ChatGPTでYouTubeを要約!情報収集を爆速化する方法

ChatGPT

「YouTubeでの情報収集、便利だけど正直時間がかかりすぎる…」 日々の業務で、多くの人がそう感じていますよね。

特に、上司から頼まれた参考動画が1時間を超えるものばかりだったり、ChatGPTで要約を試したのにエラーが出てうまくいかなかったりすると、「もう見るしかないか…」と、うんざりしてしまうこともあるでしょう。

もし、その長い動画の内容を、たった数クリック・5分程度で正確に把握できるとしたら、知りたくありませんか?

この記事では、あなたの貴重な時間を守るため、ChatGPTを使ってYouTube動画を効率的に要約する方法を、初心者にも分かりやすく解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたは動画視聴のストレスから解放され、ライバルより一歩先を行く情報収集術を身につけているはずです。

📝 この記事のポイント

  • Youtube動画を要約する方法は複数あり、どれも簡単にできる!
  • 要約の質を高めるには、文字数や形式を具体的に指定するなど、プロンプト(指示)が重要!
  • AIが生成した要約は鵜呑みにせず、必ず自分で内容の正確性を確認してから利用する!
  • ChatGPTをもっと効率的に活用できるようになりたいなら、無料でプロに教えてもらうのがおすすめ!
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監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

生成AIの進化は速く、日々新しいAIツールが登場しています。「ツールが多すぎて、どれを使えばいいか、わからない」といった悩みもあるでしょう。

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ChatGPTでYouTube動画をサクッと要約!おすすめの4つの方法

動画を観る時間がないときや、内容をすばやく把握したいときに便利なのが「要約」。
ChatGPTを使えば、YouTube動画の要点をサクッと把握することができます。

この記事では、ChatGPTでYouTube動画を要約する4つのおすすめ方法と、うまく要約できない場合の対処法、精度を高めるコツや注意点まで、実践的に解説します。

動画リンクをそのままChatGPTに貼って要約してもらう

ChatGPTでは、一部のモデル(例:GPT-4o)において、動画URLを直接入力するだけで要約できるケースがあります。
ただし、以下のような条件を満たしている動画である必要があります。

  • YouTube動画に字幕(自動生成も可)があること
  • URLが短縮されていない動画であること
  • ChatGPTがWebアクセス可能な環境(GPTsやブラウジング機能)を使用していること
  • GPT-4oモデルを使用していること


以下のようなプロンプトを入力するだけで、簡単にYoutubeの要約を作成することができます。

以下の動画は、(ここに動画の内容を簡単に入力 例.Appleの最新iPhoneの機能)についての動画です。
この動画の内容について、以下の条件に従って要約してください。

#要約したい動画
https://www.youtube.com/watch?v=XXXXXXXXX

#要約する時の条件
-要点を3つの箇条書きにする
-300文字以内にまとめる

実際にYoutube動画のURLをそのままコピーし、ChatGPTに要約を依頼してみました。これだけでもかなり完成度の高い要約ができていることがわかりますね。

字幕や文字起こしを使って要点をまとめてもらう

上記の方法でうまくできないといった場合には、文字起こしのテキストデータを使用して要約することもできます。

YouTubeの動画には、音声の内容をテキスト化した「字幕」が自動で生成されていることがあります。この字幕や文字起こしをコピーして利用することで、ChatGPTに高精度な要約を依頼することが可能になります。

まず、動画に字幕があるかどうかを確認しましょう。字幕が利用可能な動画であれば、以下の手順で文字起こしを取得できます。

  1. YouTubeで動画を開く
  2. 概要欄の下部にある「文字起こし」をクリックします
  3. 右側に表示された文字起こしテキストをコピーする

文字起こしのボタンは、動画の概要欄を開くと下部にあります。

文字起こしを表示をタップすると、動画の右側に字幕が表示されます。

英語のまま表示されますが、文字起こしのテキストをそのままコピーし、ChatGPTに要約を依頼してみます。

プロンプトを日本語で入力したので、自動的に日本語に翻訳されています

YouTubeの自動文字起こしは音声品質に左右されやすく、聞き取りにくい発言や専門用語の誤認識が起こることがあるため、注意が必要です。
また「こんにちは」や「チャンネル登録お願いします」など、本題とあまり関係部分はできる限り削除したほうが精度が上がります。

GPTs(旧プラグイン)を使って要約する

ChatGPTの有料プラン(Plus, Teamなど)を利用しているなら、特定の機能に特化した「GPTs」を活用するのがおすすめです。YouTubeの要約に特化したGPTsを使えば、URLを貼り付けるだけで、より質の高い要約をスムーズに作成できます。

