Grok Imagineで作るショート動画副業!X経済圏で導線を最短にする始め方

Grok

毎日投稿しても再生は200で止まり、似たような AI 動画ばかりで埋もれていく――この徒労感の正体は、腕前ではなく置き場所と題材の選び方にあります。

YouTube Shorts と TikTok が企業と専業クリエイターの土俵に変わる一方、X はインプレッションから固定ポスト、収益化までが 1 画面で繋がる短い導線を持ち、そこに数秒のクリップを高速に流し込める Grok Imagine が嵌まり始めています。本記事はこの「X 経済圏ピボット」を前提に、副業として崩れない作り方と運用を 1 本通します。

読み終えた頃には、Grok Imagine を月いくら課金してどの尺で回せばよいか、どんなジャンルを 9:16 で出せば X の導線に乗るか、Shorts や TikTok とのラベル運用や収益化条件で何が違うかが一通り掴め、最初の 1 本を固定ポストに置くところまで自分の手で進められます。

内容をまとめると…

  • Grok Imagine の副業適性は生成の速さと X タイムラインへの最短導線にあり、Sora や Runway とは別文脈のツール

  • 9:16 × 6 秒を起点に Extend from Frame で 30 秒まで継ぎ足す 4 ステップが、再現性の高い副業ワークフロー

  • X 経済圏では連投リズム・固定ポスト・プロフィール文・X 連携の 4 点を揃えて、インプから収益化までの距離を詰める

  • Shorts は original 要件、TikTok は AI ラベル必須化、X は Premium 加入とインプ閾値と、収益化までの登り方が 3 つとも違う

  • 商用利用と AI ラベルの落とし穴では、xAI ToS の許諾と著作権・肖像権の別法理を二段で押さえる

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監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

なぜ今、Shortsから「X経済圏」へ寄せるのか

毎日投稿しても再生200で止まる、似たような AI 動画ばかりで埋もれる――その手応えのなさは、腕前というより置き場所の選び方で生まれていることが少なくありません。

YouTube Shorts と TikTok は、企業や専業クリエイターが厚く張る土俵に変わりつつあります。AI 生成コンテンツのラベル運用やオリジナリティ要件も整い、量産して投げれば伸びる段階は静かに終わりました。

一方の X は、インプレッションからプロフィール、固定ポスト、収益化までの距離が短い構造を持ちます。タイムラインで短尺動画も再生されるため、副業の導線として読み直す動きが今年に入って出てきました。

そこに重なるのが Grok Imagine です。生成の速さと X への流し込みやすさを兼ねるため、副業視点では「X 経済圏の起爆剤」として位置づけ直す価値があります。

この記事では、まず Grok Imagine を副業前提で押さえ、ジャンルと配信先の地図を引き、I2V から30秒尺の書き出しまでをたどります。後半は X の連投運用、収益化条件の違い、規約と権利の落とし穴を順に扱います。

Grok Imagineを副業視点で押さえる

ここからは、副業として実際に回す前提で Grok Imagine の現在地を整理していきます。便利そう・速そうという雑感ではなく、自分の作業時間と財布感覚に置き換えて読めるかを物差しにしてください。

見る角度は 3 つ用意しました。「機能と他 AI 動画ツールとの違い」「料金プランと無料枠で出せる本数」「9:16 と尺の最大公約数」の順に、副業導線でどう効くかをそれぞれの章で短く確認します。

ひとつ前置きしておきたいのが、情報源の取り扱いです。Grok Imagine は更新が速く、海外メディアと国内メディアで仕様の記述が割れている箇所があります。本記事では日本語で読める準公式相当として整備されている SHIFT AI の情報を一次の幹に置き、表記が割れる箇所は時点注釈を添えて並べる形で扱います。

この章を読み終える頃には、「自分が今月いくら課金して、どんな尺で、何本くらい出せるのか」のラフな見立てが立つ状態を目指します。

①機能と他AI動画ツールとの違い

Grok Imagine の副業適性は、生成の速さと X への即投稿が同じ画面で完結する設計にあります。画像 1 枚を渡せば数秒のクリップが出てきて、そのまま X タイムラインに流せます。

同じ I2V (画像から動画を作るモード) を備えていても、立ち位置は他のツールとはっきり違います。Sora は最長尺寄りで重厚、Runway Gen-3 は高品質志向のクリエイター向け、Luma は実写ライクと、いずれも 1 本に時間をかけて作品を仕上げる道具です。

対する Grok Imagine は、Extend from Frame と呼ばれる継ぎ足し機能で短いショットを段階的に伸ばせるため、似た世界観のクリップを毎日 1〜2 本回す副業導線と相性が良くなります。

②料金プランと無料枠で出せる本数

料金プランは、記事公開時点では Free / X Premium / X Premium+ / SuperGrok 系という階層で並んでいます。それぞれを「動画生成にまず触れる入口」「日常の投稿を回す土台」「より量を出したいときの選択肢」と読み替えると、副業の作業設計に落としやすくなります。

無料枠は記事公開時点でも動画生成自体に触れられる位置づけですが、日々の生成回数には上限が用意されています。試しに動かして手応えを掴むぶんには十分でも、毎日コツコツとクリップを積み上げる用途では早めに頭打ちになりやすい、という前提で見ておくと安全です。

副業として向き合う場合は、月いくらの課金で何本回せそうかを、自分の投稿リズムから逆算する発想が要になります。ゆったりした投稿ペースで回すなら下のティアでも収まりやすく、毎日まとまった量を量産したい人ほど上位プランへ寄せる、というのが目安の組み立て方です。料金や上限の数値は更新が入りやすいので、契約前に公式の最新表示を必ず確認してください。

③9:16と尺の最大公約数

Aspect Ratio と尺の選択肢は情報源で表記が割れます。海外の解説では 9:16 を含む 7 種類のアスペクト比と 1〜15 秒の幅で紹介される一方、日本語メディアでは 16:9 を基準に 6〜10 秒の表記が目立ちます。記事公開時点では実装が動いているなかでの過渡的な揺れと捉え、副業ワークフローには「最大公約数」を選ぶ発想で臨むのが安全です。

ここで言う最大公約数は、自分が後で置きたい配信先すべてを 1 本の素材で賄える設定です。X / YouTube Shorts / TikTok はいずれも縦動画前提なので、最初から 9:16 で作り、最短にあたる 6 秒で 1 ショット生成し、Extend で必要な尺まで継ぎ足すことで、書き出し直しや切り抜き直しを最小化できます。

横長 16:9 を起点にすると縦配信ごとに余白や切り抜きが発生し、長尺を一発生成しようとすると破綻時の作り直し範囲が広がります。短く確実に生成して、確かめながら継ぎ足していく順番が、副業として崩しにくいリズムです。

ジャンル選びと配信先の地図を引く

ツールの現在地が掴めた次に詰まるのは、操作よりも一段上にある「何を、どこで出すか」の問いです。ここでは X 経済圏を前提に、ジャンルと配信先を選ぶための物差しを地図のように引いておきます。

副業で先に折れるのは、撮り方ではなく題材選びです。再生が伸びない原因のほとんどは、世界観もシリーズ性も持たない単発動画を、性質の違うタイムラインに置いてしまっていることにあります。

判断軸として効くのは次の三つです。プロフィールに帰ってきた人が「次も見たい」と思えるシリーズ化耐性、X のタイムラインで音なし自動再生されても刺さるかどうかの音声依存度、そして数秒で世界観が立つ視覚的な一貫性。Grok Imagine は数秒のインパクトクリップを継ぎ足して伸ばす作りのため、この三つと相性の良い題材を選ぶほど作業量が減ります。

AI 動画と噛み合うジャンルの代表例を、軸との関係で並べます。

ジャンル強みになる軸固定ポスト導線への乗せ方
ASMR系・環境音音声依存度を逆手に取り「音ありで見る価値」を作る同じ部屋・同じ素材で連作にしてシリーズ化する
シネマティック短尺世界観の一貫性と数秒のインパクトテーマ縛り(夜景・廃墟など)で並べてプロフィールを世界観で見せる
キャラ世界観キャラの再登場でシリーズ化耐性が最も高い同じキャラの別シチュエーションを連投し固定ポストで導線化

配信先の選び方は、X を起点に「同じ素材が他面でも使えるか」を考えると無理がありません。9:16 縦動画で作っておけば、X で固定ポスト導線に乗せながら、別面では Shorts や TikTok にも回せます。ただし他面ではオリジナリティ要件や AI ラベル運用の影響があるため、その温度差は後ほどの『Shorts/TikTok/Xの収益化条件を横並びで読む』で改めて整理します。

地図ができたら、次の章で実際にキー画像から動画を作っていく流れに入ります。題材が決まっていると、そこから先のキー画像作りも生成プロンプトも迷いが減ります。

I2VからExtendまでの制作フロー

ジャンルと配信先の地図が引けたところで、ここからは実際の制作フローに踏み込みます。先ほど決めた「9:16 縦・6 秒 + Extend ループで30秒まで延長」という方針を、画面の前で手が動く粒度に落としていきます。

副業として回すことを考えると、毎回フローを思い出しながら作るのは時間の無駄です。作り方を 4 つのステップに固定して、1 本作るごとに同じ順番をなぞるようにすると、迷いが消えて純粋に題材選びと仕上げに集中できます。

以下の 4 つのステップで進めます。

ステップやることこの段階で確定するもの
① キー画像を用意するテーマに合わせた静止画を作る・持ち込む動画全体の世界観と画角
② I2Vで最初のショットを作るキー画像を入力に6秒程度の動画を生成動きの方向性と最初の見せ場
③ Extend from Frameで伸ばす末尾フレームを継ぎ足して30秒まで延長尺と展開の起承転結
④ 9:16縦動画として書き出すX / Shorts / TikTok に回せる形で出力配信用の最終素材

注意点を 1 つだけ先に渡しておきます。③の Extend は「Extend ボタンを押せば勝手に伸びる」ものではなく、生成済み動画から Copy Video Frame を右クリックで呼び出し、末尾フレームを I2V に戻して継ぎ足すループ作業です。専用ボタンを探して詰まる読者が多いため、手順としては I2V を何度か繰り返す形になることを先に押さえておいてください。

次の章から、この4ステップを順に手元で再現できる粒度で扱っていきます。

①テーマからキー画像を用意する

キー画像とは I2V に渡す静止画のことで、ここで決めた絵柄がそのまま動画全体の世界観になります。前の章で決めたジャンルとプロフィールの世界観に揃えて作るほど、シリーズとして並べたときの統一感が崩れません。

用意の仕方は二通りあり、どちらでもかまいません。Grok Imagine の同じ画面で画像を生成してそのまま I2V に流す方法と、別の画像生成ツールやスマホ内の写真など外部素材を持ち込んでアップロードする方法です。

キー画像は次の三つを満たすほど、続く I2V で動きが破綻しにくくなります。

  • 主体は 1 つに絞る:人物・キャラ・モノのいずれか 1 つを中心に置き、複数の被写体を競わせない
  • 視線や向きを明確にする:被写体がどこを見ているか / どちらに進むかを画面から読み取れる構図にする
  • 動きの余白を残す:主体の進行方向や手前側に空間を空け、カメラやモーションが入り込む隙を作る

②I2Vで最初のショットを作る

用意したキー画像を入力にして、最初のショットを6秒目安で1本生成します。画面の操作はシンプルで、画像をアップロード → I2V を選ぶ → プロンプトを入れる → 生成を実行の4手で済みます。

ここで結果を左右するのはボタンの位置ではなく、プロンプトの書き方です。最初のショットを安定させるコツは1つだけで、動きを1つに絞り、誇張表現を入れないことです。複数の動きや派手な指示を一度に渡すほど、AI 側で整合が取れなくなり、被写体が崩れたり背景が暴れたりします。

方向性として OK と NG をならべると次のようになります。

OK: A woman slowly turns her head to the left, soft cinematic lighting.
NG: A woman dramatically spins, jumps and dances while the camera explodes around her, ultra dynamic.

OK 例は「視線を左に向ける」という動き1つに絞り、ライティングだけ静かに添えています。NG 例は spin / jump / dance / explode と動詞を重ねており、6秒の中で破綻しやすい典型です。

最初の1本で気に入った結果が出なくても、プロンプトを大きく書き換えるのではなく、動詞を1つ減らす / 副詞を slowly や gently に置き換える程度の調整から始めると、安定した1本に辿り着きやすくなります。

③Extend from Frameで30秒に伸ばす

「Extend from Frame」という名前から専用ボタンを探してしまう読者が多いのですが、画面のどこを見ても独立した Extend ボタンは見当たりません。実体は、生成済み動画の末尾で右クリック → Copy Video Frame で末尾フレームを取得し、それを新しい I2V の起点画像にして 6 秒を継ぎ足すという、I2V を何度か繰り返す手作業のループです。

前の章で作った 6 秒ショットを起点に、この継ぎ足しを 4 回繰り返すと 6 + 6 + 6 + 6 + 6 = 30 秒に到達します。1 回 1 回の操作は同じ形なので、慣れれば 1 ループ数分で回せます。

各継ぎ目でやることは、毎回この 3 つだけです。

  1. 直前に生成した動画の末尾で 右クリック → Copy Video Frame を選び、末尾フレームをコピーする
  2. コピーしたフレームを 新しい I2V の起点画像 として置き、同じ画面で再度 I2V を実行する
  3. プロンプトでは 「直前の動きの自然な続き」を 1 つの動詞で指定し、新しい動きを足さない

尺の積み上がりを表にすると次のようになります。

継ぎ目起点フレームプロンプトの方向累計尺
1 本目(前章で完了)キー画像最初の動きを 1 つ決める6 秒
2 本目1 本目の末尾フレーム視線・歩み・カメラのどれか 1 つを続ける12 秒
3 本目2 本目の末尾フレーム同じ動きを別の角度・距離で継続18 秒
4 本目3 本目の末尾フレーム場面転換ではなく余韻に寄せる24 秒
5 本目4 本目の末尾フレーム静止に向けて減速、画面の重心を整える30 秒

前の章で触れた「動きを 1 つに絞り、誇張表現を入れない」は、Extend では継ぎ目ごとに毎回守るルールになります。継ぎ足しのたびに新しい動詞を追加すると、被写体がフレームを跨いだ瞬間に表情や服装が崩れます。続ける動きは前回と同じ系統に揃え、変えるとしても 1 動詞だけ差し替えるくらいに抑えてください。

もし途中で破綻したショットが出たら、そのループだけ生成し直します。最終的な 1 本になるのは「自分が OK と判断した 5 本」を順に並べた結果なので、途中の差し戻しは品質に直結します。

④9:16縦動画として書き出す

30 秒尺まで継ぎ足したら、最後はそのまま 9:16 の縦動画として書き出します。Imagine の動画タイルから完成したショットをダウンロードするだけで、生成時に 9:16 を選んでいれば縦比はその比率で保存されます。書き出し設定の細かいダイアログを探す必要はありません。

アップロード前に、書き出したファイルを 30 秒だけ目視で確認しておきます。チェックは次の 4 点に絞れば十分です。

  • 縦比 — 9:16 で書き出されているか(横長になっていたら生成設定からやり直す)
  • 動画長 — 30 秒前後に収まっているか(継ぎ足しの 1 ループが抜けていないかを確認)
  • 音声 — 無音か、仮の音が乗っているか(差し替えるなら投稿先での編集に回す)
  • ファイルサイズ感 — 数百 MB を超えていないか(配信先のアップロード上限に引っかかりやすい)

ファイル名は genre_theme_yyyymmdd_v01.mp4 のように、ジャンル・テーマ・日付・版番号を入れておくと、同じ素材を別プラットフォームに出し分けたあとでも元データを辿りやすくなります。

この 1 本があれば、X の固定ポストにも Shorts にも TikTok にも同じ素材で回せます。次の章では、その素材を起点に投稿導線を最短にする運用へ進みます。

X経済圏で導線を最短にする運用

9:16の素材ができたら、次はそれを誰の目にどう触れさせるかの設計です。Xではタイムラインのインプから、プロフィール訪問、固定ポストの閲覧、次のアクションまでが、ほぼ1画面の中で完結します。

この4ステップを最短に詰める運用を、今日から真似できる粒度で4つに分けて整理します。

1つ目は連投リズムです。1本完成してから日を空けるのではなく、6秒ショットを土台にした動画を1日2〜3本、朝・昼・夜のように分散して投稿します。

Xは1投稿あたりの寿命が短く、間隔を空けすぎると同じフォロワーにも届きません。同じ世界観の連作として並べると、1本目で止まった人が2本目で反応するという拾い直しも起きます。

2つ目は固定ポスト設計です。プロフィール訪問者が最初に読むのは固定ポストなので、ここを「代表作1本+その文脈を伝える1行+次に動いてほしい先への誘導」の3点セットで組みます。

動画単体を貼って終わりにせず、テーマや作風が一目で伝わる文を添えることで、フォローや次の到達点への動きが変わります。

3つ目はプロフィール文の役割です。プロフィール文は自己紹介ではなく着地点案内として書きます。

「誰の何を、どんな作風で発信しているか」を1〜2行で言い切り、続けて固定ポストへの誘導を1行で添えます。肩書きや経歴を並べるより、フォローすると今後どんな動画が流れてくるかが伝わる構成にします。

4つ目はX連携の活かし方です。Grok ImagineはX上で生成から共有まで完結する設計なので、投稿までの摩擦が他のAI動画ツールより明確に短く済みます。

生成直後の流れでそのままポストに乗せ、固定ポストと作風がぶれないことを最優先します。X連携をジェネレーターとしてだけ使うのではなく、作品の置き場所と発信導線をひとつのアプリ内に揃える運用に切り替えるイメージです。

この4つを揃えると、1本のインプから固定ポスト到達までの距離が短くなり、次の章で扱う各プラットフォームの収益化条件にも、読者をそのまま接続できる土台になります。

Shorts/TikTok/Xの収益化条件を横並びで読む

X の導線を整えた次に押さえておきたいのが、置き場所ごとの収益化ルールの違いです。YouTube Shorts・TikTok・X は、AI 動画の扱いも、収益化までの登り方も同じではありません。

結論から言うと、AI 生成だと開示する義務はどの場所でも共通オリジナル素材であることの要求は Shorts が一番厳しい収益化までの登り方は Shorts と TikTok がフォロワー / 再生の閾値、X は有料プラン加入とインプレッションの組み合わせです。まずは横並びで眺めます。

プラットフォームAI 生成コンテンツの開示義務オリジナル要件収益化までの主な条件
YouTube Shorts視聴者が誤解しうる合成・改変は投稿時に申告 (改変・合成コンテンツの開示)既存動画の流用や再アップロードはパートナープログラムの対象外。本人が制作したオリジナル尺であることが前提YouTube パートナープログラム加入 (チャンネル登録者数と Shorts / 長尺の視聴量の双方が一定基準を満たすこと、AdSense 連携など)
TikTokAI 生成・大幅な編集を含む現実的なコンテンツは投稿時に「AI 生成」ラベルを設定 (満たない場合は規約違反扱い)機械的な合成だけで構成された動画は Creator Rewards 等の対象外。一定尺以上の独自性ある動画が前提フォロワー数・直近の動画再生数・年齢・本人確認など TikTok 側のプログラム要件を満たす
Xコミュニティノートや規約に基づき、誤認させる合成は明示する運用プラットフォーム横断の二次利用素材だけの投稿は推奨されないX Premium / Premium+ への加入を前提に、一定期間のインプレッション量などを満たすと Ads Revenue Sharing の対象

この表で押さえてほしいのは、「ラベルを付ける」と「収益化に通る」は別問題だという点です。AI ラベルを正しく設定しても、再アップロードや短すぎる切り抜きが続けば、Shorts や TikTok 側の独自性要件で外されることがあります。

また、X の収益化条件 (Premium 必須・インプレッションの閾値・Ads Revenue Sharing の取り分) は、公式ヘルプの記述と各種解説記事で表現が割れる領域です。2026 年 5 月時点で公開されている範囲を前提にしており、加入時には X 公式ヘルプの最新表記をそのまま確認してください。Shorts と TikTok についても、ここに書いた閾値は記事公開時点の YouTube ヘルプ / TikTok サポートの記載に沿ったものです。

副業導線として読むなら、Grok Imagine で作った 9:16 を X に最短で乗せつつ、Shorts と TikTok には「同じ素材の再アップロード」ではなくジャンル別の独自カットを回す形が、3 つの規約を同時に踏まないやり方です。続く章では、その上で気を付けたい権利・規約まわりを整理します。

規約・著作権・肖像権の落とし穴

ここまでで収益化までの登り方は整いますが、最後に押さえたいのが規約と権利の落とし穴です。守りが甘いと、伸びかけたアカウントごと止まることがあります。

まず Grok Imagine の利用規約では、生成した動画の所有権は基本的にユーザー側にあり、商用利用も原則認められているという二次情報が多く出回っています。ただしこれはあくまで「xAI からの利用許諾」の話で、著作権や肖像権・パブリシティ権までクリアになるわけではありません。最新の条文は xAI 公式の Terms of Service を必ず自分で読み、商用展開の前に判断材料を揃えてください。

次に注意したいのが、実在する人物や既存キャラクターを匂わせる出力です。有名な俳優の顔立ち、既存作品の絵柄、版元のある二次創作的なモチーフを I2V の入力に置くと、たとえ AI 生成であっても、第三者の著作権・商標・肖像権・パブリシティ権に触れる余地が残ります。生成自体は技術的に通っても、配信先で削除や収益化解除になる可能性は別問題として考える必要があります。

最後に、各配信先の AI ラベル運用は手を抜けません。「片方の SNS では付け、もう片方では付け忘れる」「固定ポストだけ申告しない」といった部分的な運用は、規約違反と判定されるおそれがあります。全配信先でラベルを既定 ON にし、迷ったら付ける側に倒すのが現実的な守り方です。

規約まわりは更新が早く、ここで書いた整理も2026 年 5 月時点のものです。商用展開の前には、xAI の利用規約と各プラットフォームの最新ヘルプを一次情報で確認し、判断が難しい局面では弁護士など専門家への相談も選択肢に入れておいてください。

まとめ

ここまでの流れを、最初の 1 本を投稿するまでの最短回路として束ねます。

副業として動かす視点で押さえる要点は次の 3 つです。

  • 配信先は X 経済圏を主戦場に据え、Shorts や TikTok は派生として置く
  • 制作はキー画像から I2V、Extend で継ぎ足し、9:16 で書き出す 4 ステップに絞る
  • 規約と AI ラベル運用は迷ったら付ける側に倒し、伸び始めたアカウントを守る

最初の 1 本に取りかかる手順は、1 行ずつ追えば十分です。

  • ジャンルを決める
  • キー画像を 1 枚用意する
  • I2V で 6 秒のショットを作る
  • Extend を繰り返して 30 秒まで伸ばす
  • 9:16 縦動画として書き出す
  • X の固定ポストに紐付けて投稿する

完璧な 1 本より、まず動く 1 本を X の固定ポストに置くところから、導線の短さを自分の感覚で確かめてみてください。

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沖
講師 沖@画像生成
画像生成クリエイター Xフォロワー 5.5万人 romptn ai 監修者
  • 大手企業6社と契約実績(TOYOTA, mercari, 伊藤園 等)
  • AI映画制作3本、WORLD AI FILM FESTIVAL 2026 in KYOTO にて2冠達成
  • Best AI Anime 受賞
  • Japan Best AI Film(グランプリ)受賞(応募431作品中)
  • 経歴:元WEBデザイナー・マーケター → 2023年に生成AIと出会い転身 → プロのAIクリエイターへ
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