東洋建設は、GAUSS社、OKI社と協力し、フライングビューの映像データを用いて、クラウドを介した効率的なAIモデル作成ができる物体検知システムを構築しました。
このAIニュースのポイント:
- 新開発されたシステムは、フライングビューの広域俯瞰映像を利用し、作業員や船舶などの画像データを活用してAIモデルを作成します。
- このシステムにより、AI学習用のデータ収集や検知システムの構築が工事中に職員によって行えるようになり、コストと導入期間を大幅に削減します。
- 今後、同社はこのシステムの導入を加速化し、建設DXの推進と工事現場の安全性や作業効率の向上を目指すとのことです。
東洋建設株式会社は、株式会社GAUSS、沖電気工業株式会社と共同で、リアルタイムリモートモニタリングシステム「フライングビュー®」の映像データを活用した新しい物体検知システムを開発しました。このシステムは、フライングビューの4台の魚眼カメラ映像を合成して得られる広域俯瞰映像を利用し、AIモデルを効率的かつ経済的に作成することが可能です。
これにより、従来の課題であった監視対象の追加学習や誤検知・未検知の最小限化が容易になり、工事現場における安全性の向上と作業効率の改善が期待されています。
出典: PRTimes