中国の企業「快手」が開発した動画生成AI『KLING』が、2024年7月24日から、ついに日本でも利用可能になりました!
本記事では、動画生成AI『KLING』の登録方法から使い方まで分かりやすく解説していきます!
KLING AIとは?
KLING(クリング)は、中国のテクノロジー企業「快手」(クアイショウ)が開発した革新的な動画生成AIです。TikTokのライバル企業として知られる快手の豊富な動画データを活用し、驚くほどリアルで高品質な動画を生成することができます。
KLINGの特筆すべき点は、1080pの高解像度で最大2分間の動画を生成できる能力と、30fpsのフレームレートによる滑らかな動きです。さらに、物理エンジンを搭載していることで、現実世界の法則に従った自然な動きを再現することができます。
上記のポストのように、一部のユーザーからは、OpenAIのSoraを超える性能を持つと評価されており、動画生成AI技術の新たな地平を切り開く存在として期待されています。
KLINGへの登録方法
まずは、こちらのトップページにアクセスしましょう。
右上の「Sign in」をクリックします。
ここで、メールアドレスとパスワードを入力してください。(GmailやYahooメールアドレスなどが利用できます。)
パスワードは8文字以上必要です。
パズル認証が始まります。こちらはマウスでドラッグするのではなく、下記画像の赤枠の「≫」をスライドさせて認証します!
認証が出来たら、入力したメールアドレスに認証コード(Verification Code)が届くので、送られてきたコードを入力してください。
これで登録は完了です!登録時点で66のクレジットが付与されます。
KLINGの使い方
ではここからは実際にKLINGを使って動画を生成する方法をご紹介していきます!
テキストから動画を生成する方法(Text to Video)
トップ画面から「AI Video」を選択します。
上から順に設定していきます。
今回はこちらのプロンプトを入れてみました。
On an alien planet, a cyberpunk urban streetscape, the buildings are futuristic, the camera moves slowly forward, and there are pedestrians on the streets
訳:エイリアンの惑星、サイバーパンクな都市の街並み、建物は未来的で、カメラはゆっくりと前に進み、通りには歩行者がいます。
次は詳細設定です。(日本語訳)
上から、
- 創造性の高いものに近づけるか、関連性の高いものに近づけるかを選ぶ
- ハイパフォーマンスor高品質(現在選べません)
- 長さを選ぶ(現在選べません)
- 動画の縦横比を選ぶ
で操作してください!
次に、カメラのアングルを決定します。
最後に任意でネガティブプロンプトを入力したら「Generate」で生成をスタートしましょう!1つの生成で10クレジット消費します。
大体5分ぐらいで動画が完成しました!
しっかりプロンプトに沿った動画が生成されていますね。
画像から動画を生成する方法(Image to Video)
続いて画像から動画を生成する方法をご紹介します。
トップ画面から「AI Video」をクリックし、「Image to Video」タブに移動しましょう。
元画像を挿入します。今回は下記の女性の画像を入れてみます。
続いてどんな動画にしたいかを任意でプロンプトで指示します。
今回はこちらのプロンプトを入力しました。
A woman is smiling and looking towards me, her dress is swaying in the wind, and the sea is rippling.
訳:女性が微笑んでこちらを向いており、ドレスが風に揺れ、海が波立っています。
次は詳細設定です。
上から、
- 創造性の高いものに近づけるか、関連性の高いものに近づけるかを選ぶ
- ハイパフォーマンスor高品質(現在選べません)
- 長さを選ぶ(現在選べません)
で操作してください!
最後に任意でネガティブプロンプトを入力したら「Generate」で生成をスタートしましょう!1つの生成で10クレジット消費します。
大体5分程度で完成しました!
このように、現段階ではめちゃくちゃクオリティの高い動画生成が出来るという訳ではなさそうですが、操作性もわかりやすく、無料でも5~6本動画が生成できるのでとても魅力的かと思います!
KLINGの料金設定・商用利用について
2024年7月26日現在は、KLINGの料金設定について詳しく明かされていません。サービスの本格的な展開に伴い、近い将来サブスクリプションプランが導入されると予想されますが、具体的な詳細はまだ明らかになっていません。
しかし、現在のところ、KLINGは使用者に毎日66Creditsを無償で提供しています。このCreditsシステムにより、ユーザーは無料で動画生成AIを体験することができます。
将来的な料金設定や商用利用のガイドラインについては、サービスの進化と需要の拡大に応じて明確化されることが期待されます。現時点では、個人での実験的な利用や非商用目的での活用が主となりますが、ビジネス利用を検討している方は、正式な発表を待つことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
中国の動画生成AI「KLING」の使い方や登録方法について、詳しく解説してきました。
現状はまだすべての機能が使えるわけではないので、どの程度クオリティの高い動画生成が出来るのかは不明です。今後のアップデートに期待しましょう!
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