2023年5月、限定的に公開されていたChatGPTのプラグインがChatGPT Plus(有料)のメンバーに公開されました。
その中で、プラグインストア(Plugin Store)に掲載されている、すべてのChatGPTのプラグインを使ってみたのでそれぞれ使い方を解説していきます。
今回は、プラグインを紹介するプラグイン、「Pluginpedia」について解説していきます!
ChatGPTのプラグイン「Pluginpedia」はどんなプラグインか
Pluginpediaは、ChatGPTのプラグインストアの情報をChatGPTに聞きながら検索できるプラグインです。
プラグインを探すプラグイン。なんだか訳がわからなくなってしまいそうですね。
2023年6月現在、ChatGPTのプラグインストア上には240以上ものプラグインが公開されています。
このプラグインを入れるだけでその検索ができるならかなり便利かもしれません。
Pluginpediaの使い方①:プラグインストアからダウンロード
まずは、ChatGPTのプラグインストアからダウンロードする必要があります。
ダウンロードがまだの人は以下のボタンを開いてみてください。
まずは設定(Settings)で、「Plugin」をオンにしましょう。現在は、Beta featuresからオンにすることができます。
すると、Chatの「GPT-4」のところに「Plugins」というものが現れます。こちらを押してください。
するとPlugin storeが出てきます。こちらを押してください。
その中で「Pluginpedia」というものがあるので、インストールしましょう。これで準備は完了です。
Pluginpediaの使い方②:実際にChatしていく
まずは、SEOで使えるはないかどうか聞いてみました。
一応出てきました。
ただ、実はプラグインストアで「SEO」と検索するとヒットするプラグインはもっとあります。
実際、すべてのアプリを使ってみましたが、SEOに関連するプラグインであることは間違いなかったです。
ですので、検索にヒットするのは一部のプラグインなのかもしれません。
高度なことを要求すると嘘をつく
こちらの検索機能に格納されているデータはすごく少ないようで、少しアレンジして高度なことを要求するともっともらしく嘘をついてきます。
例①「表形式で出力して」
これは全て存在しないプラグインですね。
例②「学生生活で役に立つプラグインを教えて」
こちらも全て存在しないプラグインでした。
Pluginpediaの仕組み
Pluginpediaはかなり単純な仕組みでできていて、それが嘘をつく理由でした。
以下の画像を見て下さい。これは、どのようなレスポンスがプラグインから帰ってきているかを表示したものです。
Pluginpediaからのレスポンスでは、「plugin_description」(プラグインの説明)、「plugin_logo_url」(プラグインのロゴのURL)、「plugin_name」(プラグインの名前)が帰ってきています。
ですのでこれ以上の情報は出せないですし、ここに乗っていないプラグインは出力されない(代わりにもっともらしい嘘をつく)という訳です。
そう考えると、直接プラグインストアで検索した方が早い気がしますね。
「Pluginpedia」の使い方のまとめ
こちらの記事では、ChatGPTのプラグインである、Pluginpediaについて解説してきました。
この記事をまとめると
- Pluginpediaは、ChatGPTのプラグインを検索できるプラグイン。
- 単純な質問には応答できるが、高度な質問をするとうまく動かなくなる。
- 理由はシンプルで、Pluginpediaにはプラグイン名とその簡単な説明、ロゴしか格納されていないから。
でした。
Pluginpediaに格納されている情報はシンプルな情報のみなので、あくまで参考程度にしましょう。
Romptnでは他のプラグインについても解説していますので、ぜひご覧ください。
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