スマホを使っていると、Gemini(ジェミニ)が突然表示されて「うざい」「邪魔」と感じたことはありませんか?
他にもGoogleアシスタントを使いたいのにGeminiが起動したり、検索しようとするたびに邪魔が入ったりと、いろいろな場面でGeminiが邪魔だと思っている方は多いようです。
この記事では、邪魔なGeminiを無効化・削除する方法や設定変更の手順を、わかりやすく解説します。Geminiをアンインストールする際の注意点についても詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください!
- Geminiが勝手に表示される原因とは?
- Geminiを無効化・削除する方法
- Geminiのアンインストール(削除)方法
- Geminiのアクティビティを制限する方法
- Geminiを削除・無効化する際の注意点
Geminiが勝手に表示される原因とは?

なぜGeminiが勝手に表示されたり、そのことで邪魔、うざいと感じるようになったのでしょう?
主な原因を見ていきましょう。
原因①:予期せぬ操作で突然起動してしまう
原因の中でも多くのユーザーが邪魔と思ってしまう原因となっているのが、他のアプリを使用中や画面操作中に、意図せずGeminiが起動してしまう問題です。
特に以下のような状況で起きやすいようです。
- 電源ボタンの長押しやスワイプ操作時に誤って起動
- ホームボタンを長押しした際にGoogleアシスタントではなくGeminiが起動
- 特定のアプリ内でテキスト選択や共有操作をした際に勝手に起動
特に急いでいるときやバッテリーが少ないときに、不要なGeminiが起動すると余計にストレスを感じてしまいますね…。
原因②:Googleアシスタントのアップデートによる自動インストール
Geminiが急にインストールされた場合の最大の原因は、Googleアシスタントのアップデートです。Googleは、アシスタント機能を強化するために、Geminiを自動的にインストールする仕組みを取り入れました。特に操作をしていなくても、システムのアップデートで自動的に追加されてしまうのです。
原因③:アプリの自動更新設定が有効になっている
スマホの設定で「アプリの自動更新」が有効になっていると、Geminiがバックグラウンドで自動的にインストールされることがあります。Google Playストアでは、デフォルトで自動更新が有効になっていることが多く、気づかないうちにインストールされている可能性があります。
原因④:システムアプリとして最初から組み込まれている
一部のAndroidでは、Geminiがシステムアプリとして最初から組み込まれています。特に新しい機種では、GoogleとAndroidの統合が進んでいるため、初期設定としてGeminiが含まれていることがあります。
原因⑤:Googleアシスタントと混同している
多くのユーザーが「OK Google」と呼びかけてGoogleアシスタントを使おうとするときに、代わりにGeminiが起動してしまうというケースがありました。これはGeminiのインストールによって、Googleアシスタントとの住み分けがうまくいっていないためです。
Geminiを無効化・削除する方法
Androidユーザーの方に向けて、Geminiを無効化・削除する方法をご紹介します。
アプリの設定からGeminiを無効化する
AndroidでGeminiを無効化する1番簡単な方法は以下の通りです。
①「設定」アプリを開く→「アプリ」または「アプリと通知」を選択

②アプリ一覧から「Gemini」を探してタップ

③「無効化」or「強制停止」ボタンをタップ

④確認メッセージが表示されるので「アプリを無効にする」をタップ
無効化することで、アプリはインストールされたままですが、バックグラウンドでの動作や通知が止まり、アプリ一覧にも表示されなくなります。
Googleアシスタントに戻す方法
Geminiが邪魔でGoogle音声アシスタントに戻したい場合は、以下の手順で設定できます。
①Googleのユーザーアイコンをタップ
②「設定」→「Google アシスタント」→「Googleのデジタルアシスタント」を選択

③「Googleアシスタント」を選択する

これでGeminiではなく、デフォルトのGoogleアシスタントが使えるようになります。多くのユーザーは「OK Google」で天気を聞いたり、時間を確認したりする際に、Geminiよりもシンプルで正確なGoogleアシスタントを好む傾向があるようです。
アプリのアンインストール(削除)方法
完全にGeminiを削除したい場合は、以下の手順を試してみましょう。
①ホーム画面から「設定」アプリを開く→「アプリ」または「アプリと通知」を選択

