Gemini Advancedの料金や使い方を解説!日本語対応はしているの?

Gemini

Google Gemini Advancedを活用すれば、AIの力で日常の作業がどう変わるか、ご存じですか?

とはいえ、具体的に他のAIと何が違うのか料金はどうなっているのか、そのようなことが気になっている方も多いと思います。

この記事では、Gemini Advancedの料金やGemini・他の生成AIとの違い、さらにユーザーの評判や具体的な使い方までを解説していきます。

なんと2ヶ月間無料で試せるので、試しにGoogleの最新AIを使ってみましょう。

監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

Google Gemini Advancedとは

Google Gemini Advancedは、Gemini Ultra 1.0としても知られる最新の大規模言語モデル(LLM)です。

このAI技術は、テキスト、画像、音声など複数のデータタイプを理解し、生成する能力を持っています。

Gemini Advancedは、AIの利用をさらに拡張し、より複雑な言語にも対応することを目的として作成され、AIのポテンシャルを最大限に引き出すことを目指しています。

Gemini Advancedの料金は?

Gemini Advencedの料金は、2900円/月で有料のプランとなります。

無料プランと比較をすると、以下のようになります。

GeminiGemini Advanced
生成モデルGemini ProGemini Ultra
ストレージ15GB2TB(Google Oneで使用可能)
日本語対応英語のみ
Googleアプリとの連携可能可能
価格 (月額/1ユーザー)無料2,900円

Gemini Advencedでは、最も優秀な「Gemini Ultra」モデルを利用することができ、最先端のパフォーマンスを発揮するものを利用できます。

従来のAIが苦手とする、複雑なタスク処理も可能にできるよう、設計されています。

Gemini Advancedはいつから日本語対応している?

残念ながら、執筆時点(2024年3月)でGemini Advencedは日本語には対応しておりません

とはいえ、Gemini Advencedに日本語のプロンプト入力すると、日本語で回答がされるので、精度は悪い可能性は高いですが、一応使うことはできます

とはいえ、2023年12月に公開されたばかりで、順次多言語に対応している所です。

いずれは日本語対応も実施されるでしょう。

Gemini Advencedがいつから日本語に対応するかは、具体的には未定ですが、そう遠くない時期にだと予想されます。

GeminiとGemini Advancedの違いは?

GeminiGemini Advancedの主な違いは、Gemini Advancedが提供する高度な機能を使えるかどうが、ということです。

Geminiは基本的なAI機能を提供するのに対し、Gemini Advancedはより高度な分析、理解、生成能力を持っており、複雑なデータセットやタスクに対応できるよう設計されています。

Gemini Advancedは、特にPythonやJava Scriptを使用した専門的な用途や要求の厳しいアプリケーション向けに最適化されている、と言えるでしょう。

趣味程度の使い道であれば、無料プランで充分だと思いますが、プログラミング等、専門的なビジネスシーンで使用する場合において、特に有料プランが力を発揮するはずです

Gemini Advancedの評判やレビューは?

Gemini Advancedに対する評判やレビューは概ね肯定的な意見が多いようです。

高度なAI機能とユーザビリティが評価されており、具体的なタスク実行能力に対する満足度が高いことが伺えます。

一方で、画像認識や文書生成の精度に課題がある点も指摘されています。

ユーザーのニーズに応じたAIやバージョン選択の重要性が強調されており、継続的な改善とユーザーフィードバックの活用が期待されています。

数字上はGPT-4を上回る性能を見せていますが、まだまだ改善の余地があるサービスと言えます。

Gemini Advancedの使い方を解説!(2ヶ月無料で試せる!)

ここでは、Gemini Advancedの登録方法から使い方までを解説していきます。

Gemini Advancedを使い始めるには、まずGoogle One AIプレミアムプランに加入し、Google Oneアプリまたはウェブサイトからアクセスします。

登録後、すぐに利用可能で、テキストやコード生成、データ分析、クリエイティブ作品の作成など、さまざまなタスクに対応します。

2ヶ月の無料トライアル期間を活用して、Gemini Advancedの高度なAI機能を存分に試すことができます。

まずは登録方法について解説します。

Gemini Advancedへの登録方法

まず、こちらのサイトへ移動します。

https://gemini.google.com/app

すると、「Geminiとチャット」というボタンが出てくるので、それをクリックします。

次に、利用規約とプライバシーの画面が出てきます。

一番下までスクロールしてください

すると、右下に「同意する」のボタンがあるのでクリックします。

Geminiへようこそ、という画面が表示されるので「続ける」をクリックします。

そうするとこのような画面になります。

これでGeminiへの登録は完了です。

Gemini Advancedへの申し込み

続いて、Gemini Advanced 有料プランへ申し込みます。

画面左側のメニュー欄から、「ヘルプ」をクリックします。

その中に「Gemini Advancedについて」という欄があるので、クリックします。

すると、このような画面に代わります。

Try for 2 months, at no charge」をクリックします。

すると次のような画面になります。

トライアルを開始」をクリックしてください。

クレジットカード情報等、必要事項を入力すると、Advancedプランが使えるようになります。

これで完了です。

続いて、実際に使用して見ながら、使い方を解説します。

文章要約をしてみる

まずは、文章を要約してみましょう。

まずは、Gemini からGemini Advancedに切り替わっているかを確認します。

こちらが初期の画面です。

左上のプラン選択の矢印をクリックし、「Gemini Advanced」を選択してください。

まず、この文章を要約させます。

2022年11月30日にプロトタイプとして公開され、幅広い分野の質問に詳細な回答を生成できることから注目を集めた。しかし、人間が自然と感じる回答の生成を特徴としていることから、一見自然に見えるが事実とは異なる回答を生成することもあり[4][5]、大きな欠点とされた[6]。ChatGPTのリリース後、OpenAIの評価額は290億米ドルとなり[7]、2021年時の140億ドルと比べて2倍以上に増加した[8]。OpenAIの筆頭株主であるMicrosoftが展開する検索エンジンのBingやウェブブラウザのEdge等の幅広いサービスの生成AIの技術にも、ChatGPTが活用されている[9]。
スイスの金融グループUBSの分析によると、ChatGPTがアクティブユーザー数1億人に到達するのにかかった時間は、TikTokとInstagramがそれぞれ9カ月と2年半であるのに対して、2か月と史上最速である[10]。
OpenAIによれば、オプトアウトを申請しない限り、ユーザーが入力したChatGPTとの会話内容はOpenAIによってその内容を利用されることがある[11]。このため、一般的にChatGPTの利用に際して個人情報と機密情報の入力に注意する必要があり[12][13]、Apple、JPモルガン、サムスン電子など一部の企業はChatGPTへのアクセスを禁止している[14][15][16]。
ChatGPTによる個人情報の収集に関しては、EU一般データ保護規則に違反している疑惑も浮上しており、2023年3月31日、イタリア政府はChatGPTの訓練のために個人情報を大量に収集することを正当化する法的根拠がないと指摘して、ChatGPTへのアクセスを一時禁止した[17][18]。米国では、個人情報収集や著作権の問題により、ChatGPTの運営元企業OpenAIに対して複数の訴訟が提起されている[19][20][21]。
また、ChatGPTは原則として犯罪に利用される回答を生成しないと謳っているが、回避ワード(例:Uncensored等)を入力すると、犯罪に利用できる回答が生成されてしまうという欠点が指摘されている[22]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ChatGPT

これは、WikipediaのChatGPTの説明です。

このようにプロンプトを入力します。

以下の文章を入力してください
○○(先ほどのWikipediaの文章)

そうすると、このようにちゃんと要約をしてくれました。

議事録等の要約や、文章のまとめを作成する際には、かなり便利そうです。

英語の翻訳をしてみる

英語の翻訳も得意です。

この文章を翻訳してみましょう。

以下のようにプロンプトと英文を入力します

出力結果はこちらです。かなり自然な文章が生成されました。

翻訳だけならGoogle翻訳でも可能ですが、翻訳だけでなく要約もできるので、外国語の文章を理解するうえで、かなりの効率化が期待できます。

Gemini Advancedで画像生成をしてみた!

こちらでは、Gemini Advancedで画像生成を試してみました。

このように日本語は対応していないので、日本語のプロンプトでは画像生成ができません

ですので、一度プロンプトを英語に翻訳させます

その出力結果を再度入力し、画像を生成させます。

このような形で出力されました。

同じプロンプトで、Gemini Advancedと同様にchat GPTやMicrosoft Copilotに出力させてみた画像がこちらです。他のサービスと比べて、遜色ないレベルの画像が生成されました。

chatGPT

Microsoft Copilot

Gemini Advancedの料金や使い方のまとめ

この記事では以下の内容について紹介してきました。

  • Google Gemini Advancedは、Gemini Ultra 1.0としても知られる最新の大規模言語モデル(LLM)
  • Gemini Advancedの料金は、2900円/月。
  • Gemini Advancedは現在は日本語対応はしていないが、日本語で出力できる部分もある
  • GeminiとGemini Advancedでは、基本的な機能は両方備えているが、Advancedプランではより高度な処理が可能
  • Gemini Advancedの評判やレビューは、高評価なものが多い
  • Gemini Advancedの使い方を1から丁寧に解説!(2ヶ月無料で試せる!)
  • Gemini Advancedで実際に画像を生成させてみた!

このように、Gemini Advancedは、今の段階でも十分使える生成AIです。

しかし、まだ日本語に対応していない部分があるので、そこがアップデートされれば、日本でもかなり普及するでしょう。

2か月間は無料なので、ぜひ今のうちに試してみましょう!

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