公開されてから続々と新しい物が出るChatGPTのプラグイン。
興味はあるけれどなかなか使ったことがない人も多いのではないでしょうか?
今回は、エンジニア向け求人情報検索のプラグイン「Career Copilot」について解説していきます!
ChatGPTのプラグイン「Career Copilot」はどんなプラグインか
Career Copilotはエンジニア向けの職探しプラグインです。
使い方をChatGPTに聞いてみました。
ChatGPTのプラグイン「Career Copilot」の使い方を教えて!
もちろんです。「Career Copilot」は、ソフトウェア開発者がより良い仕事を見つけるためのアシスタントツールです。以下に、主な機能とその使用方法を説明します。
①仕事のリストを取得する:getJobs
という機能を使用して、特定の条件に基づいた仕事のリストを取得できます。以下のパラメータを指定することができます。
・userId
: 現在のユーザーのID
・linkedinUrl
: ユーザーのLinkedInのURL。これにより、より正確な検索が可能になります。
・location
: ユーザーの場所。これにより、特定の地域の仕事を検索できます。
・title
: 仕事のタイトル
・seniority
: 仕事のシニアレベル(”JUNIOR”、”INTERMEDIATE”、”SENIOR”、”STAFF”、”PRINCIPAL”)
・skills
: 仕事の検索に使用するスキル
・salaryMin
: 仕事の最低給与
②毎日の仕事リストを購読する: subscribeJobs
という機能を使用して、毎日の仕事リストをメールで受け取ることができます。上記のgetJobs
と同じパラメータを指定することができますが、さらにemail
を指定する必要があります。
これらの機能を使用するには、適切なパラメータを指定して、プラグインの関数を呼び出す必要があります。例えば、特定のスキルを持つシニアレベルの仕事を検索するには、以下のようにgetJobs
関数を呼び出します。
career_copilot.getJobs({
skills: ['JavaScript', 'React'],
seniority: 'SENIOR'
});
これにより、指定したスキルとシニアレベルに基づいた仕事のリストが返されます。
他にも求人プラグインはいくつかありますが、なかなか日本の求人に対応しているものは少ない状況でした。Career Copilotはどうなのでしょうか?
日本での仕事も検索できますか?
はい、Career CopilotのgetJobs
関数では、location
パラメータを使用して特定の地域での仕事を検索することができます。したがって、日本での仕事を検索するには、location
パラメータに”Japan”または特定の都市名(例:”Tokyo”)を指定します。
以下に、日本でJavaScriptとReactのスキルを持つシニアレベルの仕事を検索する例を示します。
career_copilot.getJobs({
skills: ['JavaScript', 'React'],
seniority: 'SENIOR',
location: 'Japan'
});
このコマンドを実行すると、指定した条件に基づいた日本での仕事のリストが返されます。
このプラグインは、日本の仕事にも対応していそうです!
Career Copilotの使い方
まずは、ChatGPTのプラグインストアからダウンロードする必要があります。
ダウンロードがまだの人は以下のボタンを開いてみてください。
まずは設定(Settings)で、「Plugin」をオンにしましょう。現在は、Beta featuresからオンにすることができます。
すると、Chatの「GPT-4」のところに「Plugins」というものが現れます。こちらを押してください。
するとPlugin storeが出てきます。こちらを押してください。
その中で「Career Copilot」というものがあるので、インストールしましょう。これで準備は完了です。
ダウンロードが終われば、実際に使っていきましょう!
サンプルでもらった条件をそのまま入れてみます。
きちんと出てきました!
リンクを押してみると、ZealsとCommuneの採用ページにきちんと飛んでいたので、ダミーデータではありませんね。
給与情報なども一緒に見たいと思ったので、お願いしてみました。
残念ながら、出力できないそうです。
とはいえ、一応求人プラグインとしては機能していますね。
ただ、これは他の求人プラグインも同様ですが、わざわざChatGPTで調べる必要があるのか、というのが微妙なところです。
他のプラグインと組み合わせてスプレッドシートに出力をしたりすれば便利かもしれないですね。
「Career Copilot」の使い方のまとめ
こちらの記事では、ChatGPTのプラグインである、Career Copilotについて解説してきました。
この記事をまとめると
- Career Copilotはエンジニア向けの求人プラグイン。
- 他の求人ツールだと日本に対応していないものも多いが、地域指定を日本にすれば、きちんと日本の求人情報がヒットする。
- 職を探すときは仕事内容や仕事レベル、仕事に使う言語、給与などでフィルターできる
- ただ、職探しをするときにこのプラグインをわざわざ使う必要があるかというと微妙。
でした。
RomptnではChatGPTの他のプラグインについても解説していますので、ぜひご覧ください。
- ChatGPTで〇〇を効率化したい
- スライドを作るならどのAIツールがおすすめ?
- おすすめのGPTsが知りたい
同じ悩みを解決した人がいるかもしれません。ぜひ質問してみてください!