ついにMidjourneyで日本語文字の画像生成が可能に!概要や使い方を詳しく解説! | romptn Magazine

ついにMidjourneyで日本語文字の画像生成が可能に!概要や使い方を詳しく解説!

Midjourney

どんどん進化を遂げている画像生成業界ですが、画像の中に日本語を入れて生成できるツールってありそうでなかったんですよね。

そんな中、2024年1月30日、ついにMidjourneyで日本語の文字を入れた画像生成が可能になったのです!(下記X参照)

Midjourneyは『Discord』を使うことで、下記画像のようにとっても簡単に生成できますので、本記事ではその手順を1つずつ分かりやすく解説していきます。

Midjourneyは現在有料となっていますのでご利用の際は注意が必要です!

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準備編:Midjourneyの使い方

まずは、「Midjourneyを使ったことがないよ」という方もいらっしゃるかと思いますので、Midjourneyの使い方についてざっくりと解説していきますね。

以下の順で行っていきましょう。

①Discordにログインする

②「/settings」をチャットルームで送信する

③Nijimodel V6をクリックする

では、1つ1つ解説していきます。

①Discordにログインする

先程も少しご紹介しましたが、Midjourneyは『Discord』というチャットツールの中で利用することができる画像生成サービスになっています。PCでもスマホでも利用できる非常に便利なツールとなっています。

Discordのインストールが完了しましたら、Midjourneyの公式サイトにアクセスしましょう。

そして、トップ画面右下にある『Sing in』をクリックして、Discordのアカウントでログインしましょう。

ここでログイン後に、Midjourneyへの課金画面が表示されます!

※Midjourneyの料金設定については、以下の記事を参考にしてください。

Midjourneyへの課金が完了したら、Midjourneyのトップページに戻りましょう。

そして左下にある『Community』をクリックし、Midjourneyからの招待を受けます

そうすると、MidjourneyのDiscordルームに入ることができます!

②「/settings」をチャットルームで送信する

続いて、画像を生成する準備をしていきます!

画像を生成できるチャットルームは、下記画像の赤枠の3つになります。

どれかお好きなチャットルームに入ったら、

/settings

と入力して、送信します。

③Nijimodel V6をクリックする

送信完了すると下記の画面が現れますので、プルダウンメニューから『Nijimodel V6』を選びます。

以上で、画像を生成する準備ができました!

Midjourneyで日本語の文字を入れた画像を生成する方法

では早速、日本語の文字を入れた画像を生成してみましょう!

①スラッシュコマンドを入力する

Midjourneyの画像生成機能を使用するためには、特別なコマンド、スラッシュコマンドを用います。このコマンドは、スラッシュ(/)記号の入力後、表示されるいくつかのオプションの中から選択できます。

画像を作成する際には、『/imagine』というコマンドを選択します。

「/i」と入力すると、入力候補が出てきますので『/imagine』を選んでください。

②プロンプトを入力する

入力画面の「/imagine」の後ろに「prompt」という文字が表示されるのですが、この欄にプロンプトを入力していきます。

プロンプトには、以下を入力してみました。

A cute girl is holding a piece of paper, and inside the paper is the word "ありがとう"–ar 16:9 –niji 6 –s 50

訳:可愛い女の子が紙を持っていて、紙には「ありがとう」という言葉が書いてある。

プロンプトですが、日本語を生成させやすくするために最後に「–ar 16:9 –niji 6 –s 50」を付けると良いみたいです。

③画像を生成する

では、プロンプトを送信してできた画像がこちらです!(大体30秒ぐらいで生成されます。)

生成された画像は、自分のものは背景が黄色く表示されていますよ。

いかがでしょうか?

1枚目しか上手にできませんでしたが、しっかりと「ありがとう」の文字が生成されていますね!女の子の表情なんかも言葉に合わせて少し照れ臭い感じになっていてすごいですね…!

【応用編】Midjourneyでカタカナや漢字は生成できる?

では、カタカナや漢字でも生成できるのでしょうか?試してみたので結果を一緒に確認してみましょう。

①カタカナで生成してみた

プロンプトはこちらです。

A cute girl is holding a piece of paper with the words "バイバイ"–ar 16:9 –niji 6 –s 50

訳:可愛い女の子が紙を持っていて、紙には「バイバイ」という言葉が書いてある。

生成結果がこちらです。

なんか…惜しいですね…(笑)いろいろな文字が混ざったりもしています。

では、漢字ではどうでしょうか。

②漢字で生成してみた

プロンプトはこちらです。

A cute girl is holding a piece of paper, and inside the paper is the word "大好き"–ar 16:9 –niji 6 –s 50

訳:可愛い女の子が紙を持っていて、紙には「大好き」という言葉が書いてある。

生成された画像はこちらです。

こちらは大きく外してしまっていますね…!

カタカナや漢字に関しては、これからどんどん改良されて生成できるのを待つという感じでしょうか。

Midjourneyでカタカナや漢字でも生成ができる日が来るのが待ち遠しいですね~!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Midjourneyで日本語の文字を入れた画像を生成する方法についてご紹介してきました!

今回のポイントをまとめると、以下のようになります。

  • 2024年1月30日、ついにMidjourneyで日本語の文字を入れた画像の生成が可能になった。
  • Midjourneyの使い方(準備編)
    • ①Discordにログインする
    • ②「/settings」をチャットルームで送信する
    • ③Nijimodel V6をクリックする
  • Midjourneyで日本語の文字を入れた画像を生成する方法
    • ①スラッシュコマンドを入力する
    • ②プロンプトを入力する
    • ③画像を生成する
  • ひらがなの生成はできるが、カタカナや漢字はまだ上手に生成することはできない

とっても便利な機能が公開され、また画像生成の幅が広がりましたね!

商用利用する場合は、著作権などに注意して使用する必要がありますので、ぜひ下記記事も合わせてチェックしてみてください!