ChatGPTのアカウントを複数作れたら便利だけど、
- 複数アカウントを作成できる?
- 同じ電話番号は使える?
- 注意点はある?
と思っている方もいるのではないでしょうか。もし複数アカウントを作ることができたら使い方が広がりそうですよね。この記事では複数アカウントについてとアカウントを解約するときの注意点について解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
※2024年5月13日に、ChatGPTの新しいLLM「GPT-4o(オムニ)」が登場しました!以下の記事で詳しい概要や使い方について解説していますので、合わせてチェックしてみてください。
ChatGPTは複数アカウントを作成できる
まず結論から言うと、ChatGPTは複数アカウントを作成することができます。
複数アカウントを作成することができると、以下のようなメリットがあります。
①仕事用アカウントとプライベート用アカウントを使い分けることができる
仕事用とプライベート用は、普段から頻繁にChatGPTを使っていない場合だとあまり分ける必要はないかもしれませんが、頻繁に使っていると様々なトピックの会話の履歴が溜まってしまいます。履歴が多くなってくると管理が大変ですよね。
そのような場合、仕事関係のトピックとプライベート関係のトピックを分けるだけでも管理がしやすくなります。仕事とプライベートに限らず、頻繁にChatGPTを使う方はトピックごとに分けるなども可能です。
②個人用アカウントと複数人で共有する用のアカウントを使い分けることができる
例えば家族と一緒にいる場合、みんなでChatGPTを使いたいということがあると思います。使う人数が増えると会話履歴の管理が大変ということ以外にも、自分がどんな会話をしているか他の人にはあまり見られたくないですよね。
そのような場合にも個人用と共有用、またはそれぞれに個人用のアカウントを作成することで会話の履歴をいちいち削除したりしなくても、他の人に履歴を見られることがなくなります。
同じ電話番号で2つまで作成できる
ChatGPTのアカウントは同じ電話番号につき2つ作成することができます。
ただChatGPTのアカウント作成する際、電話番号の他に「メールアドレス」か「Googleアカウント」か「Microsoftアカウント」のうち一つを登録する必要がありますが、これらは同じもので複数登録することができないので、その都度違うものを用意してください。
それぞれの方法で複数アカウントを作成するときは以下の通りです。
ちなみにChatGPTのアカウントはOpenAIのアカウントとなっており、1つのアカウントにつき18ドルまで無料で使うことができるAPIが用意されています。そのため、同じ電話番号でいくつもアカウントを作成することができてしまうと無料分を不正に利用することが可能となってしまいます。
そのため同じ電話番号で作成できるアカウント数に制限があるのは仕方ないのかもしれません。
ChatGPT Plusも同様
普通に使う分にはあまり必要はないかもしれませんが、ChatGPT Plusも同様に複数アカウントを作成することができます。
ChatGPT Plusは3時間ごとに送信できるメッセージ数に上限があるため、たくさん使いたいという方は複数アカウントを作成することで疑似的に上限を増やすことができます。
ただ、ChatGPT Plusは今まで3時間ごとにメッセージ回数上限が25回だったところ、最近3時間ごとに50回まで増えました。(2023年8月現在)これからも上限が増える可能性があるので、今すぐたくさん使いたいという方以外は急いで作らなくても良いかもしれません。
一つのアカウントに複数端末からアクセスできる
ここまで複数アカウントについて解説してきましたが、一つのアカウントに複数の端末からアクセスすることもできます。そのため端末ごとにアカウントを作成する必要はありません。
アカウントさえあれば、スマホでもPCでもタブレットでも、アプリでもブラウザでも問題なくログインできます。そのため他の人と共有する用のアカウントなら端末まで共有しなくても済みます。
ただ注意点として、同じアカウントだと異なる端末からログインしていても会話履歴は見えてしまうので、他の人とアカウントを共有している場合は気を付けましょう。
ChatGPTの複数アカウント解約時の注意点
アカウントを解約するときに気を付けておかなければならないこともあります。ここで紹介する2つの点に注意してください。
解約したアカウントの電話番号は2度と使えない
ChatGPTのアカウントは解約した後そのアカウントに使われていたものと同じ電話番号は、次回アカウントを作成する場合に登録することができなくなります。
アカウントを削除する際に表示される注意事項にも、「セキュリティ上の理由から、同じで電話番号やメールアドレスを使用して登録できない」という内容が明記されています。
そのため、再びアカウントを作成するときには別の電話番号とメールアドレスが必要になってしまいます。
アカウント上のデータが全て消える
当然のことではありますが、プロフィールや会話履歴、APIの使用状況などアカウント上の全てのデータがなくなってしまいます。そのため、必要なデータがあったとしても元に戻すことはできません。
もし会話の履歴のみを削除したいという場合や、有料プランを解約したい場合などで誤ってアカウントを削除してしまわないように注意してください。
有料プランにさえ加入していなければアカウントを持っていることでお金がかかることはないので、アカウントの解約は慎重に行いましょう。
まとめ
いかがでしたか。
ここまでChatGPTの複数アカウントとその注意点について解説してきました。アカウントを解約すると次回登録するときに大変になってしまうので、よほどのことがなければアカウントの解約はしなくても良いかもしれません。
まとめると、
- 同じ電話番号で2つまでアカウントを作ることができる
- ChatGPT Plusでも複数アカウントを作ることができる
- 一つのアカウントに複数の端末からログインできる
- アカウントを解約すると、登録したときに使ったものと同じ電話番号を登録することができなくなる
でした。
ChatGPTでもう一つ新しいアカウントを作るときは、ぜひ今回紹介した内容に注意して、複数アカウントを便利に使いこなしてください!
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