの俯瞰)」などを指定することで、視覚的な変化を生み出せます。
また、「被写界深度を浅くして背景をぼかす(shallow depth of field)」といったカメラ技術に関する用語も有効で、主題を際立たせる効果があります。「左右対称の構図」や「三分割法」といった構図の基本原則を単語として入れるだけでも、安定感のある画像が生成されやすくなります。
要素④:品質・詳細(クオリティを上げる要素)
画像の最終的な仕上がりと完成度を左右するのが、「品質・詳細」に関する指定です。この要素をプロンプトに加えることで、AIはより多くの計算を行い、ディテール豊かで高精細な画像を生成しようとします。
クオリティを上げる定番のキーワード
- 高解像度(high resolution)
- 「4K」、「8K」
- 超リアル(photorealistic)
- 非常に細かいディテール(highly detailed)
光の表現を指定する「映画的な照明(cinematic lighting)」や「劇的なライティング(dramatic lighting)」は、画像の雰囲気を一変させる力を持っています。
さらに「金色の刺繍が施されたドレス」「霧雨が降っている」といった細部の描写を付け加えることで、画像に深みとリアリティを与えることができます。
画像のクオリティを劇的に上げる3つの上級テクニック
プロンプトの基本構造を理解したら、次は生成される画像のクオリティをもう一段階引き上げるための上級テクニックを学びましょう。
ここでは、知る人ぞ知る効果的な3つの方法を紹介します。
- プロンプトに数語加えるだけで見違えるような結果を生む「魔法の言葉」
- 特定のアーティストの作風を再現するテクニック
- 同じキャラクターを別のシーンで再登場させるためのキャラクター固定術
これらのテクニックをマスターすれば、あなたは単なるAIの利用者から、AIを意のままに操るクリエイターへと進化できるはずです。
テクニック1:品質を上げる「魔法の言葉」を使いこなす
画像生成AIの世界には、プロンプトに加えるだけで劇的に品質が向上する、通称「魔法の言葉(Magic Words)」が存在します。これらは、AIに対してより高品質な出力を強制するような効果を持つキーワードです。
- ディテールの密度を極限まで高めたい場合:「ultra detailed」「insanely detailed」
- プロレベルの写真品質を求める場合:「professional photography」「masterpiece」
- 映画のようなリッチな映像美を再現したい場合:「cinematic lighting」「epic」
上記のような単語が非常に有効です。
これらの言葉をプロンプトの最後にカンマで区切って追加するだけで、同じ主題でも質感、光の回り込み、空気感などが格段に向上した作品が生成されます。
テクニック2:有名画家やデザイナーのスタイルを模倣する
特定のアーティストの画風や、著名なデザインスタジオのスタイルを模倣する指示は、独創的で質の高いアートワークを生み出すための強力なテクニックです。
例えば、「in the style of Hayao Miyazaki」と加えれば、宮崎駿監督作品のような温かみとノスタルジーを感じさせるイラストが生成されます。また、「a logo designed by Paul Rand」とすれば、伝説的なロゴデザイナー、ポール・ランド風の洗練されたロゴデザインのアイデアを得られます。
ただし、このテクニックを使用する際は著作権への配慮が不可欠です。生成物を商用利用する場合、既存の作品の著作権や商標権を侵害しないよう、あくまで「作風の模倣」や「インスピレーション」の範囲に留める必要があります。
テクニック3:キャラクターの一貫性を保つ
画像生成AIは通常、同じプロンプトでも実行のたびに異なる結果を出力します。このランダム性を制御し、生成される画像のキャラクターやスタイルの一貫性を保つ技術が「seed値」の固定です。
これにより、「同じキャラクターが笑っている顔、怒っている顔」といったバリエーションを作成することが可能になります。
2025年7月現在、ChatGPTの標準インターフェースではseed値を直接確認・指定する機能は提供されていませんが、APIを利用する場合や、他の画像生成ツールではこの機能が実装されていることが多く、応用的な使い方として非常に重要です。
ChatGPTでキャラクターを固定しやすくするには、以下の方法を試してみましょう。
- 最初に生成したキャラ画像をアップロードし、「このキャラで、〇〇な表情にして」と指示する
- 髪型・服・背景などを固定し、「表情だけ変更」を明示
- できるだけ最初の画像と同じ構図・ライティング・服装・背景を指定
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ChatGPTで画像を生成する際に知っておくべき2つの注意点
ChatGPTの画像生成は非常に便利ですが、自由な創作活動を楽しむためには、守るべきルールと限界を理解しておくことが不可欠です。
特に「著作権と商用利用」に関する規約と、AIが生成を拒否する「センシティブなコンテンツ」の存在は、すべてのユーザーが知っておくべき重要なポイントです。
これらの注意点を事前に把握しておくことで、安全かつ効果的にAIを活用できるでしょう。
著作権と商用利用の範囲は必ず確認しよう
OpenAIのポリシーによれば、ChatGPT(DALL·E 3)を使用してユーザーが生成した画像の所有権は、そのユーザーに帰属します。これは、生成した画像をブログ記事、マーケティング資料、商品デザインなどに商用利用できることを意味します。
ただし、これは大原則であり、注意点も存在します。他者の著作権を侵害するようなプロンプト(例:「人気アニメのキャラクターが〇〇している画像」)から生成された画像の使用は、法的なリスクを伴う可能性があります。また、生成物が既存の商標やロゴに酷似している場合も同様です。
利用規約は更新される可能性があるため、特に商用目的で頻繁に利用する場合は、定期的にOpenAIの公式サイトで最新の利用ポリシーを確認することが賢明です。
生成できない画像(有名人・暴力的表現など)の存在
ChatGPTの画像生成機能は、悪用を防ぎ、安全なプラットフォームを維持するために厳格なコンテンツポリシーを設けています。このポリシーにより、いくつかの種類の画像は生成がブロックされます。
例えば、許可のない個人の顔、芸能人・著名人などのリアルな画像の生成はプライバシー保護の観点から禁止されています。同様に、ヘイトスピーチ、過度な暴力、自傷行為、成人向けの性的コンテンツなど、有害と判断される表現も生成できません。
これらの要素を含むプロンプトを入力すると、AIは生成を拒否し、ポリシーに関する警告メッセージを表示します。意図せずブロックされた場合は、表現をより穏やかで一般的なものに修正することで、生成できる可能性があります。
まとめ
この記事では、ChatGPTを用いた画像生成を最大限に活用するための、プロンプトの実践例から応用テクニック、注意点までを詳しく解説しました。
- 用途別にプロンプト例をストックしておくと便利
- 画像生成は「主題+スタイル+構図+品質」で構成するのが基本
- 魔法ワードやseed活用で品質・再現性がアップ
- 利用時は著作権や制限事項にも注意!
これらの知識を武器に、ChatGPTをあなたのアイデアを形にするための強力なパートナーとして、日々のクリエイティブ活動にぜひお役立てください。
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