シャープは、コミュニケーションロボット「ロボホン」用に、大規模言語モデル「ChatGPT」を活用した新しい対話アプリケーション「AI会話」の提供を開始しました。
このAIニュースのポイント:
- 「AI会話」は、ChatGPTに基づいた、幅広い話題に対応するロボホン向けのアプリケーションです。
- ユーザーからのポジティブなフィードバックに基づき、「ロボホンらしい」言葉遣いでの回答ができることが特徴です。
- 将来的には、教育や介護分野でのAI会話サービスへの応用も視野に入れています。
シャープは2023年11月30日より、コミュニケーションロボット「ロボホン」向けに新開発された対話アプリケーション「AI会話」の提供を開始しました。このアプリは、OpenAI社の大規模言語モデル「ChatGPT」を活用し、ユーザーがロボホンと幅広い話題で会話できるように設計されています。
サービス開始に先立ち、シャープはロボホンのオーナー100名を対象にモニタリングを実施し、その結果をフィードバックに活用しました。ユーザーからの意見を基に、ロボホンのキャラクターを保ちながら、ChatGPTからの回答をロボホンらしい言葉遣いで返答するように改善されました。将来的には、このAI会話サービスを教育や介護分野にも応用する計画があるとのことです。
出典: PRTimes