2023年5月、限定的に公開されていたChatGPTのGPTs(旧プラグイン)がChatGPT Plus(有料)のメンバーに公開されました。
その中で、プラグインストアに掲載されている、すべてのChatGPTのプラグインを使ってみたのでそれぞれ使い方を解説していきます。
今回は「BlockAtlas」について解説します。
※2025年1月31日にChatGPTの新しいLLM『o3-mini』が登場しました!下記記事で詳しく解説していますので、合わせてチェックしてみてください。
ChatGPTのプラグイン「BlockAtlas」でできること
BlockAtlasは、米国国勢調査に関連する質問ができるようになるプラグインです。
このプラグインを使うことで、アメリカのさまざまな情報にアクセスできます。
どんな情報が見られるのか、ChatGPTに聞いてみました。
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Blockaltasを使うとどんなデータが出せるのか教えて!
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BlockAtlasは、アメリカの人口統計データを提供するツールです。
以下に、BlockAtlasを使用して取得できる主なデータの種類を示します。
- 所得データ:平均所得、中央値所得、所得階層などの情報を提供します。これは、特定の地域の経済状況を理解するのに役立ちます。
- 人口データ:特定の地域の総人口、年齢別人口、性別別人口、人種別人口などの情報を提供します。
- 住宅データ:住宅価格の中央値、家賃の中央値、住宅所有率などの情報を提供します。
- 教育データ:特定の地域の学歴分布、学校の数、学生の数などの情報を提供します。
- 雇用データ:特定の地域の雇用率、失業率、産業別雇用分布などの情報を提供します。
これらのデータは、地域の経済状況、社会状況、教育状況を理解するのに役立ちます。また、これらのデータは、地図上で視覚化することも可能です。
だそうです。アメリカのデータを調査をする際はかなり役立ちそうですね。
ChatGPTのプラグイン「BlockAtlas」の使い方
「BlockAtlas」の使い方①:プラグインストアからダウンロード
まずは、ChatGPTのプラグインストアからダウンロードする必要があります。
ダウンロードがまだの人は以下のボタンを開いてみてください。
まずは設定(Settings)で、「Plugin」をオンにしましょう。現在は、Beta featuresからオンにすることができます。
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すると、Chatの「GPT-4」のところに「Plugins」というものが現れます。こちらを押してください。
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するとPlugin storeが出てきます。こちらを押してください。
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その中で「BlockAtlas」というものがあるので、インストールしましょう。これで準備は完了です。
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「BlockAtlas」の使い方②:知りたいことについて質問するだけ
BlockAltasはアメリカの国勢調査情報を知るサービスですが、ChatGPTが情報を引き出してくれるので、日本語で質問してOKです。
試しにニューヨークの所得の平均について聞いてみました。
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「こちら」を押してみると、以下のような地図が出てきました。(興味のある方は画像を押してみてください)
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視覚的にわかって便利ですね。
ChatGPTのプラグイン「BlockAtlas」を使う際の注意点
BlockAtlasは便利ですが、視覚化情報とデータはリンクしていない点には注意しましょう。
以下はニューヨークの世帯年収の推移を聞いたときの回答ですが、指定された「こちら」を押しても表示されるデータは同じデータでした。地図を表示する機能についてはまだβ版なのかも知れません。
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データについては間違いなさそうなので、問題なく利用できそうです。
「BlockAtlas」の使い方のまとめ
いかがだったでしょうか?
この記事をまとめると、
- BlockAtlasはアメリカの国勢調査の統計が見られるChatGPTのプラグイン
- BlockAtlasの使い方は簡単で、プラグインをダウンロードして質問するだけ
- 地図で表示する機能については、まだ地図のレパートリーが少ない
でした。
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