株式会社PKSHA Technologyは、自社のAI SaaSプロダクトの導入銀行数が47行に達し、銀行業界におけるAI活用が加速していることを発表しました。
このAIニュースのポイント:
- PKSHAのAI SaaSは、自然言語処理技術を活用し、銀行業界のデジタル変革を支援しています。
- 地域金融機関FAQプラットフォームの導入により、FAQの登録数が350%増加し、月間アクセス数は約480万回に達しました。
- AIチャットボットの導入は、顧客と従業員の体験向上に貢献し、今後も活用が見込まれています。
PKSHA Technologyは、2012年の創業以来、自然言語処理技術の社会実装に取り組んできました。その結果、AIチャットボットやFAQシステムなどのAI SaaSの開発・展開に成功し、市場シェアトップを獲得しています。特に、地域金融機関FAQプラットフォームの発表以降、地方銀行での導入が急速に進みました。これにより、銀行特有のナレッジを共有し、顧客サービスの効率化が図られています。
また、一部の銀行では、Microsoft Teams上で動作するChatGPTを活用し、FAQに加えて銀行内のナレッジを活用した自動回答に取り組んでいます。これにより、顧客接点の強化だけでなく、新たな顧客接点の創出やナレッジの活用が進んでいます。
今後、PKSHAは、AI技術を通じて銀行業界のデジタル変革をさらに加速させ、顧客と従業員の体験向上を目指します。京都銀行や静岡銀行など、既に導入を進めている銀行からは、AI活用による業務の効率化や顧客満足度の向上に対する期待が寄せられています。
出典: PRTimes