ChatGPTのサイドバーにある「Sora」がなんなのか気になっている人は多いのではないでしょうか。Soraは動画生成AIであり、テキストからの動画生成や静止画からの動画生成などが行えます。
この記事では、Soraの概要や具体的にできること、使い方の手順、活用シーンなどについて解説しています。また、使用にあたってのコツや注意点も取り上げているため、ぜひ参考にしてください。
📖この記事のポイント
- ChatGPTの「Sora」は動画生成ができるAI!
- テキストや静止画などから動画生成が行える!
- 料金プランに応じて作成できる動画の画質や長さに違いがある
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無料AIセミナーを見てみるChatGPTのSoraとは?
ChatGPTのSoraとは、動画生成AIです。ChatGPTを利用するのと同じように、プロンプトを入力すると、AIがそれを解析してわずかな時間で動画を生成してくれます。
Soraは、ChatGPTのアカウントを経由して利用できるため、すでにアカウントを所有している人はChatGPTを開いた時に左側に出てくるサイドバーのSoraをクリックするとそのままSoraにアクセスできます。

Soraにアクセスすると英語表記となっているため、不安になる人もいるかもしれませんが、プロンプト自体は日本語で作成可能です。
ChatGPT Soraでできる4つのこと
ここではChatGPTのSoraを使ってどういったことができるのか解説します。動画生成はもちろんそれ以外のこともできるため、ぜひ参考にしてください。
テキストから動画を生成する
先ほども説明しているように、Soraでは、プロンプトを入力することでそれをもとに動画を生成できます。プロンプトにより具体的な状況を書き込むことで、違和感のない質の高い動画生成が可能です。
また、動画の内容だけでなく、動画内の人物やキャラクターがどのように動くのか、どういった背景を含んだ動画にするのかといった点もプロンプトで指示を出せます。
日本語に対応しているため、細かい部分までこだわった動画を作成したいといった時にもおすすめです。
静止画から動画を生成する
Soraでは、静止画を使った動画生成にも対応しています。また、静止画をアップロードしたうえでプロンプトと組み合わせて指示を出すことで、より高精度な動画生成が可能です。
例えば、動画のイメージを伝えたい場合、静止画をアップして、この画像のようなデザインにしてほしいといったこととを伝えることもできます。
動画を編集する
作成した動画を編集することも可能です。例えば、動画を拡張して複数の動画を用いたループ動画を作成する、シームレスなトランジションを作成するといったこともできます。
編集自体はとても簡単で初めて操作する人でも直感的に扱える点が特徴です。主な編集機能としては以下のようなものがあります。
- リミックス:動画のオブジェクトの入れ替えや削除などができる
- リカット:特定の瞬間を抽出して前後のシーンを拡張する
- ブレンド:2つの動画をつないで1本にする
- ループ:動画を繰り返す
画像を作成する
Soraは動画だけでなく画像生成にも対応しています。画像の解像度は最大で2048×2048のため、高画質の画像を作成したいといったニーズにも応えられます。
また、ただ画像を作成するのではなく、動画作成にあたって事前にイメージを確認するために画像で出力してもらう、動画から静止画を切り出して活用すると言った使い方もできます。
動画と静止画の両方を作成できるため、制作効率の向上にも貢献してくれる便利さは大きな特徴です。
ChatGPT Soraの利用料金
SoraはChatGPTアカウントと連携して利用する仕組みとなっているため、利用料金に関してはChatGPTの料金がそのまま適用されます。
具体的には、無料版、月額20ドルのPlus、月額200ドルのProの3種類です。
無料版の場合、フィードの閲覧や他のユーザーが作った動画を見ることはできますが、動画生成には使えないため注意してください。
また、PlusとProの場合でも、画像の解像度や長さ、使用するクレジットに限りがあるため注意月必要です。
Plusは1ヶ月1,000クレジットまで利用でき、解像度は最大で720ピクセル、動画の長さは5秒まで対応しています。
また、Proは、1ヶ月10,000クレジットまで利用でき、解像度は最大で1,80ピクセル、動画の長さは20秒まで対応しています。Proの場合、5つの動画を同時に生成できる点が特徴です。
ChatGPT Soraの使い方の手順
ここではChatGPT Soraの具体的な使い方の手順を紹介します。先ほども説明しているように、SoraはChatGPTのトップページ左側のサイドバーからアクセス可能です。