②アプリ一覧から「Gemini」を探してタップ

③「アンインストール」ボタンが表示されればタップして削除完了

ただし、端末によっては「アンインストール」ボタンが表示されず、「無効化」のみが表示される場合があります。これは、Geminiがシステムアプリとして組み込まれているため、完全に削除ができない場合があるからです。
Google検索でGeminiが邪魔な場合の対処法
Google検索をしているときに、Geminiが邪魔に感じる場合の対処法をご紹介します。
検索時のGeminiボタンを非表示にする
Googleアプリで検索する際に、Geminiボタンが表示されて邪魔に感じる場合は、以下の方法で非表示にできます。
①Googleアプリを開く→右上のプロフィールアイコンをタップ
②「設定」→「一般」を選択
③「Geminiを表示」のトグルをオフにする
これで、検索画面からGeminiボタンが消え、誤タップを防ぐことができますよ!
メッセージアプリでのGeminiボタンを非表示にする
Googleメッセージアプリでは、メッセージの右下にGeminiボタンが表示されることがあります。これを非表示にするには、以下の方法があります。
①Googleメッセージアプリを開く→「設定」→「Gemini in メッセージ」を選択
②「Gemini ボタンを表示する」のトグルをオフにする
この設定は、Google メッセージのベータ版で利用可能になっており、今後順次展開されていくようです。
Geminiのアクティビティを制限する方法
Geminiの動作や情報収集を制限したい場合の設定方法をご紹介します。
アクティビティをオフにする
Geminiのアクティビティをオフにすることで、チャット内容などのデータ学習を制限できます。
①Geminiアプリを開く
②「アクティビティ」を選択
③「オフにする」または「オフにしてアクティビティを削除」を選択
④「OK」を押して完了
ただし、アクティビティをオフにしても、会話は最長72時間アカウントに保存されることがあるため注意が必要です!
アプリの権限を制限する
Geminiがいろいろな情報にアクセスするのを制限したいという場合は、アプリの権限を制限しましょう。
①「設定」→「アプリ」→「Gemini」を開く

②「権限」をタップ

③マイク、カメラ、位置情報などへのアクセスを制限する
これにより、Geminiが収集できる情報を最小限に抑えることができます。
Geminiを削除・無効化する際の注意点
では最後にGeminiを削除・無効化することで生じる可能性がある影響について解説します。
Googleアシスタントへの影響
GeminiはGoogleアシスタントと連携していますが、完全に同じものではありません。
Geminiを削除しても、Googleアシスタントの基本機能は残りますが、以下のような連携機能がなくなる可能性があります。
- 高度な文章理解を必要とするチャット
- 複雑な質問への回答
- 画像認識を使った回答
基本的な音声アシスタント機能だけが必要な場合は、Gemini削除後も問題なく使えるでしょう。
データとプライバシーについて
Geminiでは、会話内容や履歴がGoogleのサーバーに保存されることがあります。プライバシーを重視する方は、以下の点に注意しましょう。
- Geminiのアクティビティをオフにしてデータの学習を制限
- Googleアカウントの設定から、データの自動削除期間を短く設定
- プライバシーポリシーを確認しておく
Geminiを無効化しても、他のGoogleサービスでのデータ学習は続く点に注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Geminiが邪魔・うざいと感じる原因や、それを解決するための無効化・削除方法について詳しく解説しました。
この記事で紹介したことをまとめると次のようになります。
- Geminiが勝手にインストールされる主な原因はGoogleアシスタントのアップデートや自動更新設定
- Androidでは設定からアンインストールや無効化が可能で、Googleアシスタントに戻すこともできる
- iPhoneでは直接アプリを削除するか、サービス連携を制限できる
- Google検索やメッセージアプリでもGeminiボタンを非表示にできる
- Geminiのアクティビティをオフにしてプライバシーを保護することも重要
- 「OK Google」で音声アシスタントを使いたい場合は、設定からGoogleアシスタントに変更できる
Geminiが突然表示されて困惑していた方や、「うざい」「邪魔」と感じて削除・無効化の方法を探していた方にとって、役立つ情報だったのではないでしょうか?
ぜひご自身の利用環境に合わせて、1番良い対処法を選んでGeminiとの付き合い方を見直してみてくださいね!