CAC、養殖魚の体重推定と資産価値算定を実現するAIシステムを提供開始 | romptn Magazine

CAC、養殖魚の体重推定と資産価値算定を実現するAIシステムを提供開始

AIニュース

株式会社シーエーシー(CAC)は、画像認識AIを活用して養殖魚の体重を推定し、資産価値を算定するシステム「魚体鑑定システム」のMVP版を提供開始しました。

このAIニュースのポイント

  1. システムは、水中カメラで撮影した養殖魚の動画から、画像認識AIを用いて個々の魚の体重を推定し、データ化します。
  2. この技術により、養殖業者は魚体を傷つけることなく、リアルタイムで魚の成長度や生簀内の資産価値を把握することが可能になります。
  3. 養殖魚の体重データを基にして、時価を算出し、養殖業者の資金調達の円滑化に貢献することも期待されています。

このシステムは、養殖業の効率化と利便性の向上に役立つ機能を提供し、さらに養殖魚を動産担保融資(ABL)の担保とすることで、養殖業者の資金調達を支援します。

長崎県での実証実験を経て、他地域への展開も計画されており、水産業の再生と地域活性化への貢献が期待されています。この取り組みは、養殖業のデジタルイノベーションとして、産業の持続可能性向上に向けた重要なステップとなります。

出典: PRTimes