【使い方】

  1. ChatGPT画面左側の「GPT」からGPT Storeにアクセスする
  2. 「Video Insights」など、動画要約が得意なGPTsを検索して選択する
  3. 起動したGPTsのチャット画面で、YouTubeのURLを貼り付けて要約を依頼する

スマホのChatGPTアプリからも同様に利用できます。

以下、実際にVideo Insightを使用してYoutube動画を要約しました。

自動で要約してくれるChrome拡張機能を活用する

PCでYouTubeを閲覧することが多いなら、ブラウザの拡張機能を追加するのが最もスピーディーです。インストールするだけで、YouTubeのサイト上に要約ボタンが表示され、ワンクリックで内容を把握できます。

まず、Chromeウェブストアにアクセスし、「ChatGPT – ウェブサイトとYouTube動画の要約」を検索します。

画面右側にある、「Chromeに追加」をクリックします。

手順2:YouTube動画を開き、要約を実行する

次に、要約したいYouTube動画のページを開きます。例として、前述のOpenAI社のCEOであるサム・アルトマン氏のPodCastを要約してみましょう。

動画ページを開いた状態で、画面右下に現れる「Summarize!」のボタンをクリックします。

すると、即座に動画の文字起こしが開始され、要約がリアルタイムで画面上に表示されます。動画を再生しなくても、ページを開くだけで瞬時に要点がわかるため、情報収集の時間を大幅に短縮できます。

この拡張機能も基本的な要約機能は無料で利用できます。一般的に、有料プランにアップグレードすると、要約回数の制限緩和や、要約形式のカスタマイズといった追加機能が使えるようになります。

ChatGPTでYouTubeの要約が「できない」原因と解決策

ChatGPTを使ったYouTubeの要約は非常に便利ですが、時として「うまく要約できない」状況に陥ることがあります。その原因は、主に2つのパターンに分けられます。

原因1:動画が長すぎる、または文字起こしが存在しない

ChatGPTが動画を要約する際、多くはYouTubeが自動生成する「文字起こし(字幕)」データを基にします。そのため、動画投稿者が字幕を非公開に設定していたり、そもそも動画に文字起こしデータが存在しなかったりするケースでは、要約できません。

この場合、一度動画の音声を文字に変換する外部ツールを利用し、そのテキストをChatGPTに読み込ませることで解決します。2025年7月現在、以下のツールが高精度で人気です。

  • Vrew: AIが音声を自動でテキスト化する無料の動画編集ソフト。
  • Transkriptor: Webブラウザやスマホアプリで利用できる文字起こしサービス。

これらのツールで生成したテキストをコピーし、ChatGPTに貼り付けて要約を依頼しましょう。

原因2:プラグインや拡張機能の一時的なエラー

ワンクリックで要約できるChrome拡張機能は便利ですが、時にエラーで動作しないことがあります。原因は、ツールの開発者側のメンテナンスや仕様変更、またはお使いのブラウザの一時的な不具合などが考えられます。

まずは、ブラウザのキャッシュをクリアしてページを再読み込みすることで、問題が解決する場合があります。

それでも解決しない場合は、拡張機能に頼らず、前述の「文字起こしをコピー&ペーストする方法」を試すのが確実な代替手段です。

ChatGPTでYouTube動画を要約するときに押さえておきたい5つの工夫

同じ動画でも、ChatGPTへの指示の出し方一つで要約の質は劇的に変わります。ここでは、より精度を上げるための5つの工夫を紹介します。

1.「どんな動画なのか」をChatGPTに事前に伝えると精度が上がる

動画のテキストをいきなり貼り付けるのではなく、「これはどんな動画なのか」という前提情報を与えるだけで、ChatGPTは文脈を理解しやすくなります。

【プロンプト例】 

以下は、20代のビジネスパーソンを対象とした、マーケティング戦略に関する1時間のセミナー動画の文字起こしです。この内容を要約してください。

2. 文字数・文体・要約の視点を明確に伝える

「良い感じに要約して」といった曖昧な指示は避け、「誰に、何を、どのように」伝えたいのかを具体的に指定します。

【プロンプト例】

  • この内容を300文字以内で要約してください。
  • この内容をITの知識がない初心者向けに、分かりやすく要約してください。
  • この内容から重要なポイントを箇条書きで3つにまとめて、上司への報告書に使える形式で出力してください。

3. 理想に近い「こんな感じの要約」を最初に提示しておく

ChatGPTは、優れたサンプル(見本)を提示されると、その形式やレベルに合わせて出力を生成する能力が向上します。

【プロンプト例】 

以下の文章を、下記の【要約例】のようなスタイルで要約してください。

#要約したい文章

(ここに動画の文字起こしを貼り付け)

#要約例

-課題:現代のビジネスパーソンは情報過多により、学習時間の確保が困難。

-解決策:AI要約ツールを活用し、インプット効率を3倍に向上させる。

-結論:ツールの導入は、個人のスキルアップと組織の生産性向上に直結する。

4. 一発で完璧を求めず、リライトを繰り返す

最初の出力が期待通りでなくても、諦める必要はありません。対話を通じて追加の指示を与えることで、理想の要約に近づけていくのがプロの使い方です。

【リライト指示の例】

  • ありがとうございます。もう少し専門用語を減らして、平易な表現にしてください。
  • 最後の結論部分を、より力強いメッセージに書き換えてください。
  • 箇条書きの2番目について、具体例を一つ加えて説明してください。

5. 思い通りの出力が得られない時は「質問の仕方」を変える

単に「要約して」でうまくいかない場合は、質問の角度を変えてみましょう。本質的な情報を引き出すための有効なテクニックです。

質問を変える例】

  • 「要約して」→ 「この動画で、話し手が最も伝えたかったメッセージは何ですか?」
  • 「まとめて」→ 「この内容が、なぜマーケターにとって重要なのかを3つの理由で説明してください。」

ChatGPTは、こちらの問いの質に応じて、的確な答えを返してくれる対話パートナーと心得ましょう。

ChatGPTで動画要約をする際の3つの注意点【知らないと危険】

非常に便利な動画要約ですが、ビジネスで利用する際には必ず守るべき注意点があります。これらを知らないと、思わぬトラブルに発展する可能性があります。

1. 機密性の高い内容や個人情報は絶対に入力しない

ChatGPTに入力した情報は、原則としてAIの学習データとして利用される可能性があります。

そのため、社外秘の会議録画や、顧客情報・個人名が含まれる動画の内容は入力しないよう注意が必要です。2025年7月現在、設定で学習をオプトアウト(拒否)することも可能ですが、情報漏洩リスクを避けるため、機密情報を扱わないことを徹底しましょう。

2. 専門性が高すぎる内容は要約精度が不安定になることも

医療、法律、金融といった、専門知識の正確性が厳密に求められる分野の要約には注意が必要です。

ChatGPTは一般的な知識に基づいて要約するため、専門用語の誤訳や重要なニュアンスの誤解を招くことがあります。あくまで補助的な理解に留め、必ず専門家のチェックを入れましょう。

3. 生成された要約はそのまま業務資料に使わないのが鉄則

ChatGPTは非常に優秀ですが、情報の誤解や重要なポイントの抜け漏れが発生する可能性はゼロではありません。

生成された要約は、必ず自分自身の目で元の動画内容と照らし合わせてファクトチェックを行い、「たたき台」として利用するのが鉄則です。上司や取引先に提出する前に、内容の正確性を保証するのは自分自身の責任です。

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【応用編】YouTube以外の動画プラットフォームを要約するには?

Zoom録画や社内で共有されたセミナー動画など、YouTube以外の動画も基本的な流れは同じです。

  1. 動画から音声ファイル(MP3, M4Aなど)を抽出する。
  2. Vrewなどの文字起こしツールで音声ファイルをテキスト化する。
  3. 生成されたテキストをChatGPTに読み込ませ、要約を依頼する。

特に複数人が話す会議録画などを要約する場合は、誰の発言かを明確にすると、より整理された要約が得られます。

【複数話者の内容を整理するプロンプト例】 

以下の会議録の内容を、話者(A部長、Bさん、Cさん)ごとの発言の要点と、決定事項に分けて整理してください。

この際も、機密情報や個人名が含まれる場合は、事前に「A部長」「クライアントX社」のように匿名化・仮名化する処理を忘れないようにしましょう。

まとめ

  • 要約の質はプロンプトが鍵。前提情報と具体的な指示を与え、対話を通じて改善する。
  • 要約できない時は原因を特定し、外部ツールや手動コピーといった代替案で対応する。
  • 機密情報の入力は厳禁。生成された内容は、必ず自身の目でファクトチェックを行う。

ChatGPTを活用することで、動画コンテンツからの情報収集は圧倒的に効率化できます。

機密情報の扱いやファクトチェックの重要性といった注意点を守り、ChatGPTを賢く、安全な「アシスタント」として活用していきましょう。

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