不動産価格査定をAIで行う技術が、東急リバブル株式会社と株式会社Ristによって開発され、特許を取得しました。
このAIニュースのポイント:
- 東急リバブルとRistは共同で、不動産価格を査定するAIシステムを開発し、その技術で特許を取得しました。
- このAIシステムは、人間の査定担当者と同等水準の価格を算出でき、査定業務の効率化と標準化を実現します。
- AIモデルは、1,000件を超える査定データを学習しており、マンションと土地戸建てに関して高い精度の価格査定が可能です。
AI技術を用いた不動産価格査定システムは、東急リバブルの査定担当者が行う査定と同様の水準を達成しています。このシステムにより、査定業務の時間短縮と生産性向上が見込まれ、不動産売却において、より迅速かつ高品質なサービスを提供することが可能となりました。
高い精度を持ち、不動産査定のDX化にも貢献
AIモデルの開発には、東急リバブル査定担当者の経験とRistのデータサイエンスの専門知識が組み合わされています。AIモデルの作製にあたっては、東急リバブル査定担当者が用意した1,000件を超える査定データが使用されており、MER値はマンション版1.98 %、土地戸建版3.88%を実現しています。
また、この技術は、様々なステークホルダーへのサービス提供も検討されています。技術の外部公開により、不動産査定のDX化がさらに進展することが予想されます。
出典: PRTimes