エン・ジャパン株式会社がミドル世代を対象に実施した「生成AIの活用」に関するアンケート調査の結果を公開しました。
このAIニュースのポイント
- 約2割のミドル世代が職場で生成AIを使用しており、主に「マーケティング系」「コンサルタント系」の職種で利用されています。
- 生成AIの主な用途は「ドキュメント要約・議事録作成・文字起こし」、「メール作成」で、多くのユーザーが「ChatGPT」を使用しています。
- 生成AIのメリットとして「生産性の向上」「労働時間の削減」が挙げられている一方で、懸念点としては「誤情報の発信」「真偽確認の手間」「機密情報の漏洩」が指摘されています。
この調査は、エン・ジャパン株式会社が運営する転職サイト「ミドルの転職」の35歳以上のユーザー1,434名を対象に行われました。調査結果によると、約2割のユーザーが生成AIを業務で使用しており、特に「マーケティング系」と「コンサルタント系」の職種で使用率が高いことがわかりました。また、生成AIの主な用途としては、文書の要約や議事録作成、メール作成が挙げられており、使用ツールとしては「ChatGPT」が最も多く利用されています。
調査では、生成AIのメリットとして「生産性の向上」や「労働時間の削減」が挙げられていますが、一方で「誤情報の発信」や「真偽確認の手間」「機密情報の漏洩」などの懸念点も多くのユーザーに指摘されています。さらに、約3割のユーザーが生成AIによる仕事への影響に対して不安を抱えていると回答しており、特に「クリエイティブ系」の職種では半数以上が不安を感じていることが明らかになりました。
出典: PRTimes
