FacebookやInstagramの運営会社であるMetaが最新のAI「Llama3」を発表しました。
以下では今回のニュースのポイントとLlama3の機能や活用方法について解説します。
今回のニュースのポイント
- メタがAIチャットボット「Meta AI」と高性能オープンソースモデル「Llama 3」を発表
- Meta AIがフェイスブック、インスタグラム、WhatsApp、メッセンジャーアプリの検索バーに統合され、スタンドアロンツールとしても提供予定
- Meta AIがメタのソーシャルメディアエコシステム外で独立したプロダクトとして初めて利用可能に
- Llama 3がオープンソース化され、OpenAIやグーグルのクローズドソースAIモデルを凌駕する可能性
- Meta AIが現在、英語版を米国以外の十数カ国で提供中
- メタがAIシステム開発に数十億ドル(数千億円)を投資
- 業界がGPT-5の発表に向けて準備を進めており、今夏にさらに多くのAIがリリースされる見込み
- メタがLlama 3の後継となるより強力なAIモデルのトレーニングを実施中
Llama3の機能や活用方法は?
実際にLlama3が一般の方でも利用できるようになるとどういった活用方法があるのでしょうか?
Llama3が一般利用可能になると、出かけたい場所のおすすめをチャットボットで質問して回答してもらったり、探している家具などを画像生成してもらい参考にするなどが可能になります。
また、Facebookでは投稿を閲覧する際にもLlama3が同時に利用することができるので、気になる投稿に対しても質問をすることができるため、画像や動画の内容に対しても動物の名前や料理の名前などをその場で質問、回答をすることができます。
また生成したが画像をGIFに変換することも可能になるため友達とのチャットでのやり取りがより楽しくなるでしょう。