消しゴムマジックはなぜ物体を消せる?AIが活用された仕組みを解説!

AI活用

消しゴムマジックを使うと、画像に映り込んだいらない物体を最初から無かったかのように消せてしまいます。

魔法のような機能ですが、これには一体どのような技術が使われているのでしょうか?

今回は、消しゴムマジックの仕組みと、仕組みを踏まえた上での使い方のコツについて解説していきます!

📖この記事のポイント

  • 写真に写り込んだ不要なものを消せる「消しゴムマジック」の正体は、AIが消した部分の背景を予測して自動で画像を生成・合成する「境界線予測機能」
  • 物体の後ろに隠れていたものが見えるようになるわけじゃなく、あくまでAIが周りの景色から「ここに何があったら自然かな?」と予測して補っているだけ!
  • 自分で消したい範囲を雑に選ぶより、AIが「これを消しますか?」と提案してくれたものを消す方が断然キレイに仕上がる
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監修者プロフィール
森下浩志
日本最大級のAI情報プラットフォーム「romptn ai」編集長。著書に「0からはじめるStable Diffusion」「0からはじめるStable Diffusion モデル・拡張機能集編」など、AmazonベストセラーのAI関連書籍を多数執筆。AIにおける情報の非対称性を解消するための社内研修や出張講義も行う。

消しゴムマジックの仕組みはAIの「境界線予測機能」

「消しゴムマジック」とはGoogleが提供する写真編集機能の一つを指します。iPhoneでもGoogle Oneに課金することで、Google Photoから使うことができます。

この機能は、写真から不要なオブジェクト(電柱や通行人など)を選択して、消去するというものです。

この仕組みにはAIの「境界線予測機能」が使われており、オブジェクトを消去したあと、AIが消去跡の空白部分を予測した画像を生成・合成しています。

消去した部分が周囲の背景に自然に溶け込むように、AIが自動編集を行っているのです。

そのため当然ですが、「オブジェクトの後ろにあった隠れていたもの」を出現させることなどはできません。

あくまで背景をAIが予測し、補完しているだけです。

iPhoneやブラウザ上で使える消しゴムマジックの類似機能でも同じような技術が使われています。

仕組み上、手動よりも提案されたものの方が綺麗に消せる

消しゴムマジックやいくつかの類似ツールでは、AIがオブジェクトを自動検出して、それを消すかどうかを提案してくれます。

仕組み上「AIに提案されたオブジェクト」はAIにとって消しやすいものなので、基本的にはこの自動検出を使って物体を消去するのがおすすめです!

こちらは自動検出に従って消去してみた画像になります。

自分で消す範囲を塗りつぶし選択することもできますが、不必要な部分を含みやすいので、消去跡も目立ちやすくなります。

消す対象は小さい方が良い

もう一つ消しゴムマジックを使うコツとして、「消す対象は小さい方が良い」ということが挙げられます。

AIが消去跡の空白部分を予測した画像を生成・合成しているだけなので、本物の画像に含まれていた部分が大きいほど違和感は少なくなります。

どうでしょうか?大きい鹿を消去した方では、地面や石の部分に少し違和感があります。

消す対象はなるべく小さいものが良さそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、Googleの消しゴムマジックの仕組みとコツについてご紹介してきました!

ポイントをまとめると次のようになります。

  • 消しゴムマジックの仕組みは、AIによる「境界線予測機能」
  • 消しゴムマジックの仕組み上、手動よりも提案されたものの方が綺麗に消せる
  • 同様の理由で、消す対象は小さい方が上手くいく

消しゴムマジックの仕組みにはAIが活用されていました。今後の画像編集技術の発展にも期待が高まります!

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