X(旧Twitter)のAI機能「Grok」、ニュースの要約や投稿の分析などに使えて便利そう…と思いつつ、こんな不安を感じていませんか?
「自分の検索や分析が、他人にバレたりしないの?」
「もしかしてフォロワーにも履歴が見えたりするの…?」
AIが便利なことは分かっていても、知らない間に自分の行動が公開されるかもと思うと、安心して使えませんよね。
実は、Grokの使い方や仕組みをちゃんと理解すれば、「バレるリスク」はきちんと防げます。
この記事では、XのAI機能「Grok」について、本当に他人に見られることはあるのか、バレないようにする具体的な対策について、ひとつずつ分かりやすく解消していきます。
この記事を読めば、「うっかりバレる」心配をせず、Grokを安心して使いこなせるようになりますよ!
📖この記事のポイント
- X版Grokでは、Grokの回答をポスト・共有するとバレる。
- XやGrokの運営側が履歴を見ることは技術的には可能
- しっかり対策をすれば、バレるリスクを回避できる
- GrokをはじめAIを利用する際は、リスクと対処法をしっかり学んでおくことが大切!
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無料AIセミナーを見てみる「Grok」とは?【基礎知識】
まず大切なこととして、「Grok」という名前のサービスは、実は2種類存在します。この違いを知らないと混乱してしまうので、最初に整理しておきましょう。
X版Grok:X(旧Twitter)の中で使えるAIチャット機能。この記事でメインに解説するのはこちらです。
アプリ版Grok:スマートフォンアプリとして独立して存在するAIチャットアプリ。
アプリ版のGrokは、ChatGPTなどと同じで、基本的にあなたとAIの1対1で会話する場所です。そのため、あなたが会話内容を誰かに見せない限り、他人にバレる心配はほとんどありません。
他人に履歴を見られないかどうか、仕組みの理解が大切なのはX版Grokの方です。
これから、このX版Grokの会話履歴がバレるのかどうかを詳しく見ていきましょう。
他人にバレる2つの主なパターン
まず押さえておきたいのは、X内のGrokチャット画面に入力した内容自体は、そのまま自動で他人に公開されるわけではないという点です。他人に履歴を見られる可能性があるのは、操作や使い方が原因になるときです。
Grokの回答を共有・ツイートしたとき
Grokの回答欄の下には、共有・コピー・ポスト(ツイート)に関する操作ボタンが並びます。
ここで「ポスト」や「共有」を押すと、自身のタイムライン上に回答が出てしまうことがあります。
とくに、作業中にタップミスやクリックミスをしやすいスマホでは注意が必要です。

Grokをメンションして利用したとき
Xは@grok を返信(リプライ)でメンションして、そのポスト内容について質問できる機能があります。これは便利ですが、やり取りは返信として公開されるため、フォロワーや第三者も見ることができます。分析の過程を他人に見られたくない場合は、この使い方は避けましょう。

XやGrok公式には履歴を見られる
X内でGrokとやり取りした内容(テキスト/音声の書き起こしを含む)は、xAIによるモデルの学習・改善に使われることがあります。Xは、「公開ポスト」「公開プロフィール」などの公開データに加え、Grokとのやり取り(インプット/結果)もxAIと共有する場合があると明記しています。
Xは、Grokやその他の生成AIモデルのトレーニングおよび微調整のため、Xのお客様の公開データや、X上のGrokでのやり取り、インプット、結果をxAIと共有する場合があります。Xの公開データとは、公開ポスト、公開ポストに関連するメタデータ(エンゲージメントやリポストなど)、公開スペース、公開プロフィール(自己紹介や表示名など)を指します。このことは、X上でGrokとやり取りすると、それが音声かテキストかにかかわらず、そのやり取り、インプット、結果が、xAIによって開発された生成AIモデルのトレーニングとパフォーマンスの改善に使用される場合があることも意味します。
Xヘルプセンター
Grokとのやりとりの一部は、AIの品質管理やトラブル対応のために、人間のレビュー担当者が確認することもあります。これは、AIが不適切な回答をしていないか、安全に使われているかをチェックするための措置です。
もちろん、すべての会話が人間に見られるわけではなく、あくまでもごく一部に限られています。
また発言がまるごと誰かに監視されるようなイメージではなく、大量の会話データの中の1つとして、AIの学習素材にされるイメージです。「誰が何をしているか」まで個別に追跡されるリスクは極めて低いと考えてよいでしょう。
非公開(鍵)アカウントでGrokを使った場合でも、会話内容がxAIに共有される可能性はゼロではありません。
Xの設定画面で「Grokの学習データに使わない」設定をOFFにしていたとしても、それが完全な遮断を保証するわけではなく、技術的な理由やシステム上の仕様により、学習やレビューの対象になる可能性は残されています。
Grokとの会話履歴をバレないようにするための対策方法
Grokは便利なツールですが、使い方によっては意図せず情報が他人に見られてしまう可能性があります。とくにX上では、ちょっとした操作ミスや設定の見落としで、内容が公開される可能性もゼロではありません。
こうしたトラブルを防ぐためには、あらかじめ「見られない」ための工夫をしておくことがとても大切です。ここでは、誰にも履歴を見られずにGrokを安全・快適に使うための具体的な対策方法を紹介します。
Grokアプリのプライベートチャットを利用する
X上でうっかり公開してしまうリスクを回避するのであれば、まずGrokアプリの1対1のチャットを使うのが安心です。Xのタイムラインやリプライとは完全に別のアプリで動くため、誤って公開ポストにしてしまう事故が起きません。
またGrokアプリには、プライベートチャットという機能があり、プライベートチャット内での会話は履歴として残りません。
Grok利用専用の鍵垢を作成する
Grokを安心して使いたいなら、普段使っているアカウントとは別に、Grok専用の鍵アカウントを1つ作るのがおすすめです。
これは、SNSの投稿とは切り離した「AI専用の作業部屋」を作るようなイメージです。
Grok利用専用のアカウントを作るメリット
- 投稿をうっかり公開をしても、誰にも見られない
- 自分の本アカウントのタイムラインが汚れない
- Grokの検証や試行錯誤に集中できる
- 履歴が混ざらず、あとで見返すときに便利
このGrok専用アカウントは、必ず非公開(鍵)設定にしておくのがポイントです。これにより、たとえ「ポスト」ボタンを押しても、誰にも見られることはありません。
非公開アカウントにする
アカウントを分けない場合でも、アカウントを非公開にすれば、Grokの生成結果をX上で共有してしまった場合でも、内容が不特定多数のユーザーに見られたり、検索エンジンに登録されたりするリスクを防ぐことができます。
非公開設定の手順
設定 → プライバシーと安全 → オーディエンスとタグ付け →「ポストを非公開にする」
Grokの学習データ設定をOFFにする
設定とプライバシー → プライバシーと安全 → データ共有とパーソナライズ → Grokとサードパーティコラボレーターで、「公開データに加えて、GrokおよびxAIでのやり取り、インプット、結果をトレーニングと調整に利用することを許可します。」という項目をオフにしましょう。
これでGrokに入力したデータがAIの学習データの対象外になり、会話履歴がバレるリスクを低減することができます。

「精度が落ちないか?」と心配されがちですが、オフにしてもGrok自体は利用可能です。まずはオフで運用し、必要に応じてオンに戻す運用で問題ありません。
個人情報や機密情報を入力しない
Grokに限らず、AIに個人名、住所、未発表の売上やコードなどを入力しないのが基本です。万一入れてしまったら、会話履歴の削除を実施しましょう(X側では30日以内に削除反映)。
ただし、削除前に学習に使われていた部分を完全に取り消せるとは限らないため、入力しない運用が最も確実です。
利用規約に違反した使用が運営にバレたらどうなる?
仮に利用規約に違反した使い方をしてしまい、運営が把握した場合には、アカウントの機能制限・停止(凍結)などの措置対象になります。
Xはプラットフォームルールを設けており、虚偽表示、悪用的な自動化、著作権侵害、差別的表現などの行為は制裁対象になり得ます。Grokを使って生成・拡散する場合もあなたのアカウントとしての責任は免れません。
法的リスクを避けるためにも、出典の明示、誤情報の検証、著作権への配慮は必須です(これはAI利用全般の基本原則です)。
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Grokでネトストがバレる可能性がある?
最近、X(旧Twitter)上では、Grokを使って「自分のアカウントを見ている人」を推測しようとする投稿が広まっています。これに対し、「私、何度もあの人のアカウント見てたんだけど…バレる??」
「ネトスト疑惑が浮上するってこと!?」と、不安になっている人が続出しています。
まず前提として、GrokはX社(旧Twitter)の公式AIであり、X上の公開データやポスト情報をもとに回答しています。Xは基本的に誰が誰のアカウントを何回見たかという具体的な閲覧ログ(履歴)を公開していないという点は明確にしておきましょう。
Grokは実際の閲覧履歴を把握しているわけではありませんが、リプやいいねなどの公開情報からそれっぽい答えを返すことがあります。結果的に「バレたかも」と勘違いされるケースもあり、使い方には注意が必要です。
まとめ
最後に、この記事の要点をまとめます。
- 普通に使っていれば、Grokの利用が他のユーザーにバレることはない。
- 「回答をポスト・共有する」「メンションで質問する」という2つの操作をすると公開されてバレてしまう。
- 運営会社はサービス改善のために履歴を見ることがあるが、個人を特定して監視しているわけではない。
- 絶対にバレたくないなら、「鍵垢で使う」「個人情報を入力しない」などの対策を徹底しよう。
Grokは、仕組みを正しく理解し、注意点さえ守れば、あなたの情報収集を劇的に効率化してくれる強力な味方です。もう「バレるかも…」と怖がらず、今日から安心して活用していきましょう。
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