「Sora」をクリックすると以下のトップページが開きます。

この画像の下部にあるチャットの入力欄にプロンプトを入力すると、動画を作成してくれます。ここでは以下のようなプロンプトを入力しました。

動画作成中に、サイドバーにある「My media」をクリックすると以下のような画面が表示されます。

実際に動画が生成されると以下のように動画を視聴できます。


なお、下部にあるアイコンをクリックすると動画の編集も行えます。
ChatGPT Soraの活用シーン6選
ここでは実際にChatGPT Soraを活用できる具体的なシーンを紹介します。面白そうな機能をどのように実践で用いればいいのか気になるといった方は、ぜひ参考にしてください。
1.教育・トレーニング用の教材動画作成
Soraを使って社員教育やトレーニングなどを行う際の教材動画を作成できます。
特定のスキルや操作方法、職務に関連する内容をプロンプトとして入力することで視覚的に作業内容や手順などを理解することが可能です。
効率よく教育・トレーニングを進めたい企業にとっては便利なツールだといえます。
2.プロモーションビデオの作成
商品紹介や店舗紹介など、各種プロモーションビデオもSoraを使って作成可能です。
先ほども説明したように、Soraは静止画から動画を作成できるため、商品の画像をアップしたうえで対象商品の具体的な紹介文やどうやって紹介してほしいかといったことを指示することもできます。
また、建設前の店舗の完成予想図をもとにオープン後のイメージ動画を作成するといった使い方もできます。
3.SNSコンテンツの作成
Soraは〜20秒の動画作成に対応しているため、SNSに投稿するショート動画の作成にも適しています。
動画コンテンツを通して視覚的にフォロワーにアプローチしたいものの、作成に割けるだけのリソースがないといったときでもSoraがあればプロンプトを入力するだけで、短時間で質の高い動画を作成できます。
動画作成に時間がかからないため、流行り廃りが早いSNSでもその時々で柔軟にコンテンツを作成可能です。
4.イベント予告ビデオの作成
イベントの予告ビデオもSoraを使えば簡単に作成可能です。具体的には、企業のイベントに関する詳細情報をプロンプトとして入力するだけです。
この時どういった点を強調してほしいか、どういった伝え方にしてほしいかといった点を細かく入力すればより質の高い動画を生成できます。
また、企業のロゴや過去のイベントの写真などがあればそれをアップロードして動画生成に活用してもらうことも可能です。
5.FAQビデオの作成
FAQビデオの作成にもSoraは適しています。
よくある質問とその回答をテキストで入力することで、説明ビデオをすぐに生成できます。顧客向けの動画を作成しておけば、顧客サポートの効率を高めることも可能です。
6.試着・使用イメージの動画作成
商品の使用イメージ、服の試着イメージの動画作成にもSoraの利用がおすすめです。
具体的には、商品画像をアップしたうえで「この画像の服を着た女性が青空の下で笑っている」といったプロンプトで指示を出すことで試着・使用イメージ動画を生成できます。
作成した動画はECサイトやSNSなどで活用可能です。
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ChatGPTのSoraを利用するコツ
ここではSoraを利用するにあたってのコツを紹介します。より効率よくSoraを活用するためにはどういった点に気をつければいいのか、ぜひ参考にしてください。
クレジットに気をつける
SoraはChatGPTのプランに応じて1ヶ月に利用できるクレジットが決められているため消費量に注意しなければなりません。クレジットの消費は、動画の解像度や長さによって異なります。
具体的には以下の通りです。
解像度 | 480p:20〜150クレジット 720p:30〜540クレジット 1080p:100〜2,000クレジット |
動画の長さ | 5秒:20クレジット 10秒:40クレジット 20秒:80クレジット |
無駄な消費を回避するためにも、必要最低限の解像度を選択することをおすすめします。例えばSNS用のコンテンツであれば480pや720pで十分です。
また、社内用のコンテンツの場合も1,080pのような高画質を使用する必要はないといえます。
プロンプトはできるだけ具体的にする
ChatGPT同様プロンプトをできるだけ具体的にすることもSoraを使ううえでのコツの1つです。
例えば「綺麗な風景の動画を作って」と指示を出すよりも「夕日が沈む海辺で、砂浜に立っている椰子の木の動画を作って」という方がより具体的であり、イメージに近い動画を作成してもらえます。
具体的なプロンプトをどのように作成すればいいかイメージが湧かない場合、ChatGPTを使ってプロンプトを作成してもらうのもおすすめです。
プリセットで目的にあったスタイルにする
Soraでは、特定の映像スタイルを適用する「スタイルプリセット」の使用が可能です。

スタイルプリセットでは、以下のようなスタイルから選択できます。
- なし
- Archival(アーカイブ風)
- Film Noir(フィルムノワール)
- Cardboard & Papercraft(段ボールとペーパークラフト)
- Whimsical Stop Motion(ストップモーション)
- Balloon World(バルーンワールド)
同じ動画でもスタイルが違うだけでイメージも大きく変わるため、ぜひ試してみてください。
ChatGPTのSoraを利用する際の注意点
ここではSoraの利用にあたって注意するべき点を紹介します。特に初めて利用する方はチェックしてみてください。
クレジットの繰越はできない
Soraはプランに応じてクレジットが付与されていますが、クレジットの繰越はできません。
例えば、Plusプランは1ヶ月1,000クレジットの利用ができますが、1ヶ月以内で1,000クレジットを使いきれず余ったとしても翌月に余った分を繰り越すことはできないため注意してください。
クレジットは月毎にリセットされる仕組みとなっているため、損をしないためにも毎月使い切るようにすることをおすすめします。
動画はAI特有の不自然さが残る
Soraは質の高い動画を生成できますが、それでも細かい部分を見るとAIが作成したことがわかる不自然な表現が残ります。
例えば、先ほど例として作成したサッカーの動画は、動画の途中でサッカーボールが急に2つになっています。

複雑な場面や動きを伴う動画作成となると、うまく再現できない可能性があるため、シンプルな動画作成に使用する、作成する前に一度短めの動画を作成して様子を見てみるなどしてみてください。
また、先述の通り、プロンプトをより具体的にすることで状況が改善されるケースもあります。
ChatGPTのSoraについてよくある質問
最後にSoraに関してよくある質問とその回答を紹介します。
- Q商用利用はできる?
- A
Soraで作成した動画は商用利用が可能です。Soraの運営もとであるOpenAIではサービスの利用規約を明記しており、プロモーション目的での使用を問題ないとしています。
- QDALL·Eとの違いは?
- A
DALL·Eは、OpenAIが開発した画像生成モデルです。Soraは動画作成や画像作成に対応しているのに対して、DALL·Eは静止画の作成に特化しています。
まとめ
今回は、ChatGPT Soraについて解説しました。この記事のポイントは以下の通りです。
- ChatGPT SoraはOpenAIが展開する動画生成AI
- テキストからの動画生成、静止画からの動画生成、動画の編集などが行える
- プランに応じてクレジットが決まっており、毎月の利用制限があるため注意が必要
今回の内容を参考にSoraを活用してみてください。